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不運なことが続いじゃって死んじゃったら幸運に宿る神に魅入られ転生したら所持特殊スキル{LUCK}の一つだけだったので私は平和な土地でスローライフを過ごしていきたい!!  作者: 猫こんた
2章 記憶喪失の少年と勇者の運命

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75話 生きてる糸

私はマーチャの部屋に入った、マーチャは何事だという顔をしていた。


「マーチャ、ちょっとダンジョンに行きたいんだけど……なるべく初見の時にインパクトのある場所ある?」

「どうしたのかと思えばインパクトのあるダンジョン……まさかあの男の子を連れていくのじゃ?」

「そうだ、私とマーチャも一緒に」

「分かったのじゃ、付いて行くのじゃ。それじゃ儂がわざと選んだダンジョンに行くのじゃ」


そして私とマーチャは男の子を連れてダンジョンの入り口に着いた。


「とりあえず儂は後ろからついて行くのじゃ、ピンチだったらすぐわかるのじゃ」

「ありがとう、それじゃ行こうか」

「うん……」


私と男の子は手をつないでダンジョンの中に入っていった。


(中は何やら糸が張ってある……蜘蛛が居るのか)

「不気味……」


洞窟の奥に入っていくにつれて温かくなっていき、周りにへばりつく糸の量が増えていき、やがて糸の壁になっていた。


(壁が動いている……蜘蛛の糸なのかこれ?)


すると何処からか麗しい声が聞こえてきた。


「ここから先に踏み込めばあなたたちの命は無い、引き返せば命は守ってやる」

「ねぇ、どこからか声がするよ?」

「そうだな、だがこの声の主が気になるから進んでみようか」


私は一歩進んだ、すると足元の糸が破け、穴に落ちそうだったがマーチャが助けてくれた。


「全く、男の子ではなく瑞希が落ちるとは……やれやれなのじゃ」

「マーチャありがと……でもこれって一体?」

「アラクネの食糧庫直行穴なのじゃ、だがここまで見え見えの罠に引っかかるとは不用心じゃな」

「うぅ……おっしゃる通りですね」

「この人誰?」


私の目の前に居たのは白い糸でできた布を纏った女性だった。


(凄い綺麗な体だ……凄い)

「誰かと思えば人間2人と……ん?」


目の前の人は汗をダッと流し始めた。


「魔王様!誠に申し訳ございません!感覚糸が作動したのでてっきり獲物が来たのかと!!」

「分かってるのじゃ、感覚糸はこの二人が作動させなかったから儂が作動させたのじゃ」


どうやら私と男の子はたまたま罠の感覚糸を作動させなかったらしい。これってLUCKの効果なのか……?


「それでどういう要件で????」

「この男の子の事を聞きたくて来たのじゃ。知らないのじゃ?」

「ん?こんなちびっ子はめったに来ないんだよな……顔を見せて?」


アラクネは器用に糸を辿って男の子の顔を掴んでみた。


「ヒッ!」

「見覚えがあるような無いような……」

「見覚えあるのか?」

「いや……どこかで見たような無いような……どうして思い出せないんだ?」


どうやらこのアラクネはこの男の子の事について知っていそうだった。


(一体このアラクネは何か知っているのか?)


するとアラクネはスカートの下から蜘蛛の足みたいなものが出てくると私たちの足を糸で包み始めた。


「なにこれ!?」

「これ?糸の上を歩けるようにしてるんだ、ようこそ私の巣へ。ついてきて」


こうして私たちはアラクネの巣に案内され、その中でくつろぐように言われるのだった。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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