第1話 新たな人生
またか・・・そうだあの日トラックで・・・
なら今は14歳の春だな
今日は4月8日
中学2年生の始業式
クラス替えが待ち遠しいとばかりに、廊下の前には
すでに人が集まっていた。
『もー凪おっそ〜い。普通こういう日は早く来るでしょ』
「うん。ごめんね」
『まあいいけど、それじゃあ『沙希ーこっちこっち!』
『ごめん凪、いくね』
「うん」
そうして沙希という少女は走っていった。はたから見ても
沙希から見ても、僕達は前からの友達に思える。
でも僕は、今産まれたも同然だ。
『凪、何ボッーとしてんのよ。クラス張り出されたわよ』
「本当だ」
『凪、あたし達今年も一緒のクラスだよ♪やったね★』
「うん。僕も嬉しい♪」
ニコッっと微笑むと、後ろから声がした。
『淡井、今年も一緒のクラスだな。俺達何年一緒なんだろうなあ』
ハハハっ、と背の高い男は笑いながら話してくる。
その男に沙希は
『はいはい、腐れ縁って感じの奴でしょ?
亮戸は今後凪には触れないでね』
と、亮戸という男を払うように追い返した。
『そこの3人組、さっさと教室に入れ』
先生の合図で僕達3人は教室に入った。
教室に入りながら考えていた。
今度の名前は淡井凪っていうのか、それで友達は沙希
腐れ縁は亮戸と・・・・
それから・・・『淡井!さっきから呼んでるだろ』
「すいません先生・・・・」
『ボッーっとして、淡井まで気を抜いてるのか?』
「いえ、すいません・・・それでなんです?」
『ああ、旧委員長のお前に入学式の言葉をお願いしようと思ってな。』
「はい。わかりました」
それから、僕は旧学級委員長か・・・
それにさっきの先生の言葉からして、今度の僕はそうとう
真面目な子だな。
この前があれだったから変な感じだな・・・




