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転生迷宮 ―リバイバルラビリンス―  作者: 梅雨ゼンセン
第二章 ―遺跡の神と転生―
14/118

転生の仕組み

 ……ああ。またここ……

「やあ。久しぶりだね」

 蠱毒……

「覚えててくれたんだね。うれしいよ」

 私は……なんでここに……?

「僕を使ったからさ。ごちそうさま。おかげで食事にありつけたよ」

 食事?

「うん。覚えてないかな。意識が完全に飛んじゃってたし」

 そうなの?

「まあそれは僕の知るところじゃあないけどね。まあありがとう。また戻されちゃったけど、少しは成長できたし」

 どういたしまして……でいいのかな?

「うん。あ、もうすぐ目を覚ますみたいだね」

 そうなの?

「うん。だから僕はそろそろおいとますることにするよ」

 そう……じゃあまたね

「蠱毒にまたねって、君は本当に面白いね」 変なの?

「そんなことないさ。じゃあ僕も返そうかな。またね」




・・・




「……ん」

 意識が徐々に覚醒していく。

 天井……ベッド……

 起き上がって部屋の中をぐるりと見渡し、ここが自分の部屋だと分かる。

 ……頭が痛い。

(私……なんでここに……)

 痛む頭を押さえて、記憶を遡る。しかし、覚えていることが曖昧だ。

 ウィル遺跡に行って、中に入って魔物と戦って、下の階層に行って開けた場所に出て……巨人に……

(ッ!!)

 ガバッと起き上がり、慌ててベッドから降りる。体に違和感はない。

(ホウジョウッ!!)

 脳裏を過ったのは重症の彼の姿。 血みどろになった彼の姿が鮮明に映像化され、脳内のスクリーンで再生される。

 ドアを押し飛ばすように開け、部屋を飛び出す。

 自分は生き残った。しかし彼は無事なのか。

 嫌な予感が体を駆ける。

 彼の部屋か、医務室か。どちらにせよ下の階だ。

 廊下を走り、急いで階段に向かう。

 階段の前まで来ると、そのままジャンプし、踊り場まで一気に下る。

 廊下を走ってきた勢いを使って階段の前から跳躍し、軌道的には狙い通り踊り場に着地することができる。

 もっとも、

 それはそこに床があった場合だが。

「は?」

「え……」

 そんな声が聞こえたころにはもう遅い。

「あ……」

 体は宙に放り出され、落下を始める。

 そして着地用に前に出した足は、あっという間に間合いを詰め、北条の顔面に襲い掛かる。

 しかし北条はその軌道を読み、それをかわそうと横に体を向ける。

 しかし、

「み、……」

 そこで問題が起こった。

「見るなああああああああああああああああああああああああああああああああああッッッ!!」

 ふわりと薄いワンピースの寝間着。

 それは落下時の風により舞い上がり、その下に隠されていた美を露わにする。

 そして北条のもといたポジションはちょうど彼女の直線状。拝むのに絶好の場所だった。

 つまり、パンツが自然と見える形になってしまったのだ。

 彼女は反射的に足を出す。形は右回し蹴り。

「なにッ!?」

 その足は北条避けた瞬間の顔面を的確にとらえ、あろうことかもとの場所に戻してしまう。

 そして、そこに迫ってくるのは……

(マズい!!)

 しかし回避する間もなく、回し蹴りの回転でこちらを向いてしまった彼女の臀部は彼の顔にどこかのエイリアンの子供のように飛来し、そのまま地面に押し倒す。一瞬、ほんの刹那のうちだが、柔らかい感触があった。確かにあった。

 しかしそれは後にくる衝撃によりかき消される。そして床に後頭部を打ちつけたことにより、彼の意識は完全に刈り取られたのであった。





「……医務室に住む?」

「結構です」

 頭を腕と脚に包帯を巻き、ミイラのような状態にされて医務室のベッドの上で寝ている北条。

「治癒魔法も薬と一緒で連続でで使い過ぎたら体に悪いからね。悪いけどそれで我慢して」

 それを見下ろし、サラはため息を吐く。

「大丈夫ですか?」

 その反対ではミセバヤが心配そうな顔をしており、その少し後ろでエムバは掠れた口笛を吹いて目をそらしている。

「吹けてないぞ」

「うっ……」

 ふん、と彼女はそっぽを向く。

「あんなところにいるホウジョ」

「クロだ」

 今更な気がしてきたが、大事なことだ。二回言おうか迷うがやめておこう。

 北条に遮られ、ぐっと一度詰まってしまうエムバ。しかし咳払いをして話に戻る。

「あ……コホン。クロが悪いのよ」

「ったく普通走り幅跳びで階段を降りてくるか? しかも回し蹴りとヒップドロップのコンボまで決めて!」

「う、うるさい! ごめんて何度も謝ったじゃない!」

「フフ……確かにエムバさん。ここに来るまで泣きながら何度も謝ってましたもんね」

「わあああああああああ!! わああッ、わああああああああああ!!」

 顔を真っ赤にして取り乱すエムバを見て、ミセバヤはクスクスと笑う。

(そうか……心配してくれてたんだよな)

 紅潮して真っ赤になったエムバを見て、北条は静かに思う。

 だから階段を急いで降りてきたのだろう。

 自分は巨人に吹っ飛ばされた。それを見た彼女はこっちに走ってきて、そして蠱毒を発動した。

 現段階での動条件は、『彼女の生命の危機を感じる』ことだろうか。 巨人の攻撃を受けそうになって身を守るために反射的に発動したように彼には見えた。そのあとに制御を失い、暴走してしまった。

 否。そもそもあの力は『扱う』ということができる代物なのだろうか。

 チートの自分がいるからなんとか成り立っているものの、後藤の話だとそれも徐々に難しくなっていくようだし。

 ……そういえば温かい心が嫌いだどうとか言っていたな。

 その言葉を思い出し、北条は自分の胸に視線を向ける。

(温かい心……か……)

 氷の魔法を使うやつに言うここじゃないだろ、なんて思ってクスリと笑ってしまう。

 それにエムバが反応する。

「笑うな!」

「あ? ああ悪い悪い」

 しかしその反応にまた笑ってしまう。それにエムバはさらに顔を真っ赤にして涙目になって唸る。

 それに北条は二人を見て、

「その辺にしといてやれよ。泣きそうになってるだろ」

「ほうじ」

「クロなエムバ君。今更のこと・・・・・かもしれないけど」

「……本当に今更ね」

 一瞬羨望の眼差しを向けていたエムバだが、そっぽを向いてため息を吐く。

「せっかく好感度上がってたのに」

「あげる意味があったら教えてくれ。まあ、心配してくれたのは素直にありがたいと思ってる」

「え……」

「ミセバヤ。後藤に代わってくれないか?」

 さらりと言われた一言。それに顔を赤らめ固まるエムバを放っておき、北条は話を進める。 

 しかしミセバヤは「でも……」とチラチラとサラの方を見る。それに彼女は「あ?」と怪訝な顔をし、

「なに? 邪魔だとでも?」

「邪魔」

「いるよりいない方がマシ……かな」

「え、えとえと……そ、存在していて悪いことはありません! 誰でも生きる権利はあります!」

「段々とえげつない回答になっていることを理解してるのかな君たち……」

 ったく、と彼女は煙草を懐からだし、ため息を吐いて席を立つ。

「しかたない……一本吸ってくるまでに終わらしといてよ」

「ありがとうございます!」

「サラさんありがとう!」

「……」

「……クロ君。君の体は明日の朝、アンの部屋に投げ入れることにしたよ」

「マジすんません! ありがとうございますッッッ!!!」

 その急変した必死な反応を見て、彼女は満足げにニヤリと笑い部屋を出て行った。

(畜生! なんであいつ知ってんだ!)

 北条は出ていった後のドアを睨み、チッと舌打ちをすると、切り替えて話に戻ることにする。

「……んで、後藤の話に入るんだが」

「うん。今入れ替わるね」 彼女は目を閉じ、後藤と入れ替わる。

 そして目を開けた彼女は深くため息を吐く。

「後藤はやめてって言ってるんだけどね」

「あなたが後藤さん……確かに雰囲気違うわね」

「初めましてってわけじゃないが、改めましてエムバちゃん。私が神だ! あと後藤はやめて」

「ならなんて呼べばいいの?」

「神で」

 彼女は恥ずかしがることなく即答する。痛々しいを通り越して清々しいオーラを放っている。これは褒められることなのだろうか。甚だ疑問である。

 そんな彼女にため息を吐き、エムバの方に目をやると、

『キラキラキラ』

(羨望の眼差し!)

 エムバは胸の前で手を組み、憧れの視線を向けている。

 それに後藤はフフンと得意げに鼻を鳴らし、

「やっと私の偉大さが分かる人が出てきたか」

「まあそんなことは置いといて」

「切り替え早!」

「時間がもったいないだろ」

「「えー」」

「エムバが完全に洗脳されている……」

「いや、あそこまで堂々と言えるってすごいなぁ~と思って」

 そうだろうそうだろう、と後藤は満足げに頷く。それに北条はため息を吐き、

「まあいい。とりあえず話すことを話してしまおう」

「まあそうね」

 それにはエムバも賛同してくれた。そして場の雰囲気を察し後藤も仕方なしと話してくれる。

「まあ、さすがにそろそろまじめに話そうかな。もう一度言っておくが、私は神だ。この世界と転生というシステムを作った神」

 彼女は真剣な顔で言う。その言葉は嘘には聞こえないが、やはり『神』という単語はどうしても信用できない。

「神とはなんだ? どうやって誕生した?」

 北条の質問に彼女は「ん~」と唸る。

「えらく哲学的な質問だね。正直誕生っていうようなものじゃなかったと思う。気がついたらそこにいたって感じかな」

 それを聞いて北条は自分が転生した時のことを思い出す。

「転生みたいな感じか?」

 彼の場合は目を開けたらそこに見知らぬ地がという感じだった。

 それに後藤は首を横に振る。そして少し困ったような顔をして、

「実は何というか……あんまり覚えてないんだよね。ミセバヤの体に入ったときはそれっぽかったけど」

「どういうこと?」

 思わずエムバは質問する。

 それに後藤はまた唸り、

「気づいたら転生を操ってたって感じだったね。自覚したのは、実はミセバヤの体に入ってからなんだが」

「……つまり無意識だったと?」

「いや、そうでもないんだ。作った自覚はある。でも記憶が曖昧で、言ってしまえば感覚で作ったに等しいんだ」

「なんだそれ……」

 北条は彼女の表情を見る。しかしやはり嘘を言っているようには見えない。

 本当に感覚のようだ。

 命すら感覚で操る。その言葉の意味を彼は理解することができなかった。

「そう言えば……ミセバヤさんの体って大丈夫なの?」

 その話を聞いたエムバが心配そうに彼女を見る。それに後藤は少し暗い表情になり、言いにくそうに「ああ……」と肯定し、

「彼女の体は私が入ったことで寿命では死なないようになったんだ」

 え……、とエムバは声を漏らし、凍り付く。しかし北条は遺跡のところで聞いてさらりと聞いたので、なんとなく予想ができた。

 死なない、ということは一見うらやましくも思える。

 しかし北条は知っている。

 体験している。

 仲間を失い、生きていくことの意味を。

 部屋が暗い雰囲気に包まれる。それを察知した後藤は慌てて笑い「大丈夫だ」と言うが、あまり雰囲気は変わらなかった。

 そしてしばらく沈黙が続き、

「……今思えば」

 ふと後藤が呟く。

「私も転生を含めたそういうシステムの一つだったのかもね」

「なっ! お前を作ったやつがいるってのかよ!」

「お、ちょっとは明るくなったかな」

「あ? 質問に答えろ」

「なんでキレてるんだい……そりゃあいるだろうさ。君にだっているんだから」

 彼女は至って普通だという。普通なら確かにそうだろう。

 母がいて、父がいて、それで自分がいる。

 しかしそれが神なら話は別だ。

 神の上……神を作った何か……

 北条は頭を抱えてため息を吐き、

「……もし全てが本当の話なら途方もない話だな」

「まだ信じてないんだね」

 後藤は呆れた顔で肩を落とす。

 北条は当然だといいたげなため息を吐き、

「根拠がどこにもないだろう。お前が神で転生を作ったっていう証拠はどこにある?」

「確かにそうだね」

 それには彼女も同意する。

 う~む、と腕を組んで考え込む後藤。そろそろどうでもよくなってきたが、一応北条も証明する方法を考える。

 と、

「ねえ。あなただけが知ってることってないの?」

 発言したのはエムバだった。

「神のみが知ることか……何かあるか?」

 北条はあるかないか、半信半疑で聞いてみる。後藤は記憶を辿って

「そうは言ってもね……」

 少し悩み、ハッと何かを閃く。

「伝説の武器探しは? 私全部知ってるけど」

「なら俺のチート能力は複○眼になってるよ。他にないのか?」

 エムバは話についていけず頭にクエスチョンマークを浮かべる。

 後藤は腕を組み、

「……今は特に浮かばないな」

 と、医務室のドアがとんとんとノックされる。そしてスライドドアが開き、

「失礼しま……あれ? サラ先生は?」

 そこにいたのはカエデだった。どうやらサラに用事があったようだ。

「彼女ならさっき煙草を吸いに」

「ってクロ君!? どうしたのその傷!?」

 北条はサラが煙草を吸いに行ったことを伝えようとするが、彼女の驚きの声がそれを遮る。

 カエデはさっきまでサラがいた場所に来て、心配そうな顔をする。

「大丈夫?」

「ええまあ。ちょっと予想外・・・・・・・でしたけど」

 北条は落ち着いた笑みを浮かべて対応する。

 その言葉にエムバの頬がヒクついたが、カエデはそれに気が付かない。彼の様子に安心したようでカエデは胸を撫で下ろすと、

「油断は禁物だよ」

 まったく、と腕を組んでぷんっと怒った顔をする。それに北条はもう一度謝り笑って誤魔化す。

 と、そこでカエデは自分と対面する方にいる後藤に気が付く。

 それに気づいた後藤はにこりと笑みを浮かべる。

「どうも」

「あ、始めまして。私はカエデと言います。あなたは?」

「……じんと言います。ミセバヤとも言います」

 どうあっても後藤は嫌らしい。彼女は北条の方、それからエムバの方を見て、

「遺跡で迷子になってしまって、彼らに助けてもらったんです」

「ああなるほど。そういうことでしたか」

 彼女は笑って頭を掻く。

「すいません。ギルドのメンバーであなたに心当たりがなかったもので、どなたかなと思い」

 それに後藤も可笑しいといった感じで笑い、「いえいえ」と返す。

 とりあえずいきなり何かが勃発するという事態はないとみていいようだ。さすがの後藤もその辺りは分かっているようだ。しかしこのまま長居されるのはあまり好ましくない。

 失礼だが早く立ち去ってもらいたい。

 北条はエムバの方を見る。それに彼女の気づき、小さく頷く。

「カエデさん。サラさんに用事があったんですか? ならさっき煙草を吸いに行くと言ってたので外かと」

「ああそうだった!」

「何の用だったんですか?」

「これから討伐クエストに行くんだけど……まあ、多めに傷薬が欲しくて」

「多めに? そんなに危険なクエストに?」

 そうエムバが聞くと、彼女はなんだか言いにくそうな顔をし、

「いや、そういうわけじゃないけど……」

 言葉を濁す。そしてしばらく思考を巡らせ、

(エントンだな……)(エントンさんだよね……)

 北条とエムバは察する。北条は作り笑いではなく、心から苦笑いをして、

「大変ですね」

「アハハ、魔法にも限りがあるから。一応ね」

 と、そこでカエデはふむと少し考えると、

「私が薬を持って行ったことを伝えといてくれないかな?」

「そのくらいならいいですよ」

 ありがとう、と言ってカエデは棚からいくつか薬を持っていく。その姿はどこか嬉しそうだ。

「エントンさんとは?」

 後藤はエムバに聞くと、彼女は簡単にその人物について説明する。

 それに後藤はフーンと反応すると、カエデの方を見て、

「お二人ともとっても仲がいいんですね」

 それにカエデはアハハと笑い、

「幼馴染ですから。昔から何かと手のかかるやつでしたし」

 いたってノーマルに答えてきた。特に動揺は見られない。

 別に恋仲とかそういうのではないようだ。

「チッ」

「おい!」

 小さくした後藤の舌打ちに北条は慌てる。恐る恐るカエデの方を見ると、どうやら彼女には聞こえなかったらしく、せっせと欲しい薬を探している。

 ホッと胸を撫で下ろし、ぎろりと後藤を睨む。彼女はそれにニヤリと悪い笑みを返す。

 薬を選び終わると、彼女はもう一度選んだものを確認して、

「じゃあね。ありがと」

 部屋を出ていこうとする。その途中でエムバが声をかける。

「あの、なんのクエストですか?」

「ん? 『ヒアクシャの討伐』」

 『ヒアクシャ』とは大百足ムカデの魔物だ。全長は大きいもので5mにもなるという。

 クエストランクは『A』

「他のパーティと組んでやるんだけど、あなたたちは誘えないわね」

「いえ。このミイラも壁くらいには」

「おい」

 ゴンとエムバの頭に拳が振り下ろされる。

「うう……」

 彼女はその場で頭を抱えて蹲る。

 と、そこでふとあることを思い出し、立ち上がると北条の方を見る。

「そう言えば私たちのクエストは?」

「ああ。それなら達成しといたぞ」

「へ?」

 反射的にそんな抜けた声が出てしまった。その反応を見て北条は満足げにした後、

「あの途中にそれっぽいものを見つけてな。帰ってきて見てもらったらビンゴだったから納品した」

 感謝しろよな、と鼻で笑う。

 あの状況でよくそんなことができたものだ。これは感心するところなのだろうか、はたまた呆れる部分なのか。

 なんだか無駄に複雑な思いになってしまったところで、カエデは医務室を出ていく。

「それじゃあお大事にね~」

「ありがとうございます。お気を付けて」

「ありがと」

 静かにスライドドアが閉まる。そしてしばらくして、

「……話し過ぎだ。私に何本吸わせるきだ?」

「……無くなったから帰ってきたんですよね」

 正解、と言って彼女は北条に空になったケースを投げた。

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