54:3人目の聖女?
だ…女神様の為に帝都へ向かったハルトは非常に困っていた
「遥斗さん!封印が終わったら王都に行きたいです!」
「女神様が歩いて大丈夫なんですか?」
「女神ですから大丈夫です」
「その根拠は?」
「ふふっ、わたくしが許可した人しか触れる事が出来ません」
「ほう、流石は女神様ですな」
「凄いですね〜」
「女神ですから!」
「流石です!」
「凄い…」
なんか皆は女神を信奉しているな
「なあソフィア」
「なんですかあなた?」
「女神はこの世界ではどう思われてるんだ?」
「そうですね…世界の創造主であり我々人類を創造した方だと言われています」
「あ、本当ですよ」
「やはり!本当なのですな」
「獣人もですか〜」
「もちろん獣人も作りましたよ」
「ならば獣人が奴隷になってるのはどうなんだ?」
「わたくしとしては力を抑えられていたので見ているだけしか出来ませんでした。それに経緯は承知してますから」
「獣人が人類を攻めたやつか」
「はい、過去の獣人達のせいで今の子供達が奴隷になっているのは可哀想ですが、この大陸だけの話ですから介入する訳にもいきません」
「別の大陸にも人類はいるのですか?」
「いますよ。北側には獣人の大陸がありますし、南側には人類の大陸があります」
「行ってみたいですね」
「辞めた方がいいですよ。北の獣人は残忍で人類を見つけたら食べられます」
「ひっ」
「まあ遥斗さんがいれば問題無いですが」
「旦那様はこの世界でどれほど強いのですか?」
「圧倒的に強いですよ。世界征服出来ます」
「流石旦那様です!」
「しないがな」
「ハルト団長は欲が無いですな」
「面倒臭いだけだよ」
世界より嫁さん2人の方が手強いしな
防衛で手一杯だよ!
女神の我儘を聞き流しながら帝都へと着いたハルトは封印を開始する
「お願いしますね遥斗さん」
「ええ」
『時空間操作』
帝都を覆うように空間を固定していく
「ぐっ!結構辛いな」
簡単に封印が解かれないように強く硬く固定していく
「もう大丈夫ですよ」
「ハァハァ」
「あなた!」
「旦那様!」
「だい…じょうぶだ…」
かなりの力を使ったが無事封印が完了した
「これならあと5000年は大丈夫です」
「そんなにか…」
「はい、完全に力が戻れば10万年は行けるでしょう」
「はあ…」
「わたくしの力も大分戻りました」
確かに女神から受ける波動が強まっている
「私にはわかりません」
「私はそもそも戦えないので…」
皆は分からないようだ
「あれ?なんで遥斗さんが分かるんですか?」
「波動を感じますよ」
「おかしいですね…」
「ちょっと調べていいですか?」
「ええ」
「う〜ん。もしかして…」
「どうしました?」
「キスしましょうか?」
「女神様?」
「女神様?」
「ひっ?!」
女神のボケ?に奥さんずの殺気が漏れる
「ち、違うのです!聖女が2人しか感じ取れないのはわたくしが聖女の役割なんじゃないかと思ったんです!?」
「そうなのですか?」
「冗談じゃなかったんですね」
「冗談じゃありません!」
「冗談であって欲しかったが…」
「何か言いましたか?」
「いえ何も」
「ではお願いします」
「え?本当に?」
「はい」
「ちょっと待った!」
「それは駄目ですよ〜」
「順番…」
ここでちょっと待ったコールだ!
「ますは順番に試すのが筋でしょう!」
「横入りは駄目です〜」
「禁止…」
「わかりました順番にしましょう」
「ぶふっ!ハルト団長モテモテですな」
「「やっちゃえ!」」
「お前ら楽しんでないか?」
「楽しんでますぞ」
「「ハッハッハ」」
「くっ!後で訓練だな!」
「ま、待ってくだされ」
「「ひっ!」」
「待たんわ」
シゴいてやるからな!
「では部屋に行きましょう」
引きずられるように部屋に連れてかれる
「あの…ソフィアとカナエも見るの?」
「なにか?」
「見ますよ?」
「あ、はい」
こえー!
「私から行きますね〜」
「おう来い!」
こうなったらやけだ!
ミルク、サーニャ、カレンと終わったが皆違ったようだ
「最後はわたくしですね」
「「ちょっと待った!」」
「またかよ…」
「私達もいますよ!」
「ハルトさんの唇は頂きです!」
「狙ってました!」
赤衣衆も来たよ…
「あんた達は無理でしょ」
「やります!」
「リーダーだけずるい!」
「まあ、彼女達も遥斗さんとは仲間ですからいいでしょう」
いや、背後のプレッシャーが厄災並になってるのは勘違いじゃないはずだ
怖くて見れないよ
「じゃあいきまーす!」
結局赤衣衆9人が終わったが聖女じゃなかった
「やっとわたくしですね」
「もうどうとでもしてくれ…」
「では頂きます」
女神との口付けで光が…
溢れた
「やりました!わたくしが聖女です!」
「女神様が聖女ってどうなの?」
「むう〜」
『スキルが封印されました』
は?
『嘘です封印が解かれました』
はあ?
『会話するのは始めてですね。私は女神クローディア様の補佐をしています。天使ガブリールと申します』
今までの声はあなたが?
『はい、遥斗さんの補佐をしていました』
そうですかありがとうございます
『いえ、クローディア様がご迷惑をお掛けして申し訳ありません。今そちらに行きますので…』
こっちにくる?
そう思った瞬間に光と共にガブリールが現れた
「へ?ガブちゃん?!」
「クローディア様……何をされているのですか?」
「いや、あの…」
「遥斗さんに迷惑を掛けないで下さい」
「それよりなんで居るの?!」
「遥斗さんのスキルが解除されたためお力をお借りしました」
「遥斗さん!」
「知らんぞ」
「遥斗さんの万物創成は私にも効果がありますので勝手ですが転送させて貰いました」
「そ、そう」
「じー」
「ガブちゃん怒ってる?」
「当たり前です。さっさと遥斗さんの封印を解除すればいいのにダラダラと」
「でも聖女が揃わないと…」
「ソフィアさんとカナエさんが揃えばクローディア様が解除出来ると言ったはずですが?」
「え?聖女は3人だって…」
「貴方を入れて3人揃えばと言ったんです」
「あ、やっちゃった?」
全員が白い目で見ている
いや2人ほど鋭いな
「女神様?」
「ちょっとお話が…」
「許して〜」
駄女神クローディアのやらかしでした




