たぶん異世界47日目 2ページ目
どうせ最後には、証拠を隠滅するので、その前にめぼしいものでも・・・と思ってやってきました。お屋敷の地下、1階かと思いきや、只今、地下12階でございます。
外から見てた時から、地下にやたら厳重な結界が張ってあるから色々と訳有なんだろうなとは思ってたけど・・・しかも、本職の時みたく、ばっちり下調べもせずに、適当にまぁ、何かあったら、それはそれで面白そうだからいいや~えへへ。と、思って行き当たりばったりで入った私も悪いとは思いますが・・・亜空間作って地下13階まであるってね。
で、私はまずは物色の為、こちらの最下層を目指しております。
もちろん、誰にも気付かれてなんていないですよ!えぇ。そんなヘマはしませんとも!
どうやって?それは、いつもの如く企業秘密です。フフフ・・・
ティアのことは忘れてないですから!ちゃんと、頑張りますよ。
ってな、わけで12階を散策しておりますが、地下1階から順番に来ましたが、あまり心動かされるものがありません。
魔石や精霊石も自分で作ったのよりも質が落ちるようなものばかりですし、武器もジャスティアから貰えるもの(ティアのご家族達が理由を付けてくれようとするのですよ!しかも、曰く付の凄まじいヤツを。必要な時だけ、ありがたく受け取ることにしてますが)よりも劣ってますしね。
そんなこんなで、警備も私からすると子供だましみたいなものなので、あっさり、ここまで来てしまました。ここ、12階はどうやら、研究施設のようです。言わずもがな。例に漏れずろくな研究してないのが一目瞭然です。データを拝見する限り(どうやって覗いたか?もちろん、企業秘密です)、生物から無機物、魔術まで幅広くやってる感じでした。とりあえず、実験データは根こそぎコピー完了です。
後でじっくり、拝見ですよ。
この小屋に来て、初めての収穫です。
情報も立派な収入になるのですよ!と、言っても今回の私の場合はただ単に好奇心ですけどね。
落ち着いたら、せっかくなので、こちらの世界の色々なものを研究してみたいですね。
さて、この階にはもう、用なしですね。
次は最下層です。
最下層は何でしょうね?
わくわくしますね!だって、最下層と言えば、一番重要なモノじゃないですか!
と、思ったら、牢獄でした。
はぁ。つまんないですね。
ヒュッッ
ガガガガガガッ
ドォォオオンンンッ
突然の攻撃に一撃目を姿勢を低くすることで交わしながら、左後方へと跳躍。
そこに、短剣が数本、私がいた場所にほぼ同時に突き刺さる。
と、思ったのも束の間。
光と火の攻撃魔法。
しかも、上級ではっきり言って、この辺り一帯を吹っ飛ばすレベルのを発動させて来た。
もちろん、防御結界を展開と同時に目標を補足。
魔物?
とりあえず、生き物なのは間違いなさそうだ。
黒い毛の塊で恐らく、12階の研究所で作られた戦闘生物でであろう。
知性はもちろん、自我等はない。
目標に攻撃魔術と攻撃用の精霊術を間髪入れずに展開しつつ、気配を消して目標の背後から魔法で作った剣で貫く。そのまま、もう一つ、鳥よりも少し大きな飛び回っているに戦闘生物たちにも魔術で形成した短剣に精霊術で加工を施したものを放ち仕留める。
仕上げに、私を中心に精霊術と魔法で組み上げた浄化の効果もある高温の青白い炎で足元からから這い上がって来ようとしていた昆虫もどきと先ほど仕留めた戦闘生物たちを瞬時に焼き尽くす。
そして、まるでそこには何もなかったかのような、静けさが戻った。
私は一応、今の戦闘で他の者共に私の侵入が気付かれていないかを確認し、一息吐く。
一応、何があってもいいように、自分がいる階には結界を張っている。
この結界は本来の空間と全く同じようではあるが異なった空間になる。
中ではどんなことが行われていようとも一切漏れることはないし、他の人がそこを通っても気付かない。が、術者がが結界を張った時点でその範囲のものを全て、その中に閉じ込めるのである。
解除方法は、普通、術者本人の意志か術者の死亡、又は死のみである。
結界が張られたら、力の強い術者は気付くが、私が展開する術はそうそう気付かれない。
この自信はどこからと思われるかもしれませんが、まぁ、色々と苦労してますからね。えぇ。
でも、まぁ、絶対ではないので警戒は怠りません。
最大の敵はいつも自分ですからね。
その中でも驕ることは厄介なものの一つです。自信と驕りは違いますから!
と、いつもの如く話は逸れてしまいましたね。
12階での研究の成果はやはりろくなことじゃないのが立証されましたね。
あの戦闘生物たちは恐らく、元は意志のある生き物だったと思われますが・・・しかも、最悪な形で・・・これ以上はもう考えるのは取り敢えずやめましょう。
絶対、ここは組織ごと壊滅ですね。
ティアに危害を加えて攫っただけならず、私の気分を激しく害したので許せませんね。
しかも、私を殺そうとした時点で私に殺されても文句は言えないってことですね。
フフフ・・・いい度胸です。
うちの家訓は売られた喧嘩は、相手はもちろん、関わった者共を全て根絶やしにするまで買え。
中途半端は許すな。徹底的に抹殺しろ。
ですからね。
あぁ、いけない。
またまた、脱線してしまいました。
牢屋には気配が二つ。
一つ目は、もう、どうやら息絶えているかいないかほぼ、死体のようですがギリギリ生きてる気がします。が、おそらく、後一刻持たないでしょう。
顔はもう、ほとんど造詣がわからないくらいに歪み、血塗れです。
右手と左足は一応、繋がっていますが、一部壊死し膿んでいるところもあるようです。
はっきり言って、もう、肉の塊と言っても差し支えないかもしれません。
生命の火がほとんど消えかかってるようです。
放っておこうかとも思いましたが、彼の周りには下級精霊がこんな場所にも関わらず集まっています。しかも非常に、光と風の精霊に好かれる人物のようです。光と風の精霊に好かれると言うことはその人物が大変優しく誠実である証拠です。
え?私?私は全属性の精霊に好かれてますよ。
光も闇も濃いですからね。
で、彼を助けることに決めました。
私は、牢屋の鍵を開け、(どうやったかは、いつもの如く企業秘密です)彼の傍らに膝を尽き、手早く、彼の状態を把握、彼は精霊に好かれている者なので、魔法で治癒術を施す。
精霊に好かれると言うことは精霊術の使い手でしょうし、精霊術を使う者には魔術よりも魔法の方が愛称がいいのですよ。
とりあえず、応急処置し、ここの小屋を片付けてからじっくり治療することにしましょう。
彼をゆっきーにお任せし、取り敢えず、先にここから離脱して近くで私を待ってて貰うことにしました。こんなお荷物背負っては面倒ですからね。
先ほど感じた、もう一つの気配は生気を感じるので、恐らく、自力で行動出来るくらいは元気でしょう。見捨てるか助けるかはわかりませんが、どちらにしろ、私が背負っていくようなことにはならないと思うのでゆっきーに早速、ここから離れてもらうことにしました。
ゆっきーが彼と供に魔法でここから、完全に消えるのを確認し、また、更に置くに進みます。




