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こちら、夢幻実現社です。  作者: よりしろ
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海利「お話のはじまり」

8月、学生は皆夏休みである

小学、中学生はクラブ、部活、遊び、習い事、

高校生はそれに加えてバイトなど色んな過ごし方をしている事だろう。

ほとんどの学校は1ヶ月以上あるこの夏休みをいろんな人がいろんな形で満喫しているだろう。

自分、上城(かみしろ) 海利(かいり)もその1人だ。


「10︰30分から15︰00か...めんどくせぇw」


海利はフードコートでバイトをしている。

起きてから少しだけぼーっとして着替え、バイトへ向かう。


「海利!次そこの作業やっといてな、おれはトイレに行く。(キリッ」

「あ、わかりました」


そんなピークに備えての作業から始まり、ピークが終わると洗い物に専念する。


「あぁ、疲れたなぁ、いや、というよりかはだるかったなぁ〜」


なんて思いながら洗い物をする。


そのままバイトも終わり、特にやることもないので家に帰る。

すぐお風呂へと入り親と共同のPC(と言っても自分の部屋にあるからほとんど私物と言っても過言ではない)の電源を入れ、動画を見ながらスマホでゲームをするなりSNSであるhoraizon(ホライゾン)tweet(ツイート)を見たりする。


「皆楽しそうだなぁ〜、あ、音ゲーのリザルトだ頑張ってるなぁ、こっちは相変わらず上手だなぁ、どっちにもいいねだな」


海利はゲームが好きで小さな頃からやっていた。

中学生のときとある友達にゲームセンターに連れてこられたきっかけで音ゲーも始めた。


「あ、この子の絵かわいいなぁ、なんて子なんだろ。

こっちは嫁だな、安定してかわいい」


と二つにいいねをつける。


「ぬわあぁぁぁぁぁぁぁぁん!寝て起きたら嫁とかベッドの横で寝てね!?毎日頑張ってんじゃん!?いやそんなことも無いかもだけど、ちょっとくらい夢くれよぉ!?」


とか自室で1人で冗談言って過ごしている。


「今何時だ?...5時過ぎか...昼寝しよう...」


とそのままベッドには行かず地べたに寝転がる。

そのまま少しの間眠りに落ちた。

.

.

.

「..し......も......も.し....おき.....もう...」



「つな....た」


夢だろうか、目を覚ました気がする、いや、寝てはいるが意識だけ声に集中している。


「意識....正....しつ...ん.....こた....」


ただ寝ているためはっきり明確には聞こえないが相手のやりたいことは理解出来た。


「大丈....声でな.....思う....け.....反映...さ....ます」


恐らくこちらが答えなくても良いようだ。


「あなた....大人.....幼い...どち.....子がすき?」


ん?

大人か幼いどちらの子が好き?

これに答えるのか?なら幼女一択である


「なら.....身長.....髪.....みた......」


色んな質問に返答していく。

そしていくつか答え終わったあと。


「あり......う......ざ.....した」


といい意識も何もかもが眠りに落ちた。

.

.

.

「んぁ、ァァァ、こし、んんぅ」


地べたで寝たため腰が痛かった。


ブルッ「寒い...」


冷房が効き過ぎていたのか少し寒かったため毛布を取りにベッドに行く。

ベッドの前につき、手探りで毛布を探す。

部屋が暗いため、目が良く見えない。


「ここか...んぁ?」


毛布はあった、だがなんか、もっこりというか山があるというかなんというか...


「布団が積んであるのか?でもそれにしてはベッドの上ぐちゃぐちゃだからなぁ...

ばあちゃんなら畳むだろうし...」


と思い毛布をゆっくり引っ張る。


「あ、ああ...?」


毛布が暖かかった。

毛布が取られたそこには。

何故か女の子が寝ていた。

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