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74: ゲンズの反乱(3)

ブックマークが増えていました


最近は書くのが楽しくなってきたので、更新も多くなってきています


これも見ていただいている方々のおかげです


ありがとうございます!


拙い文章ではありますが、頑張って書いていきますので、これからもよろしくお願いします



飛空船で開拓地へと来たハルトは懐かしい面々と再会していた


「よお!英雄ハルト!」

「ヴェルナーさん!お久しぶりです!」


「「俺達もいるぞ!」」

「強面ーズの皆さん!」

「「名前くらい覚えろよ!」」

「ハッハッハ」

「「笑って誤魔化すな!」」


残念ながら、強面ーズの名前は考えていない


「しっかし、ハルトが英雄たぁな!」

「成り行きですが…」

「才能はあると思ってたがな!」

「本当ですか?」

「ああ」


ヴェルナーはハルトがこの世界に来た時に最初にお世話になったので、今でもハルトは尊敬している


ヴェルナーがいなければ野垂れ死んでいた可能性もあったのだ


「なんでここに?」

「セロから離れてたんだがな、帝国がきな臭えと聞いてこっちに来たんだが…終わっちまってたからよ、開拓地で働いてたんだよ」

「そうなんですか」

「まあ、しゃあねえがな」


「俺たちは開拓地と王都の護衛で稼いでたぜ」

「なかなかいい金になったんだが…」

「王都が陥落した訳ですか…」

「それでハルトよぉ、どうすんだ?」

「国王陛下が向かっているので、話を聞いてから決めますかね」

「そうか、じゃあ俺たちは見廻りに戻るわ」

「はい、頑張ってください」

「またな」

「「じゃあな」」


久しぶりにヴェルナーたちと話したハルトは、懐かしさで胸がいっぱいになった


「元気そうでしたね」

「ああ、相変わらずの様子だったな」


元気そうで何よりだ


「ヴェルナーさんは旦那様の恩人ですからね」

「カナエ」

「カナエさん」

「待っていましたよ」

「任せてすまなかったな」

「いえ、気球船は必要ですから」

「それで状況は分かったのか?」

「はい、先触れで来た兵士から事情を聞きましたが、やはりゲンズが厄災を操っているようです」


人間が厄災を操るなど信じられないが…


「そんなことができるのか?」

「それがゲンズから逃げてきた人から、次元の揺らぎからおかしな煙のようなものが出ていたと聞いたようです」

「なんだと?」

「まさか邪神の力が流れてきてるのでは?」

「その可能性が高いな」

「ですが、厄災を操っているというのは、どういうことでしょうか?」

「う〜ん、わからんな」

「厄災が生まれたのは邪神の影響だというのは理解できるのですが…」


何かが起きてるのは間違いないだろうが、原因がよくわからない


邪神はまだこちらに来ていないので、厄災を操っているとは思えないんだよな…


「まずは王都の状況を確認しよう」

「分かりました」

「気球船を出て偵察に向かわせろ」

「はい」


完成した気球船を使って広範囲に偵察を行なわせれば、ゲンズの行動を把握できるはずだ


「団長、ダンタリオン陛下から通信が入っています」

「わかった」


『ハルト殿、気球船10隻を向かわせた』

「ありがとうございます」

『兵士は1万しか送れないが…』

「いえ、帝国も厳しい状況ですので」

『すまないが、こちらも余裕がないのでな』

「わかっています」

『では、よろしく頼む』


ダンタリオンとの通信を終えると気球船の準備が整ったと連絡が入る


「これより偵察に向かいます」

「よろしく頼む」

「はっ!」


俺の方は開拓地の防御を固めておこう


「手分けして、新型のバリスタを作っていくぞ」

「分かりました」


新型のバリスタは、連装式になっていて旧型のバリスタに比べて飛距離も倍近く上がっている


女性陣は造形のスキルが使えるので一斉に制作していく


「バリスタ200門の設置を完了しました」

「ボーガンは作らないのですか?」

「厄災には通用しないだろう」

「そうですね、バリスタなら足止めくらいにはなりますか」


バリスタの矢は槍のように長く鋭いため、厄災でも当たれば衝撃は与えられる


たとえ刺さらなくても十分だろう


「こちらの方に来ますかね?」

「どうだろうな」

「ゲンズの目的が分かりませんからね」

「王国の領土を狙っているのか、はたまた大陸全土を狙っているのかわからんな」

「なんにしても、このタイミングで攻めてこられるのはいい迷惑ですよ」

「まったくだな」

「どちらにしろ、早く事態を収拾しなければ、他の小国が動き出す可能性がある」

「3大国の2つが力を失っている訳ですからね」


大陸のパワーバランスが崩れてしまっているので、何があってもおかしくはない


「団長、国王陛下が到着されました」

「そうか、こちらに案内してくれ」

「はっ!」


しばらく待つと陛下と宰相が部屋へとやってきた


「ハルト殿、救援感謝する」

「ありがとうございます」

「いえ、国王陛下と宰相殿も無事で何よりです」

「死ぬかと思ったがな」

「早めに察知できたから良かったものの、危なかったですな」

「王都の住人は全員避難できたのですか?」

「うむ、幸いなことに早めに察知できたので避難することができた」

「そうですか、それはよかったですね」


住人が無事であれば王都を奪還すればいいだけだ


建物は壊れていても直せばいいだけだからな


「現在気球船を出して、偵察をしていますので、情報が入り次第お伝えします」

「何から何まですまない」

「問題ありませんよ。お疲れでしょう。今日は休んでください」

「お言葉に甘えさせて頂きましょう」

「そうだな」


今は情報が入るのを待つとしよう

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