22/22
泣いて、泣いて、泣いたなら
約束しよう
自分との約束
泣きたければ泣いていいと
私は何度でも言ってやる
悪あがきでもいい
無様で結構だ
時に卑屈になってもいい
なぁに 人間なんだから
そんなに珍しいことでもないだろう
承認欲求
そんなに悪者扱いしてやるな
別に恥ずかしいことじゃない
なぁに 人間なんだから
寂しいときくらいあるだろう
美しいものだけを作ろうとしなくてもいい
全ての人に気に入られなくてもいい
後ろ指さされたって
馬鹿にする声が聞こえたって
構うものか
そんなときこそ思い出せ
諦めない自分の方が確実に前へ進むと
批判の言葉を見かける度に
自分に重ね合わせなくてもいい
そっちはそっち
こっちはこっち
自分の問題に向き合おう
何度でも言ってやる
泣きたければ泣けばいい
それで気が済むなら
どんどん涙を流せばいい
泣いて、泣いて、泣いたなら
小さな虹の一つだって見えるものだ
諦めないと約束してくれ
自分との約束
私が前に進んでいることは
私が一番わかってる