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旅人 (彷徨う王)  作者: 葵海豚
4/4

カナリアード・ガルチェコ・カール

「お待たせしました」

底抜けに明るい声が街道脇の小さな出店に響く。

かなり全力で走ってきたのだろう、顔は赤く上気しており若干息も乱れている。

本人は隠しているつもりであるが背中に背負った【ガルチェコの斧】が身につけている革の鎧の金属部分に当たっている。

本人は一生懸命平常をよそおっているが当然、乱れる息・吹き出す汗・全て誤魔化せてはない。

(一生懸命隠しているし、そこに触れる必要はないかな)

キャラバン隊のメンバーもその事には触れる様子はない。

すでにこちらに向けられた警戒心は完全ではないが薄れたようで、こちらに背中をむけて先ほど¨カナリアード・ガルチェコ・カール¨から注文された〈アトニスの実〉を探している

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