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運命

作者: 佐々木 龍

人気のない草むらで夕方、空を見上げた

オリオンの左下にある、ひときわ輝く星の名前を知らない


人は幸福を追求する過程で何かを捨てる

捨てた分だけ軽くなり、行きたいところに行ける

捨てられた存在はどこに行くのかといえば

ゴミ箱で大人しく蓋をされているわけではなく

塊を形成し

ある日災厄のように降ってきて地上を燃やす


運命の地平、進む駒

意志の推進力

降り積もる記憶の激流に流されないよう

石持て行け

その重さに投げ出したくなる事もあるだろう

休みながら行け

飲み込まれないように


自信がないならそれでいい

正義は案外脆いもんだぜ

強さは錯覚

立ち止まった時ふと服のすそ掴んで見上げてる

子供がいる

そいつの名前は良心

この世で一番弱いが

最強の相棒なのさ


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― 新着の感想 ―
[一言] この詩、大好きです‼‼‼‼‼ 自信なくてもいいんだ、自分は自分で良いんだって思えました‼‼‼‼ 書いて下さりありがとうございます‼‼‼‼
2020/02/16 14:07 退会済み
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