ネットによる募集
それから、時が経ち爆弾がまた仕掛けられた情報が入った。
爆弾が、商店街に設置されたらしい。
俺は、爆弾に指紋がついていないか刑事と一緒に調べると付いていた。
刑事はその指紋鑑定をした。
すると、普通の人で会社勤めの男の指紋だった。
事情聴衆をすると、
「爆弾に触ってしまっただけです。
俺は、何もしてません」
確かに、監視カメラを探ってみてその人物の行動を見ても設置した形跡は無い。
爆弾は裏路地や、ビルの屋上など目立たない所に設置されており
あまり犯人が特定できない。
だが、その人物が怪しいと思い後をつけて行く事にした。
するとある女性と店に入っていった。
その店に爆弾が仕掛けられていた。
その店は、BARだった。
BARによく来るのかと刑事が訪ねた。
「いや、初めて入った店です。」
確かに、店にその男女は一回しか来てないらしい。
犯人の下っ端なのかという推測がされた。
BARに来ている客を徹底的に調べた。
だが、誰が犯人かは分からずじまいだった。
夜中に入って、爆弾が仕掛けられた可能性があると刑事は見た。
すると、BARの爆弾にも指紋がついていた。
それを特定すると、ある女性だった。
その女性に話を伺うと、何か触ってしまったらしい。
興味本位らしい・・・
ここから、爆弾に指紋がついている現象が、3回続いた。
そいつらが犯人かと刑事は思い、その5人を留置所に入れておいたが
爆弾は仕掛けられ続けている。
おかしいなと思い、ネットで調べてみるとハッカーが身元をばれないように
爆弾に指紋を付ける作業をしたら10万という募集があった。
警察は、そのサイト営業者を特定すると偽名を使っており
全く手がかりは掴めなかった。
しかもノートパソコンを買い換えて一回一回応募している模様だった。
ここまで頭の良い知能犯が居るとは・・・
山岡と刑事は本気で捜査に乗り出すのであった。