表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
不運なことが続いじゃって死んじゃったら幸運に宿る神に魅入られ転生したら所持特殊スキル{LUCK}の一つだけだったので私は平和な土地でスローライフを過ごしていきたい!!  作者: 猫こんた
1章 転生と生活基盤。そして魔族差別。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

40/106

40話 スタッフ作りの最後の材料

ヴァイスは出来立てほやほやのフライス盤を操作してみた。


「ガタガタなのは仕方ないとして凄い高性能な物を作れたな」

「ああ、少々ガタつくが気にしないでくれ」

「それじゃ帰り送るよ。瑞希はそこで待っててね」


ヴァイスはドラゴンになり、寡黙な人を背中に乗せて飛んでいった。


(しかしこのフライス盤があればいいのかな?)


そして数十分後、ヴァイスが帰ってきた。そして私たちは最後の作業としてエーテルを持ってきた。


「これで削れるといいんだけど……どうだ?」


ヴァイスはエーテルを固定して削り始めた、するとエーテルは少しずつだが削れていた。


「すごい、削れてるぞ!?」

「おおっ、タングステンで削れるのか」

「ヴァイスってこういう徐々に削れるのって好きなの?」

「ああ、硬い物質が工夫をしたらこんな簡単に削れるのは快感なんだよ……」


そしてエーテルはヴァイスの手で綺麗な結晶の形になった。


「よし、これだけを作るためにフライス盤を造ってもらったんだ」

「このエーテルを削るためだけに!?」

「そうだ。あとは持ち手となる部分を作ってこれをハメるだけ。簡単でしょ?」

「簡単だけど持ち手……例えば木とか?」

「そうだね、実際はどんな木でもいいんだけど最適なのは魔力を吸った木だね。魔力をよく通してエーテルに魔力を伝える役割を持たせる」

「ならその木を採りに行こうか」

「そうだな!今すぐ行くぞ!」


ヴァイスは乗り気でドラゴンに化け、私は背中に乗った。


「それじゃ、行こうか」


ヴァイスは飛び上がるとエーテル地域の方角に向かっていった。


(何だろう、エーテル地域の方角って魔力が集まりやすいのかな?)


私は魔力が北か南に集まるのかなと考え始めた、だがそれを立証する手立ては無いだろうと思ったのだ。そしてヴァイスが降り立った地域、それは森が生い茂っていて木の葉の色が若干青色になっている場所だった。


「ここが魔力を吸った木の群生地。なんだか心が休まるでしょ?」

「確かに心が休まる、魔力の木は心を落ち着かせるリラクゼーション効果があるのかな?」

「そうだろうな。それじゃこの木を一本拝借しようか」


私たちは魔力の木を伐り始めた。ヴァイスは持ってきた斧を使って木を切り倒そうとしていて私は木が折れないように抑えていた。


「そろそろ倒れるかな」

「ゆっくり倒してね」


木が倒れ始めると私は狙った方向に向かって木を倒した。


「よし、これを使いやすいサイズにして持って帰るぞ」

「分かった、でもこの木ってなんだか軽かったね」

「そりゃ水の代わりに魔力を吸ってる、だから水分の重みが無くて木だけの重みだけが感じられるんだ」

「なるほど、なら私でも軽々と持てるのかな?」

「いやそれは出来ないと思う」


私は加工しやすいように枝を木から切り離していき、そして持ち運べる程度の重さにしたのだった。


「それじゃヴァイス、ドラゴンの姿になってね」

「分かった、乗せるときはゆっくり」

「あっ。そう言えば私も転移魔法を覚えてたんだった」

「ズコー」


私もマーチャのようなへっぽこをかまし、そして私とヴァイスは木を持って転移魔法を発動させた。


「あなたもマーチャのようにアホなのね」

「アホじゃないよ」


こうして私とヴァイスはスタッフの持つ部分となる魔力を吸った木を採取し、これでスタッフの材料がすべて揃った。そして私とヴァイスは最後の仕上げを行うのだった。

最後まで見てくれてありがとうございます。

少しでも続きが気になる、それか面白ければブックマーク・評価・いいね・感想・レビューをお願いします!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ