第八話『悲しみのカラオケボックス』
「両サイド変身コンパクトミラー」
第八話『悲しみのカラオケボックス』
これまでの『両サイド変身コンパクトミラー』。私、堀川真奈美、33歳の独身です。前回はピアノの演奏が専門的な音楽大学が闇のネガティブパワーに狙われて私が縫いぐるみのマダムから授かったコンパクトミラーで私は、次にピアニストに変身して事件も本当に解決しました。次なる事件も一体どんなものが私達一般人も本当に待ち受けているのでしょう。
「今日は舞ちゃんと那緒美ちゃんの親子と一緒にカラオケ行きたいからLINEして誘ってみようかな。」
(真奈美がスマートフォンで舞と那緒美の親子にLINEでカラオケのお誘いの連絡も入れる。すると…)
「(LINEの文章の舞の声)今日はカラオケも余裕有るから大丈夫だよ。」
「(LINEの文章の那緒美と康子の声)私達も今日はカラオケも大丈夫だよ。舞ちゃんも一緒に行けるなら行こうね。」
「みんなも一緒に行けるから今日だって思う存分に楽しまなきゃ。」
「真奈美さん、あなたが今日カラオケも行くことも楽しみにしている中でも失礼いたしますがそのカラオケから危険な実感が湧きませんか?またコンパクトミラーの下の部分でトラブルエリアも探索しましょう。」
「せっかく楽しみにしているカラオケも約束が有るのにまた時間がずれちゃうのぉ!?こんなわくわくしている人の前で騒ぎだって起こす奴も一体誰がいるの!?今度も一体何が有るかな?」
(下の部分でカラオケボックスの様子が現れて闇のネガティブパワーの実感が湧く。)
「このカラオケボックスの個室の部屋で歌っている人達はせっかく好きなメロディー歌ってこれまでのストレス晴らししているのが真逆になって歌うために持っているマイクからネガティブパワーが発してお客さんが真っ暗な気配になるなんて!!」
「ストレス解消するのも楽しみにカラオケも大好きな真奈美さんの心持ちもよく解ります。下の鏡が示したカラオケボックスの客の皆さんも助けに行きましょう!!」
「了解!マダム!ストレス解消のために楽しんでいるカラオケボックスの客のみんなに闇のネガティブパワーに染める奴は許さない!!」
「コンパクトミラーチェンジングトランスフォーム!なりたい私はアイドル歌手!!」
(コンパクトミラーの光に包まれて…)
「この中高生並みの胸リボンのセーラー服の姿に、マイクも持っているって、こんな私が若返ったの?」
「今回はカラオケボックスたるもの若者の女子中高生に若返ったアイドル歌手の出所です。このまま一気に突っ走りますよ!!」
「俺様はキングネガティブ!お前らの馬鹿げたカラオケなぞ大嫌いだ!!汚いカラオケボックスなんて闇のネガティブパワーの真っ黒に染めてやる!!」
「カラオケは全く馬鹿げたような話も本当に無いんじゃないかな!?そんなあなたの馬鹿にしたようなわがままも言うものは通りすがりのアイドル歌手が成敗するよ!!」
「こしゃくな貴様がアイドル歌手だと!?何事も本当に真っ黒に染まればこっちのものさ!!」
「アイドル歌手の真奈美さん、何か武器の名前だって思い浮かぶかも知れませんよ。上手に頭使って考えてみてくださいな。」
「今のこれがカラオケボックスなんだから歌うにも今や私はアイドル歌手だけど…っ!まさか!?アイドルハンドマイク!!」
(下の鏡からアイドルハンドマイクが現れる)
「ストレス解消のためにみんなも楽しむカラオケボックスもぞんざいに扱う者よ、闇のネガティブパワーをこのアイドルハンドマイクで封印する!!」
「アイドルオブチェックメイト!!」
(カラオケボックスに染まった闇のネガティブパワーがかき消され、真っ白な光に包まれるよう、元に戻る。ネガティブパワーは真奈美のコンパクトミラーの下の部分で回収される。)
「おのれ人間め!!次こそはみんなまとめて始末してくれるわ!!」
(キングネガティブが消え去る。)
(数分後)
「舞ちゃん、那緒美ちゃん、康子さん、私も本当にいろいろとも立て込んだ仕事が出てきちゃってごめんね。」
「良いのよ。真奈美ちゃんには真奈美ちゃんなりの仕事も用件も貴重でしょ。」
「早くカラオケも行こうね。」
「私なんておばさん年齢だから演歌分類歌うかも知れないけれども宜しくね。」
「OK。みんなも出揃ってレッツゴー!!」
こうして他所のカラオケボックスも助けた私は地元のカラオケボックスも行ってから無事に友達のみんなで好きな歌も歌い合って面白い一日も楽しく過ごせました。次はどんな職務に変身して事件も本当に解決も出来るのでしょう。
第八話『悲しみのカラオケボックス』終わり