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season16-3 襲撃2

 再び飛び上がった拓也。そして、心臓の後ろに回る。そこにはまるで大聖堂のような広場が広がっていた。そして、その中央にはイヴとたくさんのレプタリアン達がいた。イヴは中央で縛られている。これから処刑をしようとしていたようだが、幸いまだ生きている。


 拓也は、広場からよく見えるところに現れてしまったため、すぐにレプタリアン達に見つかった。そして、地上からと後ろから迫る航空機からと攻撃を受ける。さすがの拓也もそれを避けきることは出来ず、墜落させられてしまった。


 なんとか軽傷で済んだものの、引きずり出される拓也。


「アダム!」


「アダム、そうか。お前が人間の種だな。ふん、まさか自分から来てくれるとは、こちらから探す手間が省けた。お前も一緒に処刑してやる」


 拓也はレプタリアンに捕まり、一緒に縛られた。


「ククク、これで、邪魔者はいなくなる。これで、地球を含め、全宇宙は我々のものだ」


 レプタリアンの一人が言う。


「勘違いしないでよ」


 イヴがそのレプタリアンに言う。


「あなた達が私達を処刑しても、この宇宙はあなた達のものにはならない。必ず、あなた達と戦うものが現れるわ。私達がそうしたように。あなた達はいずれ滅びる」


「ふん、そんな状況でよくそれだけのことが言えたものだ。状況を良く見ろ。お前達が我々に勝てる最後の望みそのものがここで囚われているのだぞ!」


「状況を良く見るのはあんた達のほうだよ」


 拓也が話に割って入る。


「用意は出来た? レン?」


「ああ、バッチリさ」


 その声に気がつき、レプタリアンは遥か後ろを見る。そこには、レンが手に移送装置を持って立っていた。


「さよならだ。レプタリアン」


 レンはそのスイッチを押した。その瞬間、、その広場にぎりぎり収まるくらいの巨大な水素爆弾が姿を現した。


 レプタリアン達は驚いている。その隙に、レンは二人を助け出し、用意していたレプタリアン達の航空機に向かった。


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