表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
55/60

あんたがトップ10入るんやったら、私のは1位やなー

前話で、妻と私の恋愛勝負について書いた。

「どちらの恋愛小説が人気になるか勝負」だ。


私の恋愛小説を投稿し終わったから、中間報告をしておこう。

ちなみに、今回の決戦の舞台は「なろう」にした。妻は「なろう」しか小説サイトを知らない。


結果は、「なろう」の日間ランキング10位(完結済)、全体(連載中+完結済)では53位だった。

PVはこれを書いている時点で約26万。まだ伸びているから、30万くらいまでいきそうだ。

きっと、運が良かったのだろう。


全11話だから、2万人くらい読んでくれている。有難いことだ。


読者は胸キュンしながら読んでくれる。

「ラストがまさか!」などの感想をいただく。

楽しんでいただけているようで、作者としては嬉しい限りだ。


これ(妻はユーチューバー)を読んでいない読者は、作者が誰かを知らない。

なんというか……罪悪感がすごい。

中の人がオジサンで大変申し訳ない。


さて、今回ランクインしたものは私が一から書いたものだ。


ストーリーは「なろう」の読者が好きそうな内容にした。

失意の中死ぬ令嬢を主人公にした。読み物として面白くないのは論外なので、いくつか伏線を入れてミステリー風にし、ラストはSS風にした。


投稿する前に妻に読ませたら「へー、何が面白いか分からんわ。とりあえず、上げてみたら?」との感想だった。

投稿したら10位になった。ざまあ、である。


「あんたがトップ10入るんやったら、私のは1位やなー」


妻の自信はどこからくるのだろうか……。


「これ以上無理や。あとは任せた」


私は妻の書きかけのファイルを引き継いだ。内容は口頭で聞いたのとほぼ同じだった。

前話に載せたが、念のために再掲しておこう。


==<あらすじ>==

公爵令嬢のローズ、平民のマリー。この二人が入れ替わる。

平民になったローズ(見た目はマリー)は、婚約者がローズの金を他の女に貢いでいることを知る。怒ったローズは「あんなやつ捨ててやる!」と、婚約解消を決意する。ローズはマリーの両親が経営する雑貨店でアパレルブランド(マリクロ)を立ち上げ、成功していく。

なんやかんやで、婚約者にざまあ。めでたしめでたし。

===========


これから私は、妻の放りだしたローズマリーを完成させないといけない。が、あらすじのままでは恋愛小説として成立しない。


まず、恋愛対象が出てこない。どこかに登場させよう。

次に、事件がない。何個か作ろう。

そして、捻りがない。後半に叙述トリックを入れようと思う。


すっかり原型がなくなった恋愛小説(元々は妻が書いたもの)を読んだ妻は、きっと「へー、これ面白いん?」と言うだろう。


でも、気にしてはいけない。妻は理解できなくても、読者は分かってくれるはずだ。


我が家の戦いは今日も続く。


<つづく>


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ