クズ男がお金持ちで巨乳な隣人さんに囲われちゃう話
朝比奈 雫、17歳。高校生にして人生の勝者が確定してしまった。
人生の勝者とは何か?たくさんお金を稼ぐ?いや違うね、労働なんてめんどくさいに決まってる。否だ。
なら可愛い彼女を捕まえて幸せな暮らしを送ること?いいや否だね。そんなめんどくさいことできるわけ無いじゃないか。
つまり人生の勝者というのはね、金持ちのヒモだ。
考えても見ろ、汗水たらして労働することも、お金に困ることもないんだ。しかも朝から夜まで自由気ままにできると来た、こんなの最高でしかないだろ。
あ、君たちには御相手がいないって?ごめんごめん、俺イケメンだからさ?
「雫〜ご飯できたよ。ちゃんと貴方のために頑張ったから、褒めてくれる?」
今声掛けてきたのが僕の寄生先、またの名を山口里穂。
なんと年上の社長、しかも凄くいい体してる。こんな好物件中々居ないよな?男なら1度はこんな女に囲まれたいとか思ったこともあるはず。
「はいはい、ありがとう。今日も俺のためによく頑張ったな、里穂。」と、頭を撫でてみるとどうだ?
依存の強いメンヘラちゃんはこれだけで直ぐに満足する。
「んん…やっぱ雫に撫でられるの大好き。ねぇ、ぎゅーってしてよ。」
なんだかんだ可愛いものは可愛いよね。もちろん僕だって里穂のこと大好きだよ?でも可愛い女はいくら位でも良いよな。女好きなんて言われても否定出来ないし否定する気もないけど。
「はいはい、ぎゅー。ホント里穂は可愛いよね、愛してるよ。」といいつつ、耳元でペロリと舐めてみると、顔真っ赤にしてうずくまってる、可愛い。
「うう、やっぱ不意打ちダメだよ…ね、ねぇ…んちゅ…♡
あたしも、やり返しちゃった。」
…可愛い。語彙力が吹っ飛びそうだけど可愛いもんは可愛い。いくら女になれてようと可愛い女からキスされるなんて嬉しいことに変わりないもんだ。
「急にされるとやっぱビックリするね、里穂。
とりあえずご飯食べていい?お腹すいちゃった。今日は唐揚げだっけ、楽しみでさ。」
諸君覚えておけ、女は不意に可愛い男に弱い。かっこいいのが大前提でもあるが。
「今日も美味しかったよ、里穂。お風呂入ってくるね」
そうして体を洗っていると、風呂前に人影が。
この家に住んでるのはもちろん僕と里穂だけだから当然里穂だ。
「ねえ、雫…私も一緒に入りたいな…」
と言うと、返事を待つ間もなくそのまま浴室に入ってきて…後ろから抱きしめられた。
「まだいいって言ってないんだけど…びっくりした。」
「えへへ…不意打ち。…さっき耳舐められた時から身体が火照っちゃってさ…あたしが耳弱いの知ってる癖に。。」
何回抱きしめられても思うけど柔らか…巨乳ってほんと正義だわ…。
「耳舐められると反応いいもんな、里穂は。いいよ、今夜は寝かせられないかも、里穂がこんなことまでしちゃうからさ?」
「うう…だってぇ…我慢ならなかったんだもん、それにさ。雫にしかしないから、いいでしょ?…雫だからあたしの体も、お金も、全部あげるんだよ?」
「分かってるよ、ちゃんと里穂が1番だから。俺が一番愛してるのは里穂だけだよ。…風呂、上がろっか。のぼせてきちゃった。」
「う、うん…今夜も楽しみにしてる…愛してるよ、雫…」
「俺もだ、愛してる。」