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1: 傭兵家業の始まり※

新しくお読みいただく方へ


※この作品は未完のまま終了しております


以下は終了前の記述です



いくつかのご指摘を受けております


まずは句読点がおかしい


これは音声入力で書いているため、おかしな場所についていることがよくあります


これに見慣れてしまい違和感を感じていませんでした



また、初作品で見切り発車のため矛盾や説明不足、おかしな表現、ギャグのセンスが無い等多々ありますが、加筆修正は時間が取れた時にやろうと思っています


その点をご理解頂いてお読みください




そこは、何も無い空間


1人の青年が、とある女性と話をしていた



『では、お願い出来ますか?』

『わかりました。ご期待に答えられるように頑張ります』

『貴方には、世界を救う力があると思っています』

『……ですよね?』

『そうです。封じられた……を倒せる唯一の力です』

『わかりました』

『では、これより転送を行います』

『女神様。ありがとうございます』

『いえ、こちらこそ、ありがとうございます』


青年は、ある世界へと転送されて行った


だが、ここで予想外の自体が起こる


『クローディア様!大変です!』

『どうしたのガブちゃん?』

『先程の青年の転送に何かが影響して、力と記憶を失ってます!』

『えぇー!』

『どうするんですか?』

『どうしようガブちゃん!?』

『…何とか補佐してみます』

『ありがとう!』






転送された青年は、意識を覚醒させる



「此処は?」


見渡してみるが見た事のない場所のようだ


「大丈夫ですか?」

「………」

「あの〜」

「えっ?!」

「何か御用でしょうか?」

「??」

「用がないのでしたら後ろの方に、変わって貰いたいのですが」

「あっ、すいません」


カウンターのような場所で惚けていたようだ


受付嬢?に呆れたような目で見られたため、慌てて移動する


しかし、一体此処はどこなのだろうか?


木造の建物のようだが、全く見覚えがない


確か、家でテレビを…


「痛っ!」


思い出そうとすると頭痛がする


「何が…」


「おう、坊主」

「?!」

「ボサっとしてたら危ねぇぞ」


スキンヘッドで強面の見るからに荒事を得意として居そうな人に突然声を掛けられて、驚きのあまり身体が硬直する


「坊主は新人か?」

「え?はぁ…」

「荒事に向いてるようには見えねえが大丈夫なんか?」

「あの、此処はいったい?」

「あ?傭兵ギルドだろうが」

「傭兵ギルド…」

「登録に来たんじゃないのか?見掛けねえ顔だからそうだと思ったんだが違うのか?」


此処は傭兵ギルドなのか、よく見ると確かにその道のプロっぽい人が沢山いるが…


「登録ならあっちのカウンターで登録してこい。坊主は頼り無さそうだがスキル次第で仕事もあるだろ」

「スキル…」

「おいおい、なんも知らねえできたんかよ」

「すいません」

「まあいい、受付に行きゃあスキルも調べてくれるし傭兵に合わないなら他のギルドを紹介してくれる。まずは聞いてみるんだな」

「分かりました。ありがとうございます」

「おうよ!」


そう言って手をヒラヒラしながら行ってしまった


何が何だか分からないが情報は必要だ、このままで居てもどうにもならないからアドバイスどおり受付に行ってみるか


「すみません」

「はい、さっきの方ですね」

「先程はすみませんでした」

「大丈夫ですよ、傭兵ギルドへは登録のために来られたんですか?」

「いえ、まだ決めてないのですが傭兵ギルドについて教えて貰う事は出来ますか?」

「もちろんです。説明にはお時間が掛かりますがよろしいですか?」

「はい、大丈夫です」

知らない場所に居る以上とにかく情報が必要だ。


「それでは説明させて頂きますね。傭兵ギルドの仕事はいくつかの種類に分かれます


護衛依頼

討伐依頼

戦闘依頼

治安維持


この4つに分かれます。


新人のうちは下級モンスター討伐や街の見回りなどの簡単な仕事もあるので安心して下さい。」

「モンスターですか…」

「モンスターと言ってもゴブリンなどですから大丈夫ですよ」


ゴブリンか、小説やアニメなんかでは最弱モンスターとして有名だが、居るんだな


「俺は武器を持っていないのですが…」

「新人さんのためにギルドから貸出もありますので、登録されるなら後ほど案内しますね」

「はい」

「ここまでで分からない事はありますか?」

「いえ、大丈夫です」

「それでは登録の前にスキルをお調べしましょうか?」

「あ、スキル…」

「先程ヴェルナーさんと話されているとき、スキルが分からないようでしたので」


あの人ヴェルナーていうのか


「えっと、お願いします」

「ではこちらのステータスカードを差し上げます」


そう言って金属製?のカードを渡された


「カードを額にあてて下さい」


言われたとおりにしてみる


「お?」


カードに何やら文字が浮かんでくる



_______________________

ハルト 22才


スキル


重量軽減LV1

自身の触れている物体の重量を軽減する

レベルによって軽減出来る量が増える

LV1 20%軽減



ユニークスキル


造形

物体を自由に変化させる



_______________________


「どうでしたか?」

「えっと、重量軽減と造形ですね」

「えっ?!なんですかそのスキル?」

「触れてる物を軽く出来るのと物体の変化になってますね」

「聞いた事が無いですがそんなスキルがあるんですか…。とにかく物を軽く出来るなら荷物持ちなら大活躍間違いなしですよ!」


何やら受付嬢が興奮している


「使えるスキルなんですかね?」

「もちろんです!討伐依頼なら素材を沢山手に入れられますし、日数の掛かかる依頼なら食料や水はもちろん道具なんかも余分に運べますから野営では重宝しますよ」

「確かに便利ですね」

「はい、良かったですね。依頼は複数人での受注も多いですから荷物持ちとして参加しやすいですよ」


荷物持ちは重要だよね


「お!坊主はいいスキルだったみてえだな」

「あっ、ヴェルナーさん。新人さんは優秀ですよ」


受付嬢さんは万遍の笑みだ


「先程はありがとうございました」

「おう、それで登録するのか?」

「そうですね……。仕事には困らなそうなので登録してみようと思います」

「そうか、だったら登録しちまいな」

「登録手続きを始めますね。ではステータスカードを提示して頂きます」

「どうぞ」

「ハルトさん22才………。22才?!」

「え?何か問題でもありましたか?」

「いえ、年上だとは思って無かったので」

そんなに若く見えるのかな?日本人は若く見えらしいからおかしくはないが


「ガハハッ!坊主は俺と対して変わらんのか」

「え?!!」

「俺は25だぞ」


えーーー!スキルヘッドの強面だし40超えてると思ってた!


危ねぇーー!下手な事言わなくて助かった!


「でわこれで登録管理です」

「ありがとうございます」

「本日から依頼を受けますか?」

「えっと、お金が無いので簡単な仕事がしたいんですが」

「でしたら……」

「おうカナエ」

「どうしましたヴェルナーさん」

「坊主はしばらく俺が鍛えてやるよ」

「宜しいんですか?」

「ああ、せっかく知り合ったんだしな。荷物持ちも出来るなら仕事を覚えりゃ稼げるようになるだろ」


ヴェルナーさんいい人!


強面と思ってごめんなさい


「よし、坊主装備を借りてこいゴブリン狩りに行くぞ」

「ゴブリンですか」

「ああ、アイツらはいくらでも増えるからな常設依頼になってるし、肥料になるから数を持って帰れば金になる」

「肥料に?」

「ああ、魔道具で肥料に出来るんだよ」


魔道具!今までのやり取りで分かってはいたがやっぱり異世界なんだな


なんで俺が来たのか分からないが、まずは生活出来るようにならないとどうしようもない



「それじゃあ…。カナエさん?装備を借りたいのですが大丈夫ですか?」

「あっ、すみません自己紹介がまだでしたね。当ギルドで受付を担当していますカナエです。装備は登録から3ヶ月間は無料でお貸ししています」

「有難いですね」

「3ヶ月を過ぎますと返却かレンタル料を支払って継続するか選べますが、それまでにご自身で装備を揃えられるように頑張って下さい」

「装備を買えるようになりますかね?」

「ハッハッハ。俺が鍛えてやるから心配ない。まあ、荷物持ちでも稼げるだろうが一端の傭兵になりたいなら自分の装備を揃えるんだな」

「分かりました頑張ります」

「ではあちらで装備をお渡しします」


こうして異世界?での、俺の傭兵家業が始まった

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