１冊目 腐女子とオタク女
どうも、吾輩です。
ここはきっちり言っておかなければなりませんね。
腐女子とオタク女は、イコールではありません。
オタク女の１形態として腐女子があるのです。オタク女がカエルだったら、その下位カテゴリである腐女子はヒキガエル、みたいな。ほかのジャンルのオタク女たちはアマガエルやヤドクガエルなんかに振り分けられるわけです。
勿論実際はもっと複雑で「腐女子と夢女子を兼ねる」とか「ゲーマーと声優オタクを兼ねる」とかは枚挙にいとまがありません。
中には「女性向けエロやおい好きと男性向け美少女エロ好きを兼ねる」なんて猛者もいます。吾輩もその１人です。
とかく腐女子とオタク女は違うもの。オタク女が紅茶なら腐女子はアールグレイ（※１）、オタク女がオペラなら腐女子はラ・ボエーム（※２）、オタク女が吸血鬼なら腐女子はルスヴン卿！（※３）
以上はあくまでたとえ話であり、腐女子及びオタク女を貶めようという意図で書かれた文章ではありません。あしからず。
なんでこんな文章になったかなあ。
言いたいことって何だっけ。
ま、なんにせよ腐女子＝女オタクではないということを覚えて帰っていただければ、吾輩としては満足でごございます。
本格的に”それっぽい”話は次回以降ということでご勘弁いただきたく。
ではまた。
※１ アールグレイ
紅茶の一種。ベルガモットで香り付けをしている。日本語訳するとグレイ伯爵。由来には諸説あるが美味しいお茶である。ただ、好き嫌いは分かれる。
※２ ラ・ボエーム
有名なミュージカル「RENT」のもとになったオペラ。これはこれで面白いが、現代人にはRENTのほうが身近で理解しやすいと思う。RENTは名作である。泣きたいときに観よう。
※3 ルスヴン卿
ジョン・ポリドリ「吸血鬼」に登場する美男子の吸血鬼である。貴族系吸血鬼の草分けとする説も。「陰鬱な誘惑者」の異名をとる。
