空港と飛行機と機内食と
鳥のさえずる声でやっと目が覚めた。 やっぱりアラーム音はあまり役に立たないんだから! 旅行計画を一日も早く立てて3日で完璧だと思うプランをやっと立てることができた。
幼い頃から創意性一つは認められてきた私だった。 もちろん勉強は正反対だったが。
しかし、そんな私が考えてもいいというプランが出た。 起きてから顔を洗って簡単に朝ご飯を準備した。 トーストが一番手軽だと思う。
「この家もしばらくはお別れだね。 」
独り言を言ってみたが、トーストをすでに口にくわえていたので、もぐもぐとしか聞こえないだろう。
その調子で家を歩き回ってみる. ペンキがはげて、釘がひどく突き出ている机。 くたびれたように見えても私は3年間あの席でばかり勉強した。
その横には机用の照明が照らされている。 やや淡い色ですが ちょっと待って。 昨日ライトを消さずに寝たのかな? 照明を確認してみる。 熱熱が激しい 確認してから寝ればよかった。
その他にもいろいろ見て回ったが、しばらく家を空けても大きな問題はない。 犬を飼ってるわけじゃないし···。 それでも机は戻ってきたらできるだけ早く変えるようにしよう。
「必ず無事に帰ってくるようにしろ。 」
「うん、お父さん。 ところでお母さんはどこにいらっしゃいますか。 」
「お前のお母さんはお前無事でいなさいと今日から教会に通うんだよ。 」
普段、神を信じていない私だが、母の行動はなんとなく理解できた。 弟は私がいないとおそらく喜ぶことが目に浮かぶ。 旅行から帰ったら、慰めてあげないと。 そう思った。
バスに乗って広島駅に着いた。 東京駅まで行かなければならない。 切符を取って待合室でしばらく待っていて、10分ほど過ぎて新幹線に乗った。 車体がガタガタという音を出しながら動き始め、目の前の風景が遠ざかっていく。
明け方に起きたせいだろうか、眠気が襲ってくる。 私は眠気に身を委ねられた.
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やっと開いていた雪の隙間から光が一条入ってきた。 直後、何時かという問いとともに目が覚めた。 5時だ。
「五時?!」
大変だ。飛行機が7時に離陸するのに。 新幹線が遅れたようだった。 それでも良かったのは、今、私が東京駅にもう少しで着いたことだ。
5分ほど後、東京駅で降りた時は、東京の建物を見て驚いた。 広島も十分に規模の大きいところだったが、東京はレベルが違った。
本来の列車予定時間通りなら、1時間ほど東京を見回る時間があった」と心の中で物足りなさを表し、成田行きのバスに乗りに向かっている。 あそこがバス停なのか。
バス停を探してバスの一番後ろの座席に座った。 東京から成田までは1時間。 今はそんなに眠くはない。 どうせ飛行機の中でたくさん寝るようになるだろう。
外の風景でも見ながら、起きていようと決心したとき、バスが出発し始めた。
1時間ほど経っただろうか。 幸いにもバスは遅延なく到着した。 飛行機の出発まで30分ほど残った。 格安航空便であるため、ルーマニアのブカレストまで直行ではない。
「いくら格安航空便でも往復に10万円は超えてかかるけどね。」
快くお金を出してくれた両親に心から感謝した。 必ず返すようにしよう。 フードコートで簡単にハンバーガーセットを買って、飛行機の搭乗手続きを終えて飛行機に乗り込んだ。
経由地に行くだけで12時間ほどかかる。 逆に言えば12時間後には外国だ。 そう考えた時、急に身が浮いた感じがした。
耳鳴りがする. 窓の外は空だった。 雲だった。僕は今、空の上に上がっている。 これが本当に空を飛ぶ気持ちということだろうか。 そんな考えに浸りながら、2時間も携帯電話をいじくり回した。 機内食が出た。
平凡な和弁当 おでんと卵焼きから、 なんで酢生姜が入っているのかは分からないけど。 機内食は特別高価だという。 飛行機の値段に機内食も含まれるし、何よりも料理の調理が下手で食中毒患者が一人でも出たら、まさにニュースのネタだ。 その間におでん一点を取って食べてみた。
「まずい…」
既製品だから当然おいしくはなかった。 それでもこんなのが気持ちということだろうか。 浮き浮きしながらも飛行機はずっと飛んでいた
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どのくらい寝たのだろうか。 今は時間の概念が分からない。 まだ雲の中にある。 何時かもわからない 携帯電話がどこにあったっけ。 そう言いながらポケットを探そうとした瞬間、雲が晴れてきた。 地上が見えた。
もちろんルーマニアではなかった。 アラブ首長国連邦のアブダビ空港だった。 ここが最後の経由地でもない。 ルーマニアに行くには、ギリシャのアテネ空港を経由しなければならない。
「ずいぶん面倒くさいな。」
心の中で独白したのだった。
小説を初めて書くからなのか未熟な表現が多いです。 間違った表現とかあったら教えてください。