表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

願いが叶う代わりに絶対に死ぬ部屋

作者: 清水さささ

【この空間は、願い事を一つするまで出られません】



【願い事は必ず叶いますが、願った方は必ず死にます】


【願いは確定後に、叶った後の未来をお見せ致します】




【では、願い事のある方はどうぞ】





 デスゲームにでも巻き込まれたのだろうか?


 私は今、光ひとつ届かない暗闇に立っている。そして同じ空間には30名ほどの男女がポツリポツリと立っている。


 光は無いのに、その姿だけはハッキリと確認出来た。


 その人々の国籍は様々だった。それはひと目で分かった。


 日本人、西欧人、中東系、欧米人、中華系……


 多種多様、老若男女、人を選ばずと言った所だ。むしろここまでバラバラだと、意図的に色々な種類を集めて来た。と言われたら、そういう風にも見えるかも知れない。



 最初に中華系らしい中年の女性が金切り声をあげた。


「なんなのよここ!! 願うかわりに死ぬ!? 何それ願う意味ないじゃないの!! ここから出しなさいよ!!」


 口の動きは全然日本的じゃないのに、何故か完璧な日本語で喋ってるように聞こえる。この空間のシステムなのかもしれない。


 すると、先程アナウンスをしていた闇の声のような存在が喋りだした。



【ここから出しなさい。それがあなたの願いですか?】



 一同にざわめきが走る、そんなシステム的に元も子もない願いで良いのかという困惑。中華系女性は即答だった。


「ええそうよ!! それで良いわ!! 出してもらえるのね!!」




【では、叶えた後の未来をお見せします】


 その瞬間、誰もが見える上空に、雲のモヤのように女性の未来が映った。それは険しい岩肌に打ち付けられ、血を流して首の骨が折れている女性の姿だった。


 もちろん女性は狂ったように叫び出す。



「何よこれ!! 死んでるじゃないの、ふざけるのもいい加減に……!!」



 そのヒステリックな抗議は暗闇の先のどこにも届かず、女性の姿は暗闇の黒に飲まれていった。


直後……


ドシャ!!


 岩に骨付きのチキンを叩きつけたような音が暗闇中に響いた。



「きゃああああ!!」 「うわ、うわあああ!!」


 何名かはパニックを起こし、その場で頭を抱え込む。



 そこで東南アジア人らしきボロ布一枚を着てやせ細った少年が空を見上げてつぶやいた。


「外に出ることを願って、願いが叶って死んだんだ……」



 なるほど、システムは本物みたいだ。

 しばらくは誰もが言葉を失っていた。


 すると一人の日本人女性が私の元へと走ってきた。


「聖子!! 聖子じゃないの、どうして、これなんなの? 私達どうなるの!?」


「あら、里奈も来てたのね、知らないけど、なんだかとんでもない事に巻き込まれたみたいね」


 私は聖子。日本で普通のOLをしている。最近あった大きな出来事は……結婚詐欺に引っかかって、溜め込んでいた500万を、一人の男の起業宣言に賭けてしまい、騙されて失った事くらい。



「そうだったのね、さっきの映像はなに? 怖すぎじゃない? ホントに何なのここ?」


 この女の名は里奈。私の会社の同僚で、半年前に中途入社した後輩。




 そうしていると、北欧系の傷だらけの軍人らしき30前後程の男が大声をあげた。


「おーい!! 本当になんでも叶うのかよ!! なあ!!」


 闇の声からの返事は無かった。その暗闇の全員が男に注目しており、静寂が走る。男は続けて腹から声をあげた。


「俺の願いは世界の滅亡だ!! このクソッタレの世界を、全部ぶっ壊してくれよ!! 出来るのか!! なあおい、そしたら俺の命なんて差し出すぜえ!!」


 男を見る周囲に戦慄が走る。


「何言ってんだお前!!」 「早まるなよ、おい!!」



 小太りした白人男性が、その男に飛びかかっていった。

「そんな無茶苦茶な願い、するんじゃねえよ!!」


 しかし、白人男性は軍人の男の体をすり抜け、飛び込んで行ったままのポーズで暗闇を滑っていった。



 そして闇からの声が響く。


【世界の滅亡、それが願いで良いんだな】


「いいぜ!! やっちまってくれよ!! 」



 上空に映像が流れる。そこは雪の降る荒廃した都市だ。その都市が端から粉々の塵のように分解して、消滅し始めた。


 走る戦車、号令をかける兵隊、全てが次々と塵になり、今度は消滅が遠景となり、宇宙からの景色となって丸い地球が欠けた月のように消え去り、太陽が消え去り、遠い星々が風に吹かれた砂のように消滅していく。


「ハハハ!! こりゃあ良いや、スッキリ爽快!! 敵の蛆虫共も、ハエみたいな上官共もまとめて吹き飛びやがったぞ!! 」


 そう言って顔を抑えながら高笑いする軍人の男は、暗闇に溶け込んでいった。




 止めようとした白人男性は、両手を膝について叫んだ。


「クソっ!! なんだよあのイカレ野郎は!! これじゃもう何を願っても意味ねぇし、助かる可能性も無くなったじゃねぇか!!」



 里奈も動揺して私にすり寄って来た。


「ねえ、これなんかまずくない!? ここから抜け出す方法がもう無いってことなの?」


「私も知らないわよ……こんなの、どうなるかなんて……」


 一斉に暗闇の空気がざわめきだす。誰の声が誰の声かも分からない混沌の状態。


 そんな中、一人だけの声が確かに透き通って全員の耳に届いた。



「母さんを、生涯養ってくれる、優しい富豪の妻にしておくれよ」



 それはやせ細った東南アジア系の少年だった。虚ろに宙を眺めている。その感情に動揺のようなものは無かった。



【母親を富豪の妻にする。それが願いで良いんだな?】



 闇からの確認が来たが、少年は固い決意を持った瞳で空を見つめていた。


「ダメだ。生涯養ってくれる優しい富豪の妻だ」


 それは強力な念押しだった。それに答えるように、闇の声が響いた。



【母親を生涯養う、優しい富豪の妻にする。その願いで良いんだな?】


「お願いします」


 少年は即答していた。その目には光が灯り、褐色の肌の中で宝石のように輝いていた。


 しかしそこで困惑が走る。西洋風のスーツの男性が、少年の願いに対して意見する。



「世界が滅んでいては、叶わないのでは……」



 すると再び雲の映像が映る。それは顔中がしわくちゃになった老婆が、豪華な絨毯と食卓に囲まれている光景だった。周囲には子供や孫と思わしき人物が集まっていて、楽しそうに食事をしている。


 少年はポツリとつぶやく。



「母さん……」


 世界が滅んだはずなのに、その風景が生き生きとして映っている。そしてその後に現れたのは立派な墓標だった。文字は読めないのだが、アッサムと書いてあるのが感覚的に分かった。そしてそれが少年の名前だと言うことも、自動的に理解に染み込んできた。


 書かれた年号から、今から50年後の未来である事が分かり、それだけの時間を経過しても墓標には綺麗な花が沢山飾り付けられていた。



 スーツの男性から言葉が漏れた。


「これは、世界を滅ぼす軍人の願いは無効化されたのか? それとも、少年の願いを叶えるために世界が再構成された? 願いは上書きが有効という事なのか……?」



 アッサムはゆっくりと喋りだした。


「違うと思います、お兄さん。人それぞれに、その人の世界がある。きっと軍隊のお兄さんの世界は消えたんですよ。でも僕の世界は、僕が見てきた世界だ。僕の世界では母さんが幸せになった。それでいいんだと思います」


 そう言うと少年は闇へと消えていった。



 私はそれを聞いて困惑していた。

「なにか難しくなってきたけど……どういう事なの?」



 すると、厚底のメガネをかけて、やせ細った学生風の男が説明を始めた。


「うーん、これは多世界解釈や、量子的観測者理論に基づいた原理かも知れませんなあ、可能性や見た者の数だけ、世界の数が広がっていく。科学的にも存在が示唆されている話ですよ、これはぁ」


 それに対して、はち切れそうな革ジャンを着てサングラスをかけた筋肉質な男が入り込んだ。


「んな理屈どうでも良いだろ。どうせ死ぬなら、ハッピーな願いをかけといた方が、得ってこったろうよ」


「うむむ、まさに脳ミソまで筋肉の発想ですなあ」


 メガネの男は筋肉の男を挑発するように腰を曲げている。この空間では殴られないのが分かっているからだ。




 すると、今度は全身モコモコのダウンを着込んだ中東系の顔をした女性が話し出す。


「ねえ、これ……仮説なんだけどさ……みんな、ここに来る前に死んでない?」


 それに対して、私の目の前で里奈が反応する。

「えー!? 全然死んでないよー!! めっちゃ自宅にいたし!!」


「そう? 私エベレスト登山してて、遭難して15時間、もう冷えきって助からないって思ってたら、ここに来たのよね。軍人の人も傷だらけだったし、アッサムって少年もガリガリだったでしょ……」



 私は前に出て、意見を述べてみた。

「残ってるみんな、最後に何をしてたか言ってみたらどうかしら、私は友人の家に向かっていたわ」


 小太りの白人男性はチェンソーを操るポーズを取った。

「俺は木こりだ、木を切ってたぜぇ?」


 サングラスのマッチョはバイクのアクセルを捻るポーズを取った。

「俺は仲間とツーリングさぁ、荒野を砂煙を巻いて走るのさっ!」


 メガネの男は縮こまった。

「僕はその、受験でね……! 勉強してたんだけど、金が底をついて……一週間くらい、寝てた」


 スーツの男性は冷や汗をかいていた。

「私は……勤務していたビルが火災にあって、最上階に退避した所でした……」


 すると目の下に濃いクマの出来た女性がヨロヨロと出てきた。

「私……ズット幻覚を見てたのよ……今何故か、頭スッキリしてて、何、私ってやっぱり薬で死んだの?」



 それを聞いて、私は話をまとめに入った。


「やっぱり、登山家の方の仮説は正しいんじゃないかしら、ここに居るのはきっと、既に死んだ人。そして死ぬ前の一時間くらいの記憶が消されてるんじゃないかしら」


 登山家の女性はそれに反応した。

「私も、そんな感じじゃないかと……思ってたんです」



 それに頷いて、私は理論を続けた。


「木こりの方は木を切るんですもの、危険な仕事でしょ。バイクの方も転んだら命に関わる。学生の方は一週間一人で動けてないんでしょ? ビル火災なんて言うまでもないわね。きっと最初の中家系の方も、アレが本来の死に方だったのよ、彼女は本当に外に戻っただけ」



 それに対して里奈は強く反発した。

「私は部屋にいたよ!? なに、私も死んだって事……!?」



 私はそれには答えなかった。そして提案する。


「みんな死んだ説が合ってると仮定して、なにか願いを残しておきたい人っている?」



 それには木こりの白人男性がすぐに答えた。


「そりゃ、もう助からねぇってなら、家族の事が心配になるやなあ」



 それに対して、私は正面から見つめた。


「じゃあ、この願いが、生き返りも叶えてくれるとしたら?」



 学生の男はシャキンと立ち上がった。


「僕は、実は、栄養不足で体が動かなくなってからの一週間、本当に辛かったんですよ!! 電話も止まってるし、あんな死に方するくらいなら、真面目にバイトでもすれば良かったんだよな僕……!! 生き返れたら、もっとちゃんとやり直したいですもの……!!」



「じゃあ、私がみんなを生き返らせる願いをするわ。そしたら皆は願い事出来なくなるだろうから、死んで願いを叶えたい人は、先にしておいて」



 私は迷いなくそれを宣言した。それに里奈が反応してくる。


「聖子!! 何を言ってるのあなた、こんなどこの国かも知らない人達の為に、自分だけ死のうなんて、おかしくない!?」



 それに薬物中毒の女性声をかける。


「流れからすると、あなたも死んでるから、生き返るなら、頼るしかないと思うけど……私、生き返ったら、絶対薬辞めるわ……辛いと思うけど、今かなりまともだから、決意しとかないと……」


 私は中毒女性の光無い瞳を真っ直ぐに見つめた。


「ええ、どうせなら私の命、大事につかってね」


「はい、絶対に、立ち直ります……」



 そして私は暗闇の上空を見上げた。


「願いをします、ここに居る全員を、生存可能な環境で蘇生してください!!」



 全員が息を飲んで私を見守っていた。


 闇の声が響く。


【ここに居る全員を生存可能な場所で蘇生、それが願いで良いんだな?】





 その瞬間、私は高笑いをした。


「あっはははは!! いいのね、それ通るの!? 最高じゃないの!!」



 私の豹変に、全ての視線が集まった。


「聖子……!?」 「セイコ……さん?」



「私ね、里奈とその彼氏に騙されていたのよ!! コイツは半年前に私のオフィスに入社して、彼を紹介してきた!! 私、まんまと好きになったわ、それで私の全てを騙し取られた!!」



「ちょ、ちょっと、聖子、何言って……!!」


「里奈、とぼけても無駄よ!! あなたを殺したのは、きっと私!! あなたと彼のいる部屋に乗り込む予定が私の最後の記憶!! そして私は貴方達を殺して自害する予定だった!! 成功してたのよ全て、こんなに嬉しい事ってある!?」


 私の狂気錯乱したような姿に、誰もが言葉を失っていた。完全なる静寂、私の支配空間。歪む里奈の顔。



「これはネガティブな願いでは無いわ、ハッピーな願いよ!! 」


 私は暗黒の空に手を仰いだ。


「 ここに居る里奈以外の全員を、生存可能な環境で蘇生してちょうだい!! それが私の願いよ!!」



 その瞬間、里奈の困惑に歪んだ顔が、お面でもひっくり返したかのように激怒の顔に変わった。


「お前……!! 聖子ーっ!!」




【ここに居る里奈以外の全員を、生存可能な環境で蘇生する、その願いで良いんだな?】



「確定!! 確定よ!!」



 それに対して里奈が空をあおいだ。

「やかましい!! 闇よ、聖子を殺せ!! それが私の願いよ!!」


「何言ってるの、私はもう死ぬわ、それに願いをしたらあなたも死ぬ! 意味ないわよそれ!!」



【願いは聖子を殺す。それで良いんだな?】


「うそうそ!! 今の無し!! 無しだから!!」



【蘇生の方の願いの未来を見せます】



 暗黒の空をいっぱいに埋め尽くすように、雲が輝いていた。

 笑顔、笑顔、安堵……ここに居る人間の生還した姿だった。


 木が倒れるギリギリの所で避けた木こりの男、それに泣きつく幼い息子と娘、それを撫でる大きな手。


 交差点で横転するトレーラーのすぐ脇で、バイク仲間のマッチョ達に揉みくちゃにされて、キスまでされてるサングラスの男。


 ビル火災の最上階の逃げ遅れから、屋上への移動に成功して救助ヘリにつかまるスーツの男性。


 暖炉のある雪山の小屋で、ホットミルクを手にして微笑むダウンの女性。


 実家で母親に説教される学生の男。


 病院のベッドで窓の外の空を見て手を合わせる薬物女。


 他にも、そこに居た各国の男女が、それぞれ命の危機を脱した現場にいる光景が映し出されていた。


 そしてその中に、私と里奈の姿は無かった。



 里奈はずっと叫んでいた。


「ねぇ、ちょっと待って行かないで!! 誰か私の蘇生を願ってよ!! ねえ、誰でも良いのよ!! 誰もいないの!?」



 自分が生き返れる映像を見て、自分の恩人の仇を助けようなんで奇特な人は、この若干30名程度の中にはいなかった。


 私は錯乱する里奈に、精一杯の笑顔を送った。


「私ね、あなたにはね、死ぬよりも絶望して欲しかったの!! この空間では私に恨まれた、あなた一人だけが助からない!! 最高だわ、アハハハハ!」


「待って!! ごめんなさい、ごめんなさい!! まだ貴方の願い終わってないわ、願いを変えてよ聖子!!」



 生き返り予定の者が次々と私に感謝を述べて消えていく。


「ありがとう、聖子さん、私もう一度頑張ってみるから……!!」


「ありがとうございます、俺も今日の事は忘れません、これから毎日、日本に向けて祈りを捧げます」


「僕、大学四浪してて……諦めて自堕落に過ごしてたんです、心入れ替えて勉強します……っ!!」



 私に集まる皆に、取れない握手を形だけで返していた。


「うん、頑張って。私はあなた方の幸せを願っているわ!!」



「ふざけないでよ! 待って、なんで、まだ行かないで……!!」


 里奈の発狂も暗闇には虚しく響き、そして最後の一人が部屋から消えた。



「ああっ、里奈、私は今、最高に満たされているわ、人の役に立てるって幸せな事なのよ、もう死んでもいいやってくらいにねっ!!」


「お前っ!! ふざけるな!! こんな事してどうなるか……」


「分かってるわ、私、もう死んでますからっ!!」



 私の命が尽きる瞬間、自死のタイミングってやつが完全に分かった。私の願いは完璧に叶った。気持ちは整っていて悔いは無い。最高の気分。


 でも何故だろう。最後に熱い涙が私の頬を伝っていた。



「バイバイ里奈、元気でね!!」


 私の身体は闇の中に霧散していった。意識が溶けていく。この暗闇で一人取り残された里奈は、どうなるんだろう。何を願うんだろう。



 そんな事、知らなくていいわね。


 彼女が誰を呪おうと、誰を祝福しようと……

 どうでもいい。知った事ではないわ。



 ただ彼女も、誰かを祝福して死ぬ事が出来たら良いわね。


あとがき




御閲読いただき、ありがとうございました。


この作品は「願いは叶うが死ぬ」というシンプルなルールから、

人間の選択と業を描きたいと思い執筆しました。


聖子の最後の涙、里奈のその後については

読者の皆様それぞれの解釈があれば良いかと思います。


よろしければ評価・感想をいただけると励みになります。


多層的な意味を持つ文脈や、予測不能性を重視した他作品の投稿もしていますので

私の作風がお気に召しましたらぜひ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ