第七話『ピアノミュージックコンサートを守れ!』
「両サイド変身コンパクトミラー」
第七話『ピアノミュージックコンサートを守れ!』
これまでの『両サイド変身コンパクトミラー』。私、堀川真奈美、33歳の独身です。前回は写真館が闇のネガティブパワーに狙われて私が縫いぐるみのマダムから授かったコンパクトミラーで私は、次にカメラマンに変身して事件も本当に解決しました。次なる事件も一体どんなものが私達一般人も本当に待ち受けているのでしょう。
(電話の声)「舞ちゃん、今日は私が高校からの知り合いのピアニストの友達の親子がピアノミュージックコンサートを劇場で披露するのよ。入場券も二人前有るから今日も一緒に楽しんで聴きに行こうね。」
(電話の声)「私も本当にピアノの美しい音色も大好きだから賛成だよ。」
「真奈美さん、今日も楽しそうにピアノの話題で盛り上がっているところ失礼いたしますがそのピアノから危険な実感が湧きませんか?またコンパクトミラーの下の部分でトラブルエリアも探索しましょう。」
「せっかく那緒美ちゃんの親子がコンサートのメインになって演奏するから舞台に立つ寸前からまだ何か騒がせている奴もいるわけ!?今度も一体何が有るかな?」
(下の部分でピアノの専門の音楽大学の様子が現れて闇のネガティブパワーの実感が湧く。)
「この音楽大学のクラスの先生ってピアニストじゃない!?そんな風にピアノからも曲も演奏してお隣のマイク側の歌い手も音合わせで歌っていると周り全体が真っ暗になるなんて!!」
「ピアノの階名も大好きでとっても理解できる真奈美さんの心持ちもよく解ります。下の鏡が示した音楽大学のピアノの専門のクラスのピアニストも生徒も助けに行きましょう!!」
「了解!マダム!ピアノの演奏だって音楽の楽しみの心も持ったピアニストも生徒も闇のネガティブパワーに染める奴は許さない!!」
「コンパクトミラーチェンジングトランスフォーム!なりたい私はピアニスト!!」
(コンパクトミラーの光に包まれて…)
「この白いロングのドレスに、しかも鍵盤みたいに白黒であしらわれた姿も本当に私なの?」
「今回は音楽大学たるもの豪快なドレスでピアニストの出所です。このまま一気に突っ走りますよ!!」
「俺様はキングネガティブ!お前らの馬鹿げたピアノなぞ大嫌いだ!!汚いコンサートホールなんて闇のネガティブパワーの真っ黒に染めてやる!!」
「ピアノのコンサートは全く馬鹿げたような話も本当に無いんじゃないかな!?そんなあなたの馬鹿にしたようなわがままも言うものは通りすがりのピアニストが成敗するよ!!」
「こしゃくな貴様がピアニストだと!?何事も本当に真っ黒に染まればこっちのものさ!!」
「ピアニストの真奈美さん、何か武器の名前だって思い浮かぶかも知れませんよ。上手に頭使って考えてみてくださいな。」
「今はこうやって音楽大学だってトラブルエリアなのに実際のグランドピアノに触れないから何の取り柄も出てこない。だけど…っ!まさか!?こんな代用できるためも本当にアイテムが綴りになるのは、キーボードピアノと演奏マイク!!」
(下の鏡から武器のキーボードピアノと演奏マイクのセッティングが現れる)
「みんなの心も楽しませるように和ますピアノに込められた音楽大学もぞんざいに扱う者よ、闇のネガティブパワーをこのキーボードピアノと演奏マイクで封印する!!」
「ピアニストオブチェックメイト!!」
(音楽大学に染まった闇のネガティブパワーがかき消され、真っ白な光に包まれるよう、元に戻る。ネガティブパワーは真奈美のコンパクトミラーの下の部分で回収される。)
「おのれ人間め!!次こそはみんなまとめて始末してくれるわ!!」
(キングネガティブが消え去る。)
(数分後)
「真奈美ちゃんだって遅れかねないが解っていたら私へも連絡も寄越しても良いのに。」
「ごめんね。舞ちゃん。私にはちょっと仕事の一部も行き詰まっていて悪いわ。でもね、私が高校からの知り合いのピアニストの友達の親子の名前は下村康子さんと言う人だってお母さんに当たることとそして同じく同級生の名前は娘さんで下村那緒美ちゃんだから。」
「今日はいっぱい聴いて面白くしようね。」
私はこうして親友の舞ちゃんと一緒に那緒美ちゃんの親子のコンサートも楽しんでとっても幸せな一日になったのです。次はどんな職務に変身して事件も本当に解決も出来るのでしょう。
第七話『ピアノミュージックコンサートを守れ!』終わり