4話 ライバルはまさかの
2時間目
次は社会だ
「はい、今日はペリーのことについて学習します」
「じゃあ班になってください」
実は田中さんとは班が一緒なのだもちろん佐藤くんも一緒なのだ
「佐藤くん、ここわかんない〜」
「田中さん教えてあげるよ」
「ありがとう」
は〜田中さんと佐藤くんお似合いだな
「山田さんはわからないとこある?」
「うん、 ありがとう大丈夫」
「それならいいんやけど」
何で私大丈夫っていったの
私のバカ
3時間目
次は技術だ
「え〜と今日はLEDライトを作ります」
技術苦手やな
「山田さんわかる?」
「実は苦手で」
「教えたるわ」
「ありがとう」
「私も教えて」
「これをこうしてこうすれば…」
「出来た」
「佐藤くんありがとう」
「佐藤くんありがとうね」(甘い声)
はぁ佐藤くんにぶりっ子
田中さんと佐藤くんを見ているとなんだか胸が痛くなってきた
休み時間
「佐藤くんってさ最近田中さんと仲いいよね」
「え」
「そんなことないで」
「絶対私より喋ってる」
「ホンマにそんなこと無いって」
「もう知らない」
「ちょっとまって」
「………」
何で私本当にあんなことゆったんだろ
「佐藤く〜ん」
「山田さんなんてほっといてさ私と話そうよ」
「田中さん山田さんのことなんて一切気にしないんだね」
「ソンナコトナイヨ」
「田中さんって最低だね」
「ちょっと」
「……」
「山田さんさっきはごめんね」
「私こそ」
「私が田中さんと仲良くしてるってゆったから」
「本当にごめんね」
「いいよ」
「佐藤くんさっきはごめんね」
「佐藤くんちょっと来て」
「佐藤くん耳貸して」
「佐藤くんって山田さんのこと好きだよね」
「え そ、そ、そんなことないよ」
「佐藤くん分かりやすすぎ」
「え」
「さっきのは本当に悪かったと思ってるよ、だから佐藤くんの恋の協力をしてあげる」
「え、またなんで」
「言ってるでしょお詫びにだよ」
「1週間だけやで」
「うん」
私が極度の人見知りになったのには理由があるそれは
小学生の頃
唯一の親友が当時の好きな人を奪ったのがきっかけだ
その親友は喧嘩別れをして北海道へ行ってしまった
でも引っかかるところがある
それは田中さんのフルネームがその親友と一緒なのだ
そんなことはないと思うのだが念の為聞いておこう
「田中さんって小学校どこなの?」
「〇〇小学校」
「いっしょの小学校なんだね」
「もしかしてさぁ田中ちゃん?」
「何でそれを知ってるの」
「私山ちゃんだよ」
「えっ、まじで山ちゃん」
「そうだよ」
「今までごめんね」
「まぁ過去のことだし」
「本当?ありがとう」
実はあまり許していないだかもう何年も前の話だ忘れよう
こうして今日も終わり…
「山田さん…また明日」
「佐藤くん…また明日」
「田中さん………また明日……」




