表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔法と電脳の二重奏  作者: キューリ
ファイル「1」
22/46

「21」お隣さん


ラーメンを食べ終え、一同はクレハ、スズナ、ルカの3人の寝床をチサトは案内した。



その場所は…………


















「……………え!!?」






リオは思考停止していた。


着いた場所はなんと、リオが住むことになったアパート…白雲堂であった。


今は夜なため、廊下の天井に付いたライトが点灯しており、白雲堂の表向きの階段と玄関がしっかり見えている。







「探したんだけどね、丁度いいのがここしかなかったのよ」

「アパート?」

「今日はここに泊まるのね」

「アパートなんて、初めてですわ」





と、白雲堂を見た3人の普通の反応に対し、リオは…





「チサトさん、まさか3人ともここに!?」





思考停止から意識を戻したリオはチサトに3人がここに住むことを再確認のため聞いてみた。





「そう。部屋は2号室よ。本当は3人分部屋を確保したかったんだけど、3人に一人暮らしはよくないと思ってね。一応普通のアパートより広いから安心して」

「隣!?」

「その様子だと、リオもここを選んだんだな…」





どうやら3人が住む部屋はリオの隣の2号室のようである。






「リオ君、ここに住んでるんだ」

「う、うん…引っ越したばかりだから…」

「布団3人分は用意したから、今日はここで泊まってね。後これが部屋のカギね」






チサトは上着のポケットから白雲堂のカギを取り出し、クレハに渡した。






「ありがとうございます」

「私達の為にすみません」

「いいのよ。君達3人を野宿させたくないだけだから」

「なら、お言葉に甘えましょうか」






ルカの言葉に2人も首を縦に振る。






「それじゃあ私達はここで失礼するわ。何かあったら私に知らせてね」

「リオの入団試験も後日知らせる。いいか?」

「うん。ありがとう兄さん、チサトさん」





と、カクとチサトに礼をするリオ。


クレハ達も礼をした。



そしてカクとチサトは白雲堂から去っていった。






「さてリオ君、しばらくの間ここにお世話になりますけど、よろしくお願いしますわ」

「う、うん…」

「ん?どうしたの?」

「いや、ごめん、女の子が隣に住むなんて思ってもいなかったから心の準備が…」

「ご、ごめんね」

「ううん、もう大丈夫。これから一緒に戦う仲間なんだからね。こちらこそよろしく」

「うん、よろしく。それじゃあリオ君、また明日」

「うん、おやすみ」





と、クレハ達は一足先にリオの隣の部屋へ入っていった。



その場をただ呆然としているリオは…………













「…………この家…防音対策出来てるかな…?」





リオは、隣に住むクレハ達の声が自分の部屋に響かないか心配していた。







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ