52:過去編 ソフィアの思い
有難いことに1万PVまであと少しまで来ました
見て頂いた方々には感謝致します
前から小説家になろうで色んな小説を読ませて貰い自分も書いてみたいと思い挑戦しました
文才はありませんので設定が甘く矛盾していたり変だなと思われるでしょうが…
完全にその場の勢いで書いております
設定は最初に考えたアダマンタイトをクズ石と呼んでハルトしか使えなかったら強いんじゃね?
それしか決まっておりませんw
書きながらその場で考えてます
なのでこれからも暖かい目もしくは白い目で見て頂けたらと思っております
ではソフィアのヒロイン決定そしてもうすぐ1万PV記念で少し長いですがソフィア過去編をご覧下さい
私の名前はソフィア
元帝国騎士団の騎士でした
今は奴隷として王国の奴隷商へと売られてしまいました
何故奴隷になったか?
それは……
「ふん、さっさと来い!」
「やめてください!」
「子爵様がお前をご所望だ」
「私には婚約者がいます!」
「関係ない。子爵様が呼んでいるのだからな」
「いや!離して!」
「黙れ!」
あれは?騎士2人が女性を無理やり連れていこうとしている
「何をしているのですか!離しなさい!」
「あ?ソフィアじゃねえか」
「あなた達は騎士でありながらそのような事を……」
「へっ、丁度いい。子爵さまからソフィアを連れていけばたんまりと報酬が貰えるぜ」
「子爵?」
「気にすんな。さあ来てもらうぞ」
剣を抜いて迫ってくる
「貴方は逃げなさい!」
私も剣を構える
「は、はい。ありがとうございます!」
女性を逃がしたので一安心ですね
「ひひっ、抵抗するなよ。傷を付けたくないからな」
「黙りなさい!」
「ちっ、なら少しは痛めつけけてやるか」
「やりすぎるなよ?」
「分かってるさ」
騎士が斬りかかってくるが遅い
「おらっ!」
「遅いです」
「ちっ!」
「何やってる!」
「うるせえ!」
所詮は素行の悪い騎士ですね。剣の腕は大した事はありません
「ちくしょう」
「団長に鍛えられてるだけあってつえーな」
「あなた達のような騎士に負けませんよ」
「ちっ、どうするか?」
5分ほどの攻防で分が悪いと悟ったようですね
「貴様ら何をやっている!」
「ちっ!」
「不味いか?」
誰かが来たようです
「ジェームス、バンダ!襲われているのか?」
「え?」
「あっ、子爵様」
「待ってろ今助ける!」
子爵ですって?
ニヤリと笑った騎士達は助けを求める
「た、助けて下さい!」
「ソフィアがいきなり斬りかかってきたのです!」
「なんだと許せないな」
「待って下さい自分は…」
「黙れ!騎士団長に目を掛けられているからといって許されると思うなよ!騎士を襲うなど重罪だ!」
嵌められたと気付いたのは裁判の時でした
「騎士ソフィアは仲間の騎士に襲い掛かった。普段から他の騎士を見下していたがまさか襲うとは…」
「ふむ、騎士ソフィアよ相違ないか?」
「お待ち下さい。自分は女性が連れ去られようとしていたのを止めただけです」
「そうなのか?」
「はい」
「こう言っているが?」
「違います。我々は警邏を担当していたら突然彼女が襲って来たのです」
「間違いありません」
「なにを……」
「被告は勝手に発言しないように」
「すみません」
「では判決を言い渡す。被告騎士ソフィアは騎士の称号を剥奪。そして犯罪奴隷とする」
「そんな……」
周りを見ると皆がニヤニヤと笑っていた
ああ、私は嵌められたんだと気付いた
「犯罪者ソフィアよこれより王国に移送する」
「王国に?」
「こちらに…」
女性騎士が耳打ちをしてくる
「騎士団長からの言伝です」
そう言って手紙を渡された
『力が足りなくて助けられなくて済まない。子爵の陰謀だとは分かっているが証拠が無いのだ。私の力では子爵の力が及ばない王国へ送る事しか出来なかった。奴隷商には売る相手を選ぶように伝えるので生きてくれ。必ず汚名返上してみせる』
ダンタリオン団長……
思わず涙が流れた
「王国までは我々が護ります」
「ありがとう」
こうして王国の奴隷商へと売られた
数日過ごすと奴隷商からハルトと言う男性を紹介される
最初の印象は頼りなく助平そうな青年だった
ミルクや私の胸を良く見ている
ミルクの方が回数は多いので今考えたら凄く腹が立つけど今晩はいじめてやると誓った
頼りないと思っていたが実際はとてつもない力を隠していた
セロにオークの厄災が迫った時はもうダメかと思ったが、バリスタやボーガンを作り出し軍の指揮さえ取ってみせた。
更に厄災すら単独で倒した時には信じられなかった
「ふー、なんとかなったな」
「お疲れ様です団長」
「団長?」
「傭兵団の団長ですから」
「そうか好きに呼んでくれ」
この時は距離を置いて居たんだと思う
いずれはダンタリオン団長が助けてくれるから別れがくるのだと……
たけど団長と一緒に戦っているうちに惹かれてしまった離れたく無いと思うほどに…
私を欲する人達と団長は何度も敵対しては守ってくれた
「まったく…ソフィアは人気者だな」
「ソフィアさんは綺麗ですからね〜」
「確かに…」
「いい加減にして欲しいです!」
「私の方がいいと思いますよ!」
「カレンさんはちょっと〜」
「なによミルク!私だっていけるわよ!」
「何処にですか〜?」
「モテるって事よ!」
「カレンさん落ち着いて」
「サイカは黙ってなさい!」
「ひっ?!」
サイカが涙目になると団長から殺気が溢れてくる
「カレン?」
「ご、ごめんなさい!サイカごめんね!」
「だ、大丈夫です…」
「団長が怒りましたね〜」
「カレンは迂闊……」
団長はサイカが好き過ぎてイジメようものなら大変な事になる
前にサイカをブタ呼ばわりした傭兵は空の彼方へ飛んで行った
文字通り物理的に飛んで行った。重量が軽くなっていたので大怪我はしなかったようだが飛ばされた恐怖で今もうなされているらしい
団長の奴隷に絡む事は絶対のタブーとされて一般人にまで浸透している
開拓地での日々は楽しかった
襲われたりしたが開拓の間は皆と一緒に居られた
防壁を作る団長の後ろに着いて廻っていたし、何かあると団長は私を頼ってくれた
「ソフィア区間の整理だが…」
「ソフィア!飯に行くぞ」
「ソフィアこの場所だが…」
名前を呼ばれる度に嬉しかったのを覚えている
この頃から私は団長に恋をしていたのかもしれない
帝国での戦いが始まってからは嫌だった。私を置いて1人で戦う団長は嫌いだ
「ソフィア俺は行かなければならない。あとは任せる」
「わかりました気を付けて下さい」
「ああ」
そう言って何度も置いていかれた
ミルク達がいるので私だけが着いて行くなんて出来ないのは分かっていたけど投げ出して着いて行きたい
どうして団長は1人で戦うんだろう?
分かっている…私達じゃ団長と並んで戦えない事ぐらい
ビーンズの街へと向かった団長が気球船で帰って来た時には遂にやったか。そう思った
実は前に私にだけ団長は教えてくれていた
「恐らく今回の戦いは激しくなるだろうな」
「そうですね。数が多すぎます」
「それもあるんだが……」
「何か気にかかる事でも?」
「上手く言えないんだがな」
「対策は考えてますか?」
「あるんだが……正直使いたくないな」
「新兵器ですか?」
「うむ、空飛ぶ船だな」
「空を?!作れるんですか?」
「作れるはずだが作りたく無いんだよな…」
「何故です?」
「あまりにも強力過ぎて戦いが終わったあとは危険視されるだろうな」
「なるほど…」
「だが作る事になりそうだな」
「自分は何があっても団長に着いて行きます」
「ありがとう」
あれから気球船を作った団長は悩んでいた
「やはり失敗したかな…」
「仕方ありませんよ。ダンジョンの氾濫ならば手段を選べません」
「そうなんだよな」
「団長1人では救えません……私も一緒に行きたいですし」
「だよな」
「はい」
「ソフィアも力を貸してくれ。これからの戦いでは皆の力が必要になる」
「もちろんです」
帝都がダンジョン化したのは驚いたが、団長が女神の使徒だったのは更に驚いた
確かに知識が凄いのは分かっていたが異世界人だとは…
更に私が聖女で団長とまぐ……結ばれないといけないと言われた時は衝撃を受けた
私は大丈夫だけど団長が嫌がるんじゃないかと心配だった
私は奴隷だから嫌なはずだ。団長は奴隷扱いはしないがこの世界では奴隷は道具だ
団長のおかげで世間では奴隷の扱いが随分と変わって来ているが奴隷は奴隷だ
冤罪とはいえ奴隷となった事には変わらないのだ
「ソフィアほんとにいいのか?」
「団長は……団長は奴隷は嫌ですか?」
「俺はソフィアを奴隷と思った事は無いな。もちろんミルク達も同じように仲間だと思っている」
「本当ですか?」
「本当だ」
嬉しかった
結婚してくれると言ってくれた事も夢のようだ
女神様が言っていたのは違う事だと分かった時には顔から火が出そうだったが、切っ掛けを与えてくれたので感謝している
これからは妻として支えて行こう
何時までも……
女性目線は難しい!
どうでしたか?
頑張って書いてみましたが……
次回からは魔帝復活編に戻ります




