10話 僕の記憶は
しばらく投稿してなくてすみません。
『輪廻と僕』はどうしても完成させたかったので、これからも時間のある限り更新したいと思います。
しばらくぶりなので、もしかしたら書き方が変わってしまったかもしれないですが、きっと悪い方向には変わってないと思います。
確かに今まで僕は大切な人何ていたことなかった。
僕はただ毎日を楽しんでいた。
この能力を楽しんでいた。
だけど、もしもこの先僕に大切な人ができたら?
そしたら僕は死ぬのが嫌になるのだろうか。
わからない。
沙希の言いたいことはわかる気がする。
だけど、僕はこの能力を終わらせたくない。
【忌まわしい能力】
沙希は今までは普通に暮らしていて、今回だけが僕と同じようになっている。
だから沙希にはこの能力のことがわからないんだ。
フェランツは確かに最低な奴だ。
昔の僕はきっと怖くて仕方なかったはずだ。
だけど、今の僕は?
死ぬ時何て気づかない。
気づけば次の人生にいっている。
だけど・・・
僕は一つの嫌な仮説が思い浮かんだ。
フェランツは僕たちがこの能力に気づく日を作った。
それなら、この人生が終わってしまったら、もうこの能力はなくなってしまうのだろうか?
そんなのは嫌だ・・・
それならばフェランツを殺るべきなのだろうか。
でも、いくら酷いことをしたからって、人を殺すのはどうなのだろうか?
自分が酷い目にあったから、他人を傷つけていれば、憎しみの連鎖は続く・・・
いや、僕たちがこんなことになって、悲しむ人達は誰もいなかった。
フェランツのような奴もそんな奴何ていない。
殺すのがいいはず・・・
僕はそこまで考えても、実行に移す気にはなれなかった。
とにかく今は沙希のことを探しに行くのが先決だ。
沙希は何処に行ってしまったのだろうか。
ひょっとして、もうフェランツの所に行ってしまったのだろうか。
僕の為に人殺しをさせる何て、そんなことはしたくない。
きっと僕の能力はとめる方法があるはずだ。
死ななければいいんだ。
死なないように努めればいい。
僕は沙希を走って探した。
走りながらそんなことを考えていた。
だが、想像だけで、何の策もなく、僕の考えはただの理想でしかなかった。
『沙希?沙希』
僕は必死に沙希を探した。
しばらくしてから、不思議なことに気づいた。
ひたすら走っていた僕の足は、何処かを目指して走っているようだった。
『あれ?・・・沙希!』
見知った所。
いや、見たことはないはずだが、知っているような気がした。
そこに着いた時に、僕は沙希のことを見つけた。
「凪・・・」
沙希は驚いた顔をしていた。
だけど、少しだけ嬉しそうな気がした。
この場所は?




