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たぶん異世界32日目 1ページ目

ヒルトはやっぱり連いて来ました。


グーズグレイ到着後のことを聞いてきましたが、まさか、隙を見計らってあなたからの逃亡計画を実行する予定ですとも言えず、ティアとの打ち合わせ通りに、到着後は少しグーズグレイを見て回ってから考えると無難に答えておきました。


グーズグレイに向かう際は、来た時のように急ぐ必要もないので、あちこち見ながら馬でゆったり向かうことに。それを理由にヒルトを遠ざけようとしたら、自分たちもついでに視察するから丁度良かった、一緒に行こうと言う流れになり、嘘をつくなよ!と内心突っ込みを入れながらも、ユージンに同情してなのか手腕なのかはわかりませんが、押し切られてあげましたよ。


あ~面倒臭い。が、仕方がない。


もう、諦めてますとも。


「カオル、俺は君を一生守りたい」


「・・・守ってもらわなくても、結構です。こう見えても私、自分の身を守る程度には戦えますから。ご心配なく」


「確かに、君の腰にある銃はかなりのモノと思われるが、世の中には色々な奴がいるし、俺が言っているのは戦闘はもちろんだが、それ意外のことも心配なんだ」


「・・・戦闘以外なら、どんなでしょう?」


「ろくでもない連中やどうしようもない男や付き纏って来る男とかストーカーする男やしつこく口説いてくる男とか・・・兎に角、色々とだ」


・・・それ全部あぁたのことではないですかねぇぇぇ?えぇ?

と、思わず半眼で見てしまう。


もう、いい加減に猫を被るのも疲れて来たのでちょっと、態度に出てます。

と、言うか出します。

いくら立派な社会人と言えど、限度があります。

どうしようもないタイプは、もう、それ相応の対応が必要ですね。はい。


適当にあしらうことにしました。

それでもめげないヒルトに拍手。

疲れますね・・・はぁ


「それはヒルトみたいなヒトのことを言うんでしょうか?」


と、にっこり笑って返してみた。更に、


「私はご心配頂かなくても、どんな時でも自分の身は自分で守れますから」


私はこれでも、元の世界では自分の身どころか他人の身も守るお仕事でしたからね!

言ってないけどね!

しかし・・・本気で、この場でヒルトと勝負してトンズラしようかと悩むレベルになってきましたね。

そんなことを考えている間にもヒルトはめげずに延々と私に攻撃してきます・・・

誰かコイツを止めてくれと叫びたい。が、我慢です。


「嫌、俺が君を守りたい。傍にいたいんだ。駄目だろうか?」


「駄目です」


即答です。

当たり前です。私、あなたのことは一番、傍に寄りたくない部類ですから!残念!ってね。


「こんなにもヒトを好きになったのは初めてなんだ。カオル。君以外考えられない。取り敢えず恋人にしては貰えないだろうか?」


友達じゃなくて、恋人からかよっ!誰だよ!コイツにちゃんと教えなかったの!!



「嫌です。初めてなら、次がありますから、頑張って下さいね~。応援してあげますから」


「カオル・・・」


と、出発してからずぅぅうううううううっっっっっっっっと、飽きもせずに同じ会話がしぬほど繰り広げられていた。

ユージンもティアも呆れているのか遠くから見守ってくれている。

そんな状況も、ゆっきーの告げた言葉で終止符が打たれようとしていた。


『カオル、まだ、こちらに気付いたかは定かではないが、かなりのヒト型上位魔族が2、神族が20程、魔物と魔族がたくさんこちらに向かってるようだが、どうする?狙いは・・・ルイスのようだな』


ゆっきーの言葉に私は素早く反応し、確認する。


ゆっきーと契約した時に、龍眼が使えるようになっていたのですぐにわかった。


この龍眼と言うのはすごく便利で、ゆっきーと同じ能力がある程度使えるようになるらしい。

龍眼は契約した龍の力の大きさや属性に依っても能力が大きく変わるそうだ。

もちろん、リンクすることも可能でゆっきーが見聞きしたものを私が視ることも出来る。

ゆっきーの龍眼は龍としては最高ランクらしいうえに、一応、神龍なのでなんでも来いなチート仕様。

他にも色々と便利機能があるのだが、龍眼に関してはちょっと、時間がないので、また、今度にして欲しい。


取り敢えず、素敵な龍眼を使って現状を把握。

本当だ。


ルイスが狙い・・・?

と、言うことは王位争いか何かかしら。

でも、ヒト型魔族と人間の組合せってあまりないのよね?


『利害が一致して、手でも組んだのだろう』


なるほど。


この数と、相手の戦闘力からして、大規模な戦闘になることは間違いなさそうだ。

さて、どうしようか。


どう考えても、猫被って戦えないフリをするのは無理そうだ。

と、言うことはここらでトンズラしよう。そうしよう。

どうせバレるなら一緒だもんね。


問題は私たちの戦闘力をどこまでバラすかだよね。

出来れば最低限に抑えたいよね。


ゆっきーとエスの存在は隠し通そう。

希少な神龍でしかも龍王のゆっきーと桁外れのチートくさい精霊のエスを連れてるのバレたら面倒そうだ。と、言うことは、私たちの実力はある程度しょうがないかな。


最悪、ゆっきーの姿を見せなければ、龍ってしかバレなさそうだから、まぁ何とかなるか。


ゆっきーと私は、もちろん誰にもわからないように、作戦を練った。

今後について。


さて、ストレス解消でもしますか。


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