第三章:クーデター
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ロシア連邦
モスクワクレムリン宮殿に、ロシア連邦チェル・リトエルヴィチ・アリエリア大統領が各閣僚達と会議をしていた。
「我々ロシア連邦の経済状況はどうなんですか、アレクシア財務大臣。」
アリエリア大統領が、財務大臣のアレクシア財務大臣にロシアの経済状況を説明を求めた
「非常に、不味い状況下にあります!!今の我がロシア連邦は2010年に起きた北欧ショックにより経済状況が悪化しており他国からの融資を受けておりますが中々経済回復にいたっておりません!!このまま行くと国の崩壊が有り得ます。」
「それほどまで、追い詰められているのですか!!」
「………はい、その通りであります大統領。」
「一体どうすれば………」
アリエリアは、手を組んだまま額に当てこれからの事を考えてしまった。その時ロシア連邦国防大臣のアジェクルが立ち上がった。
「大統領」
「……………何かしらアジェクル国防大臣」
「中国・北朝鮮と手を結び日本及び欧州各国と戦争しましょう!!」
アジェクルのその言葉にアリエリアは唖然とし……
「貴方、自分が何を言っているのか分かっているの!!」
「えぇ、分かっていますよ」
「分かっていないわよ!!欧州及び日本と戦争何かしたらアメリカが黙っていなわよ。それを分かって言っているの!?」
「えぇ、承知のうえですよ。」
アジェクルがアリエリアにそう言うが………
「駄目よ、欧州及び日本と戦争何て認められないわ!!」
アリエリアは、アジェクルにそう言った。
「そうですか、仕方ないですね!!」
アジェクルがそう言い手を数回叩いた時、会議室のドアが開き十数人の銃を持った兵達が入って来た。
「まさか!?」
「えぇ、貴女の考えている通りクーデターを起こさせて貰います!!」
「くぅ!」
アリエリア他の大臣達も兵達に銃を突きつけられて会議室から何処かに連れて行かれた。
「さて、邪魔者も居なくなりましたし同士達に連絡でもしましょうかね?」
アジェクルは、そう言い会議室から出て自室に向かった。
このクーデターは、すぐさま各国が知りアジェクルが大統領になりロシア連邦と言う名の国名を改めシベリア連邦と改めソビエト連邦崩壊以来の共産国家復活を宣言をした。そして、シベリア連邦と中華人民共和国と朝鮮民主主義人民共和国は三国軍事同盟を宣言した。