表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/142

1 俺は兆利人を目指す!

投資は、特に仮想通貨はとてもリスクが高いです。投資の判断は個人責任でお願いします。


 狂おしい程に、求めた。金が、金がいる。俺に、金を寄こせ!


 ふと、目を覚ますと俺は妙な渦巻く光の世界にぽつりと漂っていた。


 な、ん、だ。

 確か、俺は両親をはじめ妹などの家族、愛する恋人、友人、知人、そして国を。

俺は、全てを奪われた。


 なのに、俺は復讐することも出来ずに、こんな訳のわからない空間に漂い、ただ朽ち果てていくのか。な、何故だ。俺には、復讐のチャンスすらないのか?


「ふっ、それは坊やだからよ。ま、是非もない。力も無い、親の七光りで生きてきたリューラン王国の皇太子、貴様の無様は、他でも無いお前自身が招いたことだよ」


 な、何者?俺を皇太子と知っていて嘲弄するとは。奴の仲間なのか、ならばまだ復讐の機会があるかも知れない。


「まあ、よい。坊やの望み叶えてやっても良いぞ。ただし、すぐにという訳にはいかぬが。まあ、それは坊やの働き次第で早くも、遅くも、永遠に叶わぬこともあるがな」


 何時の間にやら、胸を強調するかのように開いた赤いドレスを着た女が俺の前に、浮かんでいた。


「俺の望みを、国を奪い返し、復讐する。これができるなら、何だってやってやる。さあ、言え、俺に何をさせたい!」

 俺は、叫んだ。理屈などどうでもいい、結果がすべてだ。


「ふ、ならば。問おう、金儲けに命を掛けられるか?それも、祖国から遠く離れた、この地球という惑星でだ」


「やる、阿漕な商売だろうと、遠い星に追放されようとも。俺は俺の国を取り戻し、復讐するためなら、闇の商人だろうとやってやる!俺は、仮想通貨で兆利人を目指す!!」


「ふふ。威勢の良いことだ。よかろう、ならば我が使徒として行け、銭の道は厳しいぞ。あと、いくつか能力はサービスで付けてやったが、無駄遣いするなよ。何しろ我は、富豪の神だから、ケチなんだよ」


「う、うわー」

 俺は、急激に身体の位置が上下左右に変化し、身体が重くなったり、軽くなったりの衝撃で気を失った。

 

「我が名を気安く呼んでくれるなよ。エンドロ・ペニー、私の名前だよ、これが」


2018.9.11 セリフ微修正

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ