67話 王室メンバーを捕まえろ!
ウンエントリヒ王国の城の中に入った私たち精鋭は少ない時間で王室メンバーを捕まえることにした。
(警備が薄い、夜だから大抵の兵士が寝静まっているのか)
警備は一定数居るが昼よりかは少ないのは確実だ。
「王室メンバーは上の階に居るぞ!」
「分かったのじゃ!」
精鋭の一人は階段を封鎖して王室メンバーが逃げないようにして残りのメンバーは王室メンバーを捕らえに向かった。
(当然奴らは武装していないだろう、だが油断は禁物だな)
「ここに居たぞ!」
「もう!?早くない!?」
どうやらこの通りは王族メンバーが生活している階層のようで続々と王室メンバーが捕まっていった。
(私も捕まえないと……)
「ひっ!魔王!」
その声はファウルハイトの声だった、私は何かの縁だと思ってファウルハイトを追いかけた。
「おい待てゴラァ!!!」
「魔王に洗脳された者をぉおお!!!」
私はファウルハイトを追いかけていくとファウルハイトの後ろから兵士が来ていた。
「どけどけどけ!!!」
マーチャが後ろから身体強化魔法をかけてくれ、私は兵士ごとファウルハイトを粉々にしたのだった。
「オラァ!!!」
「ぐおおお!?!?」
「うわぁあ!!」
そしてファウルハイトは私が捕らえ、その他の兵士の身動きはマーチャが止めてくれた。
「マーチャ助かる」
「因縁の相手がここに居るのじゃ……どうしてくれようなのじゃ……」
「命だけは……!」
ファウルハイトの目には涙が出ており明らかに怯えていた。
「儂はお主を煮たり焼いたりして食ったりしないのじゃ。じゃがとある場所に連れていくのじゃ」
「とある場所……ゴブリンの巣窟とかか!?いやだいやだいやなのだー!」
私は少しだけカチンとくるとファウルハイトの口を鷲掴んだ。
「黙りな、あんたの国はもう戦争に負けてるんだ、だから黙ってついてきな」
私は荒い口調でそう言った、そうこの戦争にはもう飽き飽きなのだ。
「……嫌だ」
「マーチャ、連れて行こうか」
「のじゃ」
こうして私たちはファウルハイトを捕らえ、急いで馬車に乗り込んだ。
(精鋭の人たちも無事に乗り込めたね)
全員が乗り込むと馬車はオルドヌング王国に向かって走り出した、そしてこれからオルドヌング王国はウンエントリヒ王国に対し残酷だが敗戦国にふさわしいペナルティを科すのだった。
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