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不運なことが続いじゃって死んじゃったら幸運に宿る神に魅入られ転生したら所持特殊スキル{LUCK}の一つだけだったので私は平和な土地でスローライフを過ごしていきたい!!  作者: 猫こんた
2章 記憶喪失の少年と勇者の運命

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79話 立派な城

私とマーチャは徒歩でとあるダンジョンに向かった。


「マーチャ、どうしてダンジョンに行くんだ?」

「サキュバスクイーンが居るのはこのダンジョンじゃが……普通の手段で行けないのじゃ」

「普通の手段ってのはこの中に入る事?」

「そうなのじゃ、確かこの辺りに……」


マーチャはダンジョンの入り口の壁を指でなぞっていると急にマーチャの腕が引きずり込まれた。


「ここにあったのじゃ。入るのじゃ」

「壁なのに通り抜けた……!?」

「ほら早く入ってくるのじゃ」


私はマーチャが通り抜けた壁に入っていった。するとさっきまで土の壁だったのに城の壁に変わったのだった。


(凄い魔法だ……いやこれこそ魔法で幻覚を見せられているのか?)

「マーチャ……これって一体どういうことになってるの?」

「魔法で入り口を土の壁に変えていたんだ、だが本番はこれからなんだ」


すると真正面からサキュバスたちがワンドを持って走ってきていた。


「華鈴さんがたどり着くのが面倒と言った理由が何となく分かった」

「来るのじゃ!」


目の前のサキュバスたちはメガファイアやメガサンダーと言った少し強い魔法を私とマーチャに撃ってきた。


「サキュバスってマーチャの部下じゃなかったっけ!?」

「そうじゃがサキュバスクイーン直下のサキュバスはその限りじゃないのじゃ!」


マーチャはアンチファイアシールドやアンチサンダーシールドのようなシールド系を重ね掛けを行って魔法を通さないようにしていた。


「さて、サキュバスが集まっている今、どのようにして突破しようか悩むのじゃ」

「魔法で一網打尽は駄目なの?」

「ああ、奴らはサキュバスクイーン直下のサキュバス、魔法耐性があってもおかしくないのじゃ」

「つまり魔法は通じないって事?」

「いいや、魔法耐性の許容量を超える魔法を撃ち込むのじゃ。力技だと思うけどこれが一番有効な戦法なのじゃ!」


マーチャはワンドにサンダー系の魔法を集めていた。そして発射準備を終えると一瞬のうちにシールド系を解いた。


「サンダーエクスプロージョン!!!」


マーチャが放った魔法、それは雷が室内に現れ、サキュバスに当たっては体から電撃が伸びていってその場に居るサキュバスを一網打尽にしたのだった。


「凄い……」

「これは多対一に対するメタファーなのじゃ、覚えておくと良いのじゃ~」

(覚えれる気がしないけど……仕方ないか)


私はマーチャに無理すぎる難題を覚えろと言われた、そして奥に向かっていくと重厚そうな扉が私とマーチャの前に立ちはだかった。


「とても大きいね」

「ああ……開けようなのじゃ」


マーチャが扉を開けるとサキュバスクイーンがベビーサキュバスの育児を頑張っていた。


「……誰だか知らな……」


サキュバスクイーンはマーチャの姿を見ると体が固まった。その固まった体にベビーサキュバスが群がり遊んでいた。


「何か気まずいのじゃ」

「マーチャ、それは私も。と言うかこの光景を見ていると子守をする女性って感じなんだけど……あれが本当にサキュバスクイーンなの?」

「ああ……そうだと信じたいのじゃ」


マーチャもあまりの威厳のないサキュバスクイーンを見て本人かと疑っていた。


「サキュバスクイーンなのじゃ……?」

「ええ……だけどどうして魔王様がここに……?」

「少し聞きたいことがあってここに来たのじゃ。平穏にしてくれなのじゃ」


こうして私たちは無事にサキュバスクイーンの下にたどり着き、ここから質問していくのだった。だが今までの道のりだったら普通の冒険者ならすぐに倒れていただろう。ここまでこれたのはマーチャが居たからだろう、私は感謝したいと思った。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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