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神の子

 神に導かれて神殿に行き着いたゲーツはた

だ、唖然な表情だった、そして神殿の使いの

者の正体が分からぬまま事が運んで行った。


『大変恐縮ですが、一つ尋ねても宜しいです

かぁ〜?』


(遠慮はいらん、申してみよ!!)


『導かれたとおっしゃいましたが、何故に私

がなのでしょうなぁ?』


(神はおっしゃいました、その者現る時神殿

に通し、その者に委ねよと、そしてその者を

神のご加護の意思を伝えよと言っておられま

した)


『という事は、全てを私の一存で良いとおっ

しゃるのですか?』


(その通り、神の使い者として此れから先、

その者に使えよと神は私に告げたのです)


『私は太陽系月星のゲーツ、宇宙全域の平和

を願う者・・・、ですがこの銀河系までは願

うことが出来ないと思っていました』

『何故なら、この限りない宇宙は無限に満ち

た場所、そして私は思うのです、平和とは気

持ちが届かないと叶わない、もし気持ちが届

いたとしても、その者は永遠にその思いを貫

き、そして伝える、どんなに時が過ぎようと

も願わなければならない・・・、実は平和と

は過酷で全ては意思による無限の感情、全て

は善と悪の背中合わせ、その者の本質を崩し

貫き・・・、そして気づいた時には貫いた者

は哀しみと、後悔、苦痛を与えられる、それ

が平和を重んじる覚悟と私は思うのです』


(月星のゲーツよ、やはり神は分かっておら

れる、もはや其方は神の使者、此れで本心は

誠と記された、此れを授けよう神聖ゲーツ、

此れは神の盾、此れを使い、そして平和のた

めに尽くすのだ)


 神の子と記された神聖ゲーツは授かった物

を手にすると、今まで着ていた服装が変わり、

光を宿した服装になった、まるで神のように。


『・・・、此れが神の存在という者ですが、

とても温かい、しかし哀しい・・・』


 ゲーツはそう言うと、涙を流し続けていた。


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