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126 奇妙

いつだって、戦いに有利、不利はつきもの。投資環境だってね。

兆利人への道は、遥かに遠く険しいもの・・・・・・

こういう時は、小説読んで過ごすのも良いでしょう。

 人は己が知る物を普遍に当て嵌めようとする。それが故に衝突し争いが起こる。簡単な例は宗教とか政治形態だ。どちらも、単なる支配するための道具(ツール)でしか無いのに勘違いしてのめり込み、神聖視し過ぎるが故に互いに滅ぼし合うことが多い。


「ご主人様、月よりキリュウ・グツチカ・シトゥール女王陛下がいらっしゃいました。別室にご案内いたしましょうか?」

「なに、姉さんが?いや、こちらにお通ししてくれ」

「かしこまりました」

 しばらくして、銀色に輝くドレスを着たキリュウが制御室に現れた。

「リュラーン、愛しき夫にして最愛の弟よ。堅苦しい挨拶は抜きにして、お変りはないようね」

「姉さん、用事なら俺が月まで行ったのに。でも、わざわざ来てくれて嬉しいよ」

「そうね、五月蠅いハエが居るようなので少し避暑に来たのよ」

「ああ、アルドから聞いているよ。火星にお客さんがいるみたいだね。今のところは大人しくしてくれているようだから放置でいいかと思っているよ。いざとなったら、こっちで対処も出来るし」

「ふふ、あんなものはうちのアラクに任せれば火星ごと吹っ飛ばせるわよ」

 紅茶を優雅な手つきで飲みながら、物騒なことをいう人だね相変わらず。


「ご主人様、知的生命体のいる惑星付近を二時間後通過しますが探査されますか?」

「おお、そうだな。まあ、今回は止めておくか」

「ノー、ご主人!前回は探査に行けなかったから、今回は探検に行きたいにゃ。忙しいなら猫の手も遠慮なく借りるにゃ。生きたいにゃ。大事なことだから二度言ったにゃ」

 ふーむ、そんなにしょっちゅう探検する必要性も時間も無い気がするが・・・・・・

 一応名目上の船長であるネコのモチベーション(やる気、元気)を保つ必要性は若干ながらあるかも知れないな。

「よし、ネコ行って来い」

「やったにゃ、ご主人ありがとにゃ!」

 現金な奴め、うん?何か強い視線を感じるが、見ない方が幸せの為だが。

「リュラーン。良い機会じゃ我も一緒に行ってやっても良いぞ、我が夫が是非に一緒に未知の惑星でロマンスを満喫したいと、たっての願いなら聞いてやらぬでもないぞ!」

 ああー、人前でこうまで希望を露わにして却下したら後が怖すぎるぞ。

「しかし、姉さんの言うとおり未知の惑星だし危険もあるかもだからここに居てくれないかなあ?」

「だからこそぞ、我が夫にして愛しの弟が、我を守る名誉を与えてやるのだ。当然だろリュラーンが行くのは!」

「ああ、わかったよ姉さん。俺も一緒に行くよ」


 こうして俺たち三人?(俺とネコとキリュウ(姉さん))は未知の惑星に降り立った。しかし、妙に三人グループが多い所だなあ。移動用車両に乗っているのも三人、飲食店のテラスのテーブルも三人掛けが際立って多い。

 試しに、喫茶店に入って見るとウエイターにカップル席に案内された。

「丁度ひとつだけ空いてましたね、最後のカップル席ですよ。ツイてますね、お客さん。注文は以上ですね。では、ごゆっくり」

 とりあえず紅茶二つとネコにはミルクを頼んだのがすぐに運ばれてきた。

「しかし、リュラーン。カップルとは恋人二人きりのことを言うのではないのか?」

「ああ、地球ではそうだったけど。ここでは三人でカップリングするのが流行りみたいだね」


2020.3.18 誤記修正

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