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不運なことが続いじゃって死んじゃったら幸運に宿る神に魅入られ転生したら所持特殊スキル{LUCK}の一つだけだったので私は平和な土地でスローライフを過ごしていきたい!!  作者: 猫こんた
2章 記憶喪失の少年と勇者の運命

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78話 記憶の糸紡ぎ

私は自室に入って今わかっている情報を紙に書いて行った。


(まず男の子の記憶のキーマンはゲデヒトニスとあと一人、紫の服の人……一体誰なんだ?)


情報はとても細い糸でできているようで一歩ずつ一歩ずつ紡いでいかなければ途中で千切れてしまいそうだ。


「うーん、難しいなこの糸紡ぎ」

(こりゃミスは許されないな……)


だがこういうのは何処かしらで行き詰るのだ。


「これから先が分からない……」


男の子がアラクネの巣を出た後の出来事が分からなかったのだ。


(これは新たに情報を仕入れないといけないのか……)


その時マーチャが部屋に入ってきた。


「瑞希、何をしていたのじゃ?」

「男の子が記憶をなくすまで何をしていたのかまとめてたんだけどアラクネの巣を出た後が分からないんだよね」

「あの男の子が言っていたキス・夜・紫の服がキーワードだと思うのじゃ」

「そうだよね……もしかして夜に紫の服の人とキスをしたって事かな?」

「ありえなくないのじゃ……じゃがその紫の服の人とは一体誰なのか分からない今まとめるのはやめておいた方がいいかもしれないのじゃ」


その時華鈴さんに頼めば何か紫の服の人についてわかるかもと思いついた。


「そうだ、華鈴さんに何か知っているか聞きに行こうか」

「情報が集まる場所じゃからな、行ってみる方がいいじゃろ」


私とマーチャは転移魔法で商人ギルドに向かい、華鈴さんに紫の服の人について知っていることは無いか聞きに行くことにした。


「華鈴、少し聞きたいことがあるんだ」

「あら瑞希、どうしたんだ?」

「紫の服の人について何か知っていることはあるか?」

「紫の服の人……この異世界で紫の服を着るなんて目立ちたがり屋だな……情報は無い」

「例の男の子がキス・夜・紫の服って言ってたんだ」

「なるほど、恐らくだがその紫の服の人にキスされたのか……?」

「多分そうだ」


華鈴さんは少しだけ考えた後、こういった。


「サキュバスはキスをして精気を奪うって言う話を聞いたことがある。一度サキュバスをまとめている存在、サキュバスクイーンに会ってみた方がいいかも」

「サキュバスクイーン……」

「そこまでたどり着くのはちと面倒だけどね、魔王様がいれば擦り傷程度で通り抜けられるだろう」

「頼むマーチャ」

「うーむ、分かったのじゃ。じゃが儂もサキュバスクイーンに出会ったことが無いのじゃ……」

「へぇ……出会ったことないのか」

「顔覚えられてないかもね」

「多分顔だけは覚えられてるのじゃ……」


こうして私とマーチャはサキュバスクイーンに会うために過酷な場所に向かうのであった。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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