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不思議な女

俺が世界の異変に気づき、それが俺の考えとリンクしていると確信してから数日、姉や兄は「ホモおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ」や「おなご、おなごはおらぬかぁぁぁぁあああぁぁぁあ」と叫んでおり、俺もイライラしてきたので、ふたりの要望が叶うように心で念じてやった。


〝姉には大量のホモ漫画を、兄には可愛い女の子の等身大人形を〟


と。すると、翌日から二人が静かになった。どうしたのかと思いふたりの部屋を覗いてみた。


ー姉の部屋ー

「ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ…、粋なことするじゃない……我が弟よ…ふふふ…」


本を片手に酒をあおりながら不敵に笑っていて、正直姉ながらキモッと思った。あれで女、美人でそこそこモテるのだから世の男どもは見る目がない…。


ー兄の部屋ー

「……お主、なぜ私のベッドに当たり前のように横になっているのだ…?」


そこには、真剣な顔をして人形に話しかける兄が居た。これは、相当痛い…。こんなのが俺の兄弟かと思うと情けなくて仕方ない…。兄弟でここまで女に対する考えに違いがあるかと思うと、人間はわからない。

痛い兄貴は置いておいて、

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