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短編小説・詩 企画参加作品

しあわせのかたち

作者: 藤乃 澄乃

それぞれの『しあわせのかたち』



む桜。


小さくなった母の背中を見つめていると、

私だけが幸せになっていいのかとふと思ってしまう。

もうすぐ結婚式。



両親が離婚してから、母娘寄り添い生きてきた。


思えば母は苦労の連続。

私に不自由な思いはさせまいと身を粉にして働いてきた。


この家から私がいなくなったら、母はどうするだろう。

寂しいかな。



満開の桜。



「あなたの幸せが私の幸せよ」母の言葉が頭をよぎった。

もう戻らない日々を想い、

もう帰らない日々を花びらに乗せて、


散りゆく桜。




明日は結婚式。


幸せになるね。



お読み下さりありがとうございました。


2018年3月26日、4月2日に少し改稿しました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 銘尾友朗様の「笑顔でいこう企画」で拝読しました。 苦労してきた母娘のこれからに幸多かれと祈らずにおられません。 ことにお母さんは苦労された分、報われますように。
[良い点] 企画より拝読いたしました。 桜の移り変わりと心情が重なって、なんともしんみりとした気持ちになりました。幸せへと向かっていくのに、どこか哀愁のあるような、不思議な読後感です。
[良い点] 小さくなった母の背中、という一文にドキリとします。 いつか、その背中が見えなくなる日がくるのだと考えると、泣けてしょうがないです。 お母さんのためにも幸せになってね…(小説だけど) [一言…
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