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共依存〜ペットじゃないからセーフだよね?

タイトル思いつかず(ーー;

今度編集します。

少し時間は遡る。キャリーバックを持ち下を向いて歩く1人の青年がいた。


あー何でこんなことになったんだろう?付き合ってないって何だ?俺の2年間は?これ・・現実?夢かなんかだったら早く覚めないかなー。


だけどこれは夢じゃ無い。散々叩いた自分の頭はズキズキするし、目も覚めない。とりあえず、誰も知り合いのいないところと思って、終着駅の2つ前の駅に来たけど何も無いなー。


満喫位あると思っての2つ前にしたのに、まぁ探そう。携帯の充電も無いし。


でも何だろう?意外と冷静だな。もっとテンパったりすると思ったけど、とりあえず明日明後日休みだし、今は一応契約とはいえ社会人だし保証人無くても家も借りられるだろう。


一通り考えることが終わって、ぼーっと知らない町を歩く。本当に無意識に「好きだよ。」って涙声が漏れた。


何だ今の?まぎれも無い自分の言葉で一気に潰されそうになった。涙が流れ始めた。止まらない。一息ついてやっと泣けるって器用だな。


でも、もうなにも考えられない。本当に止まらない。そして2時間は過ぎただろうか?座ったり心を落ち着かせるのに歩いたり、ベタな感じの出産を待つ夫の様にウロウロそして結局涙は止まらないので、どこか泊まれるところを探して、人気の少ないコンビニの前のベンチに行き着いた。


(気持ちが落ち着いたら、此処で泊まれる施設について聞こう。もう終電も近いけど、今日はもう動きたくない。)


そんな事を思いながらベンチでうつむき泣いていた。幸いコンビニのまん前と言うより店の角あたりにベンチがあったのもよかった。


更に1時間は泣いているだろうか、清掃に来た店員は怪訝な顔をしていたが、大丈夫ですか?とは聞かれない(現代社会、最高だ。)とりあえず、よくある歌にあるような涙が枯れるまで泣いてと言うのは今の所嘘だと思う。


涙で前が見えないとか(涙が)とまらないとかは今の所本当だ。しばらく泣いているけど水分の心配もない。こんなことが考えられるほど、頭には余裕ができてるのに涙は未だ止まらない。人間の心と身体のバランスは難しいなぁとか考えていた。


「よしっ」彼は気合いを入れた。とりあえず泊まるとこ探そ。泣きながら聞いてもあのコンビニの店員は無機質に答えてくれそうな気がする。


変な信頼を見知らぬ店員において立ち上がろうと上を向いた。


ベンチから立とうとすると「よかったまだいた。ねぇこれから飲みにいかない?」スラッとしていてモデルみたいなスーツを来たキレイなお姉さんが大きなコンビニ袋と片手に飲みかけのビールをもって少し息を切らしながら、座る彼を見下ろす形でいた。



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