たぶん異世界2日目
異世界たぶん2日目。
おはようございます。
やっぱり、目を覚ましても森の中。
自分の布団の上でした。
マイナスイオンたくさん出てるんだろうな~
身体に良さそうです。
寝て起きたのでたぶん、2日目。
私の基準で2日目。
これでおっけです。
えぇ。自分中心でございます。
あぁ、もし、私が死んで(ありえないけれども!)、他の誰かがこれを読んでもわかるように
と思って日記をを付けることにしました。
昨日の仕事のことを考えながら、ノート代わりに使ってた日記帳とペンを抱えて寝てしまったので
幸か不幸か、偶然にあったこれで、取り合えず書いてみました。
ご紹介が遅れました。
私、藤堂薫と申します。
27歳で現実主義な女子でございます。
職業は表向きはそこそこ大きな会社のバリバリのキャリアウーマンなOL。
裏向きは一族の職業の(?)守護者でございます。
守護者とは簡単に言うと、あらゆる手段を用いて依頼主を護ると言うモノでございます。ちなみに私のいた世界では色々な職業も戦争もお菓子も・・・殺伐としているところでありました。
暗殺者はもちろん、国によっては王様もいますし、軍人、貴族、科学者、職人、狩人…etc.etc.色々といますよ。何と言うか何でも有な世界でしたね。兵器や機械、剣と魔法もありまして、これがなかなかサバイバル・・・と、私のいた世界に関してはまた、機会があれば後ほど。
話は脱線してしまいましたが、私の裏向きというか、一族の職業ですね。の守護者とは依頼主を兎に角護ります。
あらゆる面で、全てにおいて。
暗殺者だろうが、国相手だろうが、実力で敵を排除する場合はもちろんのこと、知略で勝負する場合もあります。特に優秀な守護者には二つ名が与えられ、依頼主、つまり守護対象を選ぶことも許されます。
簡単なお仕事から命掛けのものまであるので、当然選ぶ権利は欲しいところですが、基本的には一族に来た依頼を実力に見合った者のところに振り分けられます。この振り分けられた依頼は、ある程度の実力が一族に認められていれば、断ることも出来ますが、そうでない場合は問答無用でやらされます。本人の意思に関係なく。
私はこれでも、一族の最有力時期当主候補でもありましたので18歳の時から二つ名を与えられ、依頼を選ぶことが出来ました。
二つ名も、獲得試験があるのですよ・・・本当にしぬかと思いましたね・・・あの時は(遠い目)
あっ。すみません。また、ちょっと、遠くに行っておりました。
守護者というのは守護と呼ばれるものの中でも、特に優秀であり、難関試験を乗り越えた一握りの者にのみ、名乗ることを許された称号というか、職業なのです。
大抵は守護となります。もちろん、同業者もわんさかいますが、うちの一族はその中でも有名な名門でしてね。
こんな私が優秀な守護者となれたのも、一重に尋常でないスパルタ式の一族の鍛え方にあると言っても過言ではありませんね。
えぇ。20歳までに何度か試練がありまして、それを潜り抜けなければ生きていられなかったのです。
特に、私の姉が厳しくて・・・私、良く生きてこれたな。(遠い目)
おおっと、また、話が脱線してしまいました。
すみませんね。
で、どうして私が、ここが自分のいた世界と違うと、何となくわかったのかと言いますと、
その守護者としての能力の一つで分析したというか視たというか
とにかく、わかったのですよ。はい。
色々と詳細は企業秘密なのでここはひとつ勘弁して頂きたい・・・
結論は、ここが今までと違う所と言うのは、何となくわかりました。
とりあえず、表向き職業OLの会社の方、特にプロジェクトについては色々と心配ですが、
私がいなくても何とかなるでしょう!私立案者だけどね。
まぁ、ならなくてもどうしようもありませんが。。。
それに、きっと一族のモノが何とかしてくれるでしょう。私に万が一のことがあった場合は
一族のモノが何とかしてくれる手筈になってますからね。
そして、本業の守護者の仕事では・・・今、依頼とか受けてなくて良かった!
主もいないのも幸いでした!あぁ!そうそう、主というのはですね、守護者が
全てを掛けて一生その者だけを護り、仕えるというヤツですね。
ちなみに、主がいる守護者は、基本的に依頼を受けることはなくなります。
これは、持てる人と持てない人というか、そう言う人に巡り会えるかどうかという運もあるらしいので、守護者でも、主がいる人といない人がいますね。
私もそのうち、運が良ければそういう人に、主に巡り逢えるんですかね?
さてはて、それよりも今のこの状況をどうしましょうね。
私はこれでも現実主義なのできっと、これからこの世界でしばらく生活しなければならないでしょう。ならば、生活手段を考えねばいけません。
私の現在の持ち物の言えば・・・
着ている服・・・もちろん下着の上にジャージにTシャツ
日記とペン
布団
はい、生活に困るの丸分かりですね。
えぇ。とりあえず、周りを散策でもしてみましょうか。