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不運なことが続いじゃって死んじゃったら幸運に宿る神に魅入られ転生したら所持特殊スキル{LUCK}の一つだけだったので私は平和な土地でスローライフを過ごしていきたい!!  作者: 猫こんた
2章 記憶喪失の少年と勇者の運命

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108話 修羅の二人

私はリョウの元に歩いて行こうとしたが暗殺者は私の動きを止めた。


「ちょっと待って……」

「どうしたの?」

「血がだらだら出てるけど……痛くないの?」

「まぁ痛いかな……でも治癒魔法をかけたら治るから大丈夫」

「大丈夫じゃない……」


暗殺者は持っていた包帯を私の胴体に巻き始めた。


「ありがと……」

「後ろからの不意打ちは私でも無理、だから誰のせいでもない」

「やっぱり傷に触られるのは痛いな……でもどうして私を助けるんだ?」

「あなたがいないと勇者様がいる場所に辿り着けないから」

(すべてはリョウのためなのかな……)


そして私は簡単な応急措置をしてもらい、リョウがいる場所まで向かった。


「そう言えばあなたの名前って何なの?」

「私?どうして勇者様以外の女に話さないといけないの?」


暗殺者は私を虫けらを見るような目で見ていた。


(こいつ……リョウ以外の女を虫のような目で見てるのか???)


私は咳ばらいをして気を取り直した。


「どうしてリョウの事が好きなの?」

「だって勇者様は強くて……かっこよくて……私の旦那様になるべき人なのです」


暗殺者はそう言っていた。若干暴走気味な暗殺者を連れてリョウが休んでいる家の前に辿り着いた。


「とりあえずリョウが居るか確認してみるよ」

「きっといます、居なかったら……ここで待ちます」


私はハーフエルフの男の家に入り、リョウを探した。


「リョウ?何処に居るの?」

「ここだ、どうしたんだ?」

「今日はここに泊まってもいいよって言ってた」

「そうか、なら寝る準備をする……ちょっと待て玄関から見える奴はなんだ」


私は玄関を見た、そこに居たのはリョウをガン見する暗殺者だった。


(がっつり見てるゥゥ!!!私でもわかる、とっても怖いタイプの彼女だぁぁ!!!)

「リョウ……実は会いたいって言う人が居たんだ……どう?会ってみるか?でも拒否してもいいぞ」


私はリョウに逃げ道を作った、だがリョウは何か覚悟が決まったのか玄関を開けた。


「私の旦那様ぁ……♡」

「……え゛」


リョウはこの状況に理解することが出来ず、動きを止めた。暗殺者は絶対離さないようにしっかりリョウに抱きついていた。


「ずっと探してましたぁ~私の旦那様ぁ」

「なんかごめんリョウ」

「いやいいんだが……こいつって俺を襲った暗殺者だよな……」

「うん」

「どうして俺を好きになってるんだ?」

「知らん」


私もこの暗殺者の事について知らず、リョウに教えることは出来なかった。


「一体何者なんだぁぁ!?!?」


こんな惨状の中、一番最悪なタイミングでとある人物が帰ってくるのだった。


「ただいまぁ~」

「アッ」


私たちはハイルングにこの謎の光景をみつかってしまったのだった!


「……誰だ君はぁぁああ!?!?」

「私の勇者様は渡さない!!!」

「ハイルングぅうう!!!怪我治してぇ!!」


私と暗殺者、そしてハイルングが出会ってしまうととんでもないことになった。


「ちょっと三人とも落ち着け!?」

「うおおおお!!私の勇者様ぁああ!!」

「何が私の勇者様だ!?私のだ!!」


この惨状を打破すべくリョウは体をひねって暗殺者の拘束から逃れた。


「三人とも落ち着いてよ!?」

「うぅ……痛いよぉ」

「そもそも君は一体誰なんだよ!?」

「フェルボーゲンです……私の旦那様」

「だぁぁん!?」


一旦フェルボーゲンを家に招き、私とハイルングを交えてどうしてこうなったのか話し始めるのだった。そしてフェルボーゲンはリョウに対する恋心をぶちまけるのだった。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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