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season4-9 解決

「う・・・」

意識が戻り、起き上がったのは拓也だった。

拓也は起き上がった瞬間コックピットの窓から周りを見た。


そこは空港だった。


拓也が気絶している間に飛行機は無事に空港に着陸していたのだ・・・。


拓也は横で気を失っているレンを起こした。

「レン、起きて!!飛行機が!!」

レンは拓也に起こされて、気が付き身体を起こす。

レンは周りの光景を見て驚きの表情を浮かべている。

「これは・・・?助かったのか・・・?」

レンは疑問符を浮かべながら立ち上がった。

コックピットの窓から周りを見ると、警察や緊急医療班などの車両がこっちに向かってきていた。


そして、拓也達は無事に救出された。




「拓也、お前も見たか?」

拓也達飛行機に乗っていた者のほとんどが医療室へと来ていた。そこでレンは拓也に話かけた。

「え?」

拓也はなんのことかわからずレンに疑問符を浮かべた。

「光る物体だよ」

その言葉を聴いて拓也は思い出したかのような表情を浮かべ答える。

「見たよ、光る発光物体が2機、飛行機の周りを飛んでた。それに気が付いた瞬間、飛行機全体が光りに包まれた。なんかものすごくあたたかい光りだった」

拓也は軽く笑顔で言った。

「拓也・・・いや、アダムお前は守られているのかもな・・・」

「え?」

「お前にアダムだといったやつらにだよ。お前に死なれちゃ困る理由があるとしか思えない。今回、あの光る物体がもし現れなければ俺達は全員死んでいた」

レンは拓也に向かって言う。

「そう・・・かもね。でも・・・、俺はレンがすごいと思ったよ」

「ん?」

「あの状況で作戦を立てて、銃を持っている犯人にかかって行って、見事に捕まえたし」

拓也はレンを見ていった。

「なにいってんだよ?お前の協力があったからできたことだよ」

レンは少し照れくさそうに言う。

「いや、俺はレンの作戦通りに動いただけだよ。これからも・・・頼りにしてるよ!」

拓也は笑顔でレンに言った。

「な・・・なにいってんだよ。まだ終わってないんだぞ。美奈を助けなきゃならない」

レンはもう拓也の顔を見れていない。

「うん、分かってる。助けよう美奈さんを!!」


その大声に医療室にいた全員が拓也を見た。


読んで頂きありがとうございます。season4長くなりましたがこれにて終了です。次回からはseason5です。


よろしくお願いします。

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