表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
半魔族の少女は料理と共に  作者: 秋雨そのは
1章 転生少女の憂鬱
10/136

9話 街へ出発

話を面白くするのって難しい……

ブクマありがとうございます

行間少し変えました、誤字修正!

 私は、2人が落ち着くまでの間これからの事を考える。


(このままじゃ、私のこっそり考えてた。ことが出来ないじゃない!)


 私は、危機感を感じている。

 転生してから、したい事があったのだ。


(それは、異世界の食事はどういうものか……周ってみたい!)


 1人考え込んでいると、女神が話しかけてきた。


――そういえば、お互いに名前知らないんじゃない?――


「そういえば……そうね」


「僕も忘れてました……」


 お風呂での事があったから、名前とか聞いてなかった。

 あんな……!!? また顔が熱く……。


――また、思い出してる……初めて見られたのですからしょうが無いですね――


「うるさいわよ!」


「まぁまぁまぁ」


 コホンッと一息入れて、軽く自己紹介する。


「私の名前は、マリア・トアネット・カールです。よろしくお願いしますね」


「僕の名前は、ケルト・シライシです。よろしく」


――それにしても、妙な組み合わせですね~――


「でもいいんじゃないですか? 僕にとって良い巡りあわせですよ」


 笑顔でそんなこと言われたら、許すしかないじゃない……。


「妙な組み合わせってどういうことよ?」


――面倒ですけど、説明しないとダメですね……――


 ところどころ面倒がるのね、女神。


「そういわず、教えてよ~」


「待ってください、僕が説明します」


――やった、説明する手間省けた~――


 後で現れたら殴ってやろうかしら……。

 軽く殴らないと治らないかもしれない。


「それでは、まず貴女に謝らなければなりません。すみません」


 そういって頭を下げる。

 ちょっとどういうことよ?


「いきなり謝れてもわからないわよ……」


「そうですね、僕の父……もうお亡くなりになりましたが」


 黙って私は、待つ。


「父は、僕が5歳の時ある家族を、崩壊まで追い込みました」


「その家族は、魔族と人間で住んで、裕福に暮らしていたんです」


 ん? ちょっと待って、それって……。


「そう貴女の家族を殺めたのは、僕の父……ミナト・シライシ、勇者です」


 えぇ~、まさか私の転生先の家族を襲った。息子さんだったの~。


「そ、そうでも私は気にしてないわよ」


「なんでですか、僕は……僕はあの勇者の息子なんですよ」


 私に取っては、記憶の入る前の家族だし、結局捨てられたしね……。


「貴方が、その人のせいでどんな事にあったかは知らない……でも、私は許してあげるって言ってるの」


「でも……それじゃあ僕が気が済みません!」


 確かにそうかもしれない……、私は苦が無く過ごせたし構わないのだけど……。

 あ、丁度いいから、お願いしたいことが……。


「それなら、私がお願いが……あるわ」


「はい! なんでも」


 ん? いや、なんでもないですよ?


「私のお友達になってくれませんか?」


「はい!……え?」


 ダメ……かな?

 街も案内してもらいたいし、異世界初めてのお友達になりたいな~って。


「……ダメ?」


「ダメじゃありません! 僕なんかで良ければ」


 彼は笑顔で答えてくれた、良かった~。


――長々と面倒なやり取りでしたね……、要件が終わったらそのギスギス感無くしてくれます?――


 女神の一言で、彼と私は呆れた。

 でも、それも良いかな……。


「でも、友達って何するのかな……?」


 彼も友達いないようだ。


「街を案内してもらえませんか?」


「是非! 貴女がこの家にいる間色々な発展がありましたよ」


 前の街は分からないけど、楽しみだな~。


「幸いにもこの近くなので、行きましょう」


「あ、でも……」


「どうしたんです?」


「この角じゃ目立つわね……」


 何か無いかな……、部屋に戻り衣服類を見てみる。

 丁度いい、角が隠れるような、つばの大きな帽子が飾ってあった。


「うん、これで良いかな」


 私は、帽子を被り大きな鏡の前で、くるりと一回転する。

 風呂場で着替えた、白い膝までワンピースの服が揺れた。


――いいんじゃないですか? それなら違和感ありませんし――


 すると、女神が褒めてきた。珍しい……。


「僕もいいと思います、でも今度はちょっと困りますね……」


 彼はそこまで言うと、恥ずかしそうに口を閉じた。


「どうしたの?」


――貴女意外と天然の男たらしね――


「どういう意味よ!」


 失礼ね。


――貴女自分が可愛いとか思ったことあるの?――


「無いわね……それがどうしたの?」


 だって、それ自意識過剰じゃない?

 転生してから誰にもあってないし……女神以外。


――はぁ……貴女が可愛いくて言い寄ってくる、男が多いかもしれないですよ?――


 確かに女の子が居たら、声を掛けられるかもしれない……。

 しかもトラウマ持ちで上手く対応出来ないかもしれない。


(あれ?……でも彼だとなんで大丈夫なんだろう?)


 そう思いつつ、家を後にするのだった。

今回で第1章終了です。次は、街への道のりです


(マリア)料理してないんだけど

(女神)無理に決まってるじゃないですか

(マリア)素材は取れるけど、街に行かないと

(女神)バレたら何されるか、分からないですけどね

(ケルト)そしたら僕がなんとかしますよ

(マリア・女神)不安しか無い……


次の……

(マリア)減ってきたわよ

(女神)もっと面白い人召喚しないとダメ……なの

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ