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温泉地詣で
大病や、大怪我、難病の家族や、恋人、友達とか、大切な人の苦難をなんとか治したいと思うのは、心情で、手助けしてあげたいのも心情、だけど、神様だって世界全部の願いが叶えられない。母も助けられるなら、助けたいだろうが、魔力的な力は体力と同じで限界がある。神殿に詣でた人は、誰でも回復力のある温泉に入り、飲める。病気や怪我の度合いにもよるだろうが、効果はあるだろう。母も回復力を使わないことに後ろめたさを感じることなく、生きて行ける。高山で魔獣の領域で、温泉のガスが、回復力を独り占めしたいと襲って来る奴等も撃退しやすいと、考えたのだけど、人の願望は凄いものだった。ガスがあるところには、神殿とほったらかしの湯だけだけど、その下側、街道から登れる小道は、だんだんと、詣でる人が多くなり、商業的協会が魔獣もものともせず集まって来た。そして小道は広がり、伊香保温泉みたいになっていった。びっくりだわ。




