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私はなかなか好きな男性に本当の自分を見てもらう事が出来ないでいる。

作者: 七瀬





”私はなかなか好きな男性に本当の自分を見てもらう事が出来ないでいる。”




私はいつもおチャラけて、自分の気持ちを伝えるのが凄く苦手。

”特に好きな男性にはより自分を出せないでいる。”

でも友達のおかげで私は好きな男性ひとと付き合う事ができた!

ただ、彼に私はいつもこんな事を言われている。



『”いい加減さ、付き合って1年以上も経つのに、もうそろそろ俺に

心を開いてくれてもいいんじゃないのか?”』

『・・・わ、分かってるよ、でもなかなか難しくて、』

『俺じゃ物足りない? 頼りにならないの?』

『そうじゃないよ、そうじゃないけど、これは私の問題だから、』

『俺は彼氏だよ、寧々の力になるなら俺も協力したいんだ!』

『・・・う、うん、分かってる、』

『”もっと俺に心を開いて!”』

『・・・ううん、』





彼が言う事も分かっているし、何より自分が一番分かっている!

でも”心を開くってどうしたらいいのか分からないの。”

私は彼に心を開いてるつもりでいるけど? 彼はそう思っていない!

”私がスキなのは彼だけだし、彼以外の男性に興味はないのに、、、。”

でも彼からしたら? それも不安らしく私の行動を制限しようとしている。

勿論! 彼の為なら行動を制限されても私は問題ないのだが、、、。

それでも彼は私を疑っている。

”浮気をする訳でもないし、何を疑ってるのかは分からないのだけど?”

彼を安心できるように私も彼を頼りたい!





・・・ただ私は癖で、”好きな男性ひとの前だとおチャラけてしまう

癖がるのだ!”

それに? ”男友達には何でも話せるし自分が出せるみたいで、”

彼はそれが気に入らないんだと思う!

恋愛対象じゃないから気兼ねなく話せるだけで、私は彼の事が心から

好きだから上手く自分を出せないだけなの。

何時も気にして化粧もいつもバッチリしているし、彼の前だと気を緩める

事をせず、気を引き締めているわ。

それが自然な形で私は勝手にしてるだけ!

”誰だって好きな男性ひとには嫌われたくないでしょ!”

それだけなのに、彼には何も伝わらない。

友達の前だと私は、”スッピンでも上下ジャージでも、靴下に穴が空いて

いても何にも気にしない!”

彼からしたらそれが良いのだろう。




『”いい加減! 俺の前でも自然にしてくれよ!”』

『・・・ご、ごめんね、』

『なんで俺の前だけ、そんなに決めてるの? いいじゃん! ラフな姿を

俺の前だけ出してほしんだ!』

『・・・・・・』





もし? ”彼に本当の自分を見せて嫌われたらどうしようと思っている!”

普段の私は、どうしようもなくだらしないしテキトーだし面倒くさがり屋

でダラダラしている。

私は彼氏以外の男性ひとなら都合よく使うわ。

平気でパシリもさせるし、言いたい事も何でも言うし、、、!

それは嫌われてもいいと思ってるから言える事で彼氏にそんな事言えないよ。

”一ミリも嫌われたくないからに決まってるじゃない!”

だらしない私だから、そんなところを好きな彼に見られたくない!

”この考え方って何かおかしいのかな?”

好きな男性ひとには嫌われたくない、嫌われたくないから自分が上手く

出せない。




・・・それなのに彼は私に心を開いてほしいと言う!

”本当の私を出したら? 絶対に嫌いになるに決まってるでしょ!”

だから出さないのよ。

彼は私の事を何にも分かっていない!

”女心を彼にはもっと学んでほしいわ。”



最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
それは辛いですね 色々と(^^;)
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