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僕と私はこの恋を叶えることはできない?〜それでも好きだった〜  作者: 月島 永


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9/9

9話 田中さん

◆◆◆

僕は、あの日山田さんのことがすごく心配だった。

なんで、こんなに山田さんのことが気になるんだろう。


山田さんは、しばらく学校に来なかった。

(心配だ)


そう思いながら、授業を受けていた。

(駄目だ、先生の話が全く入ってこない)


そう思いながら授業を受けていた。


休み時間、珍しく田中さんが僕に話しかけてきた。


「佐藤くん〜今日さ、やまちゃんのお見舞い一緒に行かない?」

と言いながら僕の肩を触った。


山田さん以外に触られるのはあんまりだと、初めて思った。


今までは、女子に触れられたらうれしいと思っていた。

なのに... 今は山田さん以外に触れて欲しくないと初めて思った。


「じゃあ〜コンビニに18時に待ち合わせね、」

と田中さんは何か言っていた


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