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78: 王都奪還(3)

お陰様で累計2万アクセス達成しました!


ユニーク(人)アクセスも2000に近づいております


ブックマークも増えていました、ありがとうございます


2万達成の記念に、カナエの過去編でも書きますか


1万毎に、女性陣の過去編を書くのもいいですね


王都奪還へ動き出したハルトは、王国軍と共に気球船に乗っていた


「また、一緒に戦えますな」

「お願いします」


ガンダルーから、カルア伯爵も気球船で開拓地へと来ていた


「坊主も偉くなったもんだぜ」

「ヴェルナーさんは変わりませんね」

「実力は上がってるぜ?」

「俺たちも居るからな。坊主は見てればいいぜ!」

「任せときな!」


久しぶりにヴェルナーと強面ーずが、一緒に戦うことになった


「しかし、バリスタとボーガンだったか?これで厄災を倒せるたぁ、すげえな」

「俺たちでも倒せるんか?」

「一斉に撃ちまくれば、倒せますよ」

「ほぉ〜、楽しみだ」


今回は厄災を浄化する予定なのだが、浄化された厄災はどうなるのだろう?


「ハルト様!王都より厄災が現れました!」

「飛行型も多数確認!」

「分かった」

「そんじゃ、俺たちは配置に着くぜ」

「頑張れよ!」


「距離3500!」

「浄化を開始する!」


『浄化』


ハルトが浄化を始めると、厄災達は苦しみだした


『ぎゃああああ!?』

『グルォォォ!?』


「厄災が!」

「効いているぞ!」

「黒い煙が出てる!」


飛行型は地面へと墜落し、オークロード達は、のたうちまわっている


「今だ!」

「接近します!」


王国と帝都、合わせて37隻に及ぶ気球船の船団は、動きの止まった厄災達に近付き、一斉射撃を始める


「放てーー!」


『『ギャー!!』』


一斉射撃を受けた厄災達は、堪らず悲鳴を上げる


「いけるぞ!」

「ボーガンは効きが悪い!」

「集中攻撃をしろ!」


浄化はしたが、厄災のなりかけと同じ位は固いようだ


「あれは、浄化しても簡単には倒せませんな」

「そうですね」

「バリスタなら刺さるようですが…」

「ボーガンでは威力が足りませんが、ダメージは受けてるようですね」


流石に、数千のボーガンからの射撃は凄い


刺さりはしないが、弱体化したオークロードが立ち上がれないほどに降り注いでいる


「下降せよ!」

「機甲師団は搭乗しろ!」


ダメ押しで戦車を出すようだ


俺が戦車の数を見て、これだけあれば機甲師団だな。と呟いたのを聞いて、兵士達が気に入ってしまい、機甲師団と呼ぶようになった


俺は漫画やアニメ好きだったので、こう言ったネーミングは意外と好きなのだ


「降下終了!」

「機甲師団、出撃!」


各気球船から出撃した戦車が隊列を組み、射撃体勢に入る


「全隊、一斉射用意!」


「撃ち方始め!」



『『ドォーン!!』』


『『ブギャー?!』』


戦車からの、30cm砲弾を浴びせられたオークロードは爆散している


「凄い威力だな…」


作ったのはいいが、実際稼働しているのを見るのは、初めてなので驚いた


「邪神との戦いが終わったら廃棄しましょう…あんなものが戦争で使われたら、大変なことになります」

「王国と帝国に、何台かずつは残しますよ」

「大丈夫なのですか?」

「俺のスキルが無いと、動かせませんから」

「それならば安心ですね」

「仮に模倣しても、重すぎて動きませんからね」

「軽量化はできないのですか?」

「できますが、すぐに壊れますよ」

「なぜです?」

「人力で動かすなら歯車を精巧に作る技術に加え、軽量化で部品の耐久性と装甲が薄くなるので、戦場で修理できる技術者と資材が必要になります」

「確かに修理出来なければ、戦場に捨てていくしかありませんからな」

「ならば作ったとしても意味はありませんよ」


蒸気機関やガソリンエンジンなどが開発されればわからないが、この世界では、あと数100年は無理だろう


魔石があるので、何かしらの魔道具が作られるかはわからないが…


魔石エンジンか…



ハルトが考え事をしている間にも、連合軍の攻撃は続いていた



「攻撃を続けろ!」

「機甲師団からの通信です」

『こちら機甲師団、残敵掃討のため前進する』

「了解した、援護する」



「オークロードの頭上に移動しろ」

「はっ!」

「バリスタ隊とボーガン隊は、続けて攻撃しろ」


戦車は前進を開始し、気球船は頭上からの射撃で牽制をはじめた


「あれは?」

「人間か?」


その時、王都からまるで悪魔のような人間が現れる


『何をやっておるか!』

『グラァー!』

『馬鹿もん!吾輩が王になる為に働かんか!』

『ブゥ!』


何やらオークロードと、言い合いをしている


『黙れ!吾輩はアーゼンハルト侯爵であるぞ』

『さっさと動かんか!』


んん?


『吾輩に冤罪を着せた、国王と貴族共に自らの愚かさを思い知らせてやるのだ!』

『さすがでございます、侯爵閣下!』

『はーはっは!ニアバス伯爵よ、お主も冤罪を掛けられたのであろう?』

『その通りでございます』

『ならば共に王国の無能どもを、一掃してやろうではないか!』

『お供いたします!』


あいつら生きてたのか!


「なぜあやつらが!?」

「カルア伯爵?」

「屋敷で軟禁されていたはずですので、オークロードの襲撃で、死んだと思っておりました」

「しぶといやつらですね」

「まったくですな…」


『さあ行け!あの傭兵の開拓地に、逃げ込んだ国王を捉えるのだ!』

『傭兵は殺せ!』


「…元気ですね」

「はい…」

「ちょっと行ってきます」


せっかくので、挨拶してやろ


「やあ、ご両人。元気そうですね」

『貴様はあの傭兵!』

『貴様のせいで息子は死んだのだぞ!』

「人のせいに、しないでいただきたい」

『黙れ!』

『我らの怒りを知れ!』


攻撃をしてくるが、遅すぎてあくびが出てくる


「よっ」

『逃げるな!』


「そいや」

『おのれ!』


「満足したか?」

『何を…』

「どうやら浄化をしても、人間には戻れないようだな」

『訳の分からぬことを!』


先程から浄化の力を浴びせているが、全く効いている様子がない


残念ながら、影響を受けた人間は戻らないようだ


「悪いが消えてもらう」

『なんだと?』

『貴様などに…』


「神雷」


『なっ!ぎゃああああ!』

『なんだとぉぉぉ!』


悪魔となってしまった2人は、神雷によって消し炭となる


「せめて安らかに眠れ」

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