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不運なことが続いじゃって死んじゃったら幸運に宿る神に魅入られ転生したら所持特殊スキル{LUCK}の一つだけだったので私は平和な土地でスローライフを過ごしていきたい!!  作者: 猫こんた
1章 転生と生活基盤。そして魔族差別。

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51話 交易路

数日後、再びオルドヌング王国の使者が家にやってくるとマーチャに文書を渡して帰っていった。


「なるほど、明日交易ギルドで和平交渉を行うから来てくれって書いてるのじゃ」

「交易ギルドってここから遠いの?」

「まぁまぁ遠いのじゃ。じゃが丸一日は掛からないのじゃ」

「よし、今から交易ギルドまで走るぞ!」

「じゃがオルドヌング王国が招待を送ってきたのじゃ、つまりオルドヌング王国に行って馬車に相乗りすれば乗せてくれるはずなのじゃ!」


マーチャはここから交易ギルドまで移動するのがめんどくさいようでオルドヌング王国が交易ギルドまで向かう馬車に乗せてもらおうとしていた。


「なら急がないとね。ほら転移魔法を私に」

「分かったのじゃ……」


私とマーチャは転移魔法でオルドヌング王国に飛んだ。そしてオルドヌング王国にたどり着くとヴェルメ王が馬車に乗り込む寸前だった。


「あれ魔王様だ!?」

「どうもなのじゃ~私らも連れて行ってもらえないのじゃ~?」

「もしかしてだけどこの馬車に相乗りしたいと思ってたの?」

「のじゃ~」


マーチャは柔らかい顔でヴェルメ王を見ていた。


「情を訴えてくる顔をしてる……そんなことをやられたら乗っていいと言いたい……」

「だめなのじゃ?」

「乗っていいぞ、魔王様の萌え攻撃にやられた」

「ヴェルメ王!?」


こうしてマーチャのおかげでヴェルメ王と一緒に馬車に乗り込むことができたのだった。


「しかし商人ギルドにウンエントリヒ王国の悪評を広めたのが魔王様だったなんて」

「のじゃ~もっと褒めるのじゃ~」

(マーチャなんだか鼻が高くなってるな……)


馬車が揺れる中、私たちはウンエントリヒ王国にやったことを話していった。その事を聞いてヴェルメ王は裏で私たちが動いていたことに驚いていた。


「そこまで動いていたとは、本当にすごいよ君たち!?」

「褒めろ~のじゃ」

「ウンエントリヒ王国が攻めてきてたから私たちは防衛措置を取っただけ、だけどあなたたちはウンエントリヒ王国に何を求めるの?」

「まずは慰謝料かな。あと戦争に関わった人物の裁判権、そして領土の譲渡だね」

「普通やるべきことを言ってるね」

「後は条約を作って君たちが攻められた時はオルドヌング王国が報復措置を取るという事や今後の関税は我々オルドヌング王国が決めるという事だね」

「圧倒的不平等条約だね」

「それぐらいの事をしでかしたんだ、当然だろう」


ヴェルメ王はウンエントリヒ王国に完全な不平等条約を結ぼうとしていた。そして交易ギルドがある場所にたどり着くとまだ時間はあった。


「まだまだ時間はあるな、ここでキャンプを行う」

(ここが交易ギルドか……何もない場所にポツンと建物があるな)


地面は踏み固められた土でできていてパッと見てもここは交易路だということが分かった。


「テントはこのあたりに、旗はここに」


ヴェルメ王がキャンプの設営を仕切り、私たちはキャンプの設営を手伝った。


「まぁ儂らが手伝わなくても中で寝泊まりできるのじゃがオルドヌング王国の人たちは大勢で来ているからな、中で寝泊まりが出来ないのじゃ」

「つまり今日はここで寝泊まりってことだね」

「のじゃ、瑞希と二人きりなのじゃ」


こうして私とマーチャは明日の和平交渉の立会人としての体力をつけることにしたのだった。そして和平交渉は平和に始まるのか、それとも血が流れてしまうのか……今の私には分からないのだった。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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