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26: 決闘※

ニアバス子爵side


「くそっ!」

「旦那さま、大変で御座います!騎士が押し入り、書類が押収されました!」

「分かっている!」

「どうされるのですか?」

「決闘で決着をつけることになった」

「決闘ですと?!どうするのですか、相手はオークロードを単体で倒した化け物ですぞ!」

「それを今考えているのだ!」


「そうは言っても、あやつに勝てるものなどおりません」

「いや、あやつらがおるではないか」

「誰ですか?」

「血風旅団だ」

「馬鹿な?!あやつらを、御前での決闘に使うつもりですか?!」

「仕方なかろう!勝たねばならぬのだ!」

「しかし…」

「いいから呼んでこい!」

「わかりました……」





ハルトside


「ハルト殿、ニアバス子爵は血風旅団を呼んだようです」

「なんだと?あの大陸トップクラスの傭兵団か?」

「はい、あの悪逆非道の血風旅団です」

「そんな手を使って来るとはな」

「大丈夫なのですか?」

「何がだ?」

「ですから、血風旅団に勝てるのですか?」

「問題無い」

「しかし、奴らはどんな手でも使って来ますよ」

「ははっ!まあ見てるがいいさ」

「分かりました…」




決闘当日


臨時で、騎士団の訓練所を決闘の会場にして、行われる事になった


『これより、ニアバス子爵と傭兵ハルトの決闘を執り行う』

『『わーーーー』』


『両陣営、開始位置へ』


『頑張れよ!』

『ハルトに賭けてるんだから負けるなよ』

『ハルト様〜〜!』

『ニアバス子爵勝てよ!』


それぞれの、応援の声が上がる中、両陣営が現れる


「来たな、傭兵風情が!」

「そちらも傭兵を雇ったようですが?」

「黙れ!」

「おやおや、機嫌が悪いようだ」

「このっ!」


『両者下がって下さい』


「殺してやる!!」

「はっはっは」

「おのれ!」


『下がって下さい!』


「よし、やるか」

「はい、ニアバスは私がやります」

「それじゃあ、他は貰っていいかな?」

「どうぞ」


『それでは、陛下からお言葉を頂きます。皆様、静粛にお願いします』


『皆、良く来てくれた。今日は因縁ある対決である』


『まずは、皆知っていると思うが、オーク大氾濫で活躍しオークロードの単独討伐を成し遂げた』


『英雄ハルト率いる、クズ石の傭兵団』


『『ウォーーー!』』


えっ?!クズ石の傭兵団ってなんだよ?!



『対するは、ニアバス子爵率いる血風旅団!』


『『おーー!』』


『英雄対傭兵団トップの戦いである』


『皆待ちきれないだろう。審判開始せよ』


『それでは、これより決闘を始めます』


『始め!』



「へっへっへ。お前がハルトか?英雄なんて調子に乗ってるらしいが、俺ら血風旅団にかてるのか?」


舌戦から始めるらしい


「ほう、随分と余裕があるようだが、弱い者を痛めつける事しか出来ないのだろう?」


「言うじゃねえか、確かにその通りだ。俺達より強い奴がいないからな!」


『『うぉー』』


「そうか、良かったな。ここに、お前達より強い奴がいるぞ。今日でお前らが弱者だ!」


『『カッコイイーー』』


「なら早速やろうぜ!」

「ああ、まとめてかかって来い!」


お互い剣を抜き放つ


「皆手を出すな、こいつらぐらい、1人で充分だ」

「わかりました」


「あん?マジで1人でやるのか?」

「舐めてやがるな」

「それじゃあ、俺に殺らせろ」


「誰でもいいぞ?なんなら、全員一遍に掛かってこいよ」


「おもしれえ、俺がやる」


身長2mを超える、ハンマーを持った奴が出てくる


「くらいやがれ!」


ガキン!


「あ?」

「どうした?その程度か?」

「くそっ!なんて力だ!」


こちらは、スキルの効果で触れた瞬間に、重さを感じ無くなるが、相手はクズ石の超重量に勝てない


総重量が、3トンにもなるハルトを、押し切るなど不可能だ


「お返しだ」


大剣を一閃すると、あっさりと相手とハンマーの柄を、切り裂いてしまう


「ぐぇ」


ドサリと、真っ二つになった身体がズレて落ちる


「「はっ?!」」

『「…………」』


「次は誰だ?」


「くそっ!一斉にかかれ!」

「おら!」

「死ね!」

「化け物が!」


敢えて、防御をしないが、鎧にあたって弾かれる


「なんで効かないんだよ!」


「ふんっ!」


大剣を振って2人同時に斬り殺す


「ひぎゃ」

「や、やめ…」


『ドサリ』


「ひ、ひぃ〜」

「嘘だろ…」

「どうした、最強の血風旅団さんよ?」

「待ってくれ!降参する!」

「辞めてくれ!」


「無理だな。この決闘は、相手が死ぬまで続く事になっている」

「聞いてねえよ!」

「そうだ聞いてねえ!」


「だそうだが?」

「なにをしている!高い金を払っているんだ殺せ?!」

「うるせえよ!」

「どうしてくれるんだ!」


「黙れ!貴様らは、黙ってそいつを殺せばいいんだ!」

「くそっ!いや、この決闘は、あんたとニアバスの野郎の決着で終わりだろ?だったら、もう手を出さないから助けてくれ」

「それだ!俺らは手を出さない!」


「……………」

「頼む!」

「ダメだ」

「なんでだ!」


「お前達を、殺すように頼まれている」

「あ?」

「お前達、血風旅団は好き放題しているらしいな?今回の決闘に出てくると聞いて、涙ながらに仇を取って欲しいと訴えてくる者が何人もいた。この会場にも来ているぞ」


『そうだ、娘の仇を撃ってくれ!』

『奴らに罰を!』

『死んじまえ!』


「くそっ!うるせえぞ!」

「弱い奴らが悪いんだ!」


「そうだな、弱い奴らが悪い…」


『そんな…』

『なんでそんな事を言うんだ!』

『やつらと同じか!』


「弱いなら強くなれ!甘えるな!」


『それは…』

『……』


「今は無理でも、強くなって理不尽に抗え!…だが、今は俺が変わりに無念を晴らそう」


そう言って、残りの2人を切り捨てる


「ちくしょう…」


『ありがとう強くなるよ!』

『私も頑張るわ!』


「さて、ニアバス子爵、次は貴方だ」

「ひっ!」

「だが、俺の役目は終わった」



「私達が相手です。里の仇を討ちます」

「死んでください」

「許さない」


「や、辞めろ?!」


「まずは右腕」

「ひぎぃ〜」


「次は左腕」

「痛い〜!」


「右足」

「ぎゃーー!」


「うるさい、左足」

「あぁぁぁ」


「このままでも死にそうですが、止めを刺してあげましょう。最後に言い残す事は?」


「嫌だーーー!」

「そうですか、終わりです」


最後にカレンが、首を跳ねて決闘は終わった



『これにて、決闘は終了である』



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