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桔梗です。
蝶シリーズの最新作、勿論買いましたよ。
やはり期待を裏切らない出来で、勢いで読みきってしまいました。
ついつい前シリーズも読み直してしまって、おかげさまで連日寝不足です。
ちょっと字が歪んでいるかもしれませんが、許して下さいね。
ネタバレになってしまうので詳細は控えますが、今回もあの独特の空気は健在です。
本当にどうやったら、あんなに素晴らしい表現が次から次へと出てくるんでしょう。
僕も小説とは到底呼べない代物を書き綴ってみた事があるんですけど、とてもではないですが読めたものではありませんでした。
人に見せたとしたら笑われるのは必至です。
起承転結をつけろとはよく耳にする当たり前の基礎ですが、もうそれ以前の問題でしたよ。
会話分が説明調になって全く自然になりませんし、風景を文章にするのが難関すぎました。
綺麗なものをただ綺麗と書くだけでは上手く読者さんには伝わらないですよね。
自分の頭の悪さをあれほど恨んだ日はありません。
実は諦めずにまた書いてますが、お見せ出来るレベルに達するのはまだまだ先の事になりそうです……。
五葉のクローバーは、有り難い事にあげると言ってくれました。
彼女が見つけた時僕はまだ見つけていなかったので、気を遣ってくれたんでしょう。
折角彼女が見つけたものですし、申し訳ないのでやんわりお断りしましたが。
栞の作り方を教えましたから、今頃は絵本にでも挟まれているんじゃないでしょうか。
お母さん、許可してくれてよかったですね。本当におめでとうございます。
はい、期待しておきます。
でも僕は今の比奈さんの字も好きですよ。
6月25日 桔梗
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桔梗です。
お誕生日、おめでとうございます。
一日遅れてしまって本当に申し訳ありません……。
折角ここまで毎日続いていましたのに、僕が止めてしまったのも申し訳ないです。
お詫びといってはなんですが、プレゼントを一緒に入れておきました。
気に入ってくださればいいんですが。
比奈さんのお誕生日がきたら一緒にしたいと思っていた事が一つも出来ず、悔しい思いです。
情けない男ですみませんと、謝る事しか出来なくてごめんなさい。
次にお会い出来たら、必ず、お祝いします。
来年こそは沢山沢山お祝いさせてくださいね。
7月4日 桔梗