最終話
とうとう最終話です。長かったなぁ…。
「悠斗ー、帰るよー」
「今行くー、ちょっと待って」
僕が無断欠席をして学校をサボっていた日から二か月が経った。今は毎日休まずに学校に来てるし、宿題もちゃんと毎日だしている。
変わったことといえば、あれから僕はクラス委員長をしている。もともと他の人がやっていたが先生が「無断欠席したから罰だ」という理由で無理やり変えられた。
あと……
「ほら、料理教えてくれるんでしょ!」
「夏希さんでも教えてくれるでしょう。夏希さんの方が教え方がうまいと思うんだけどなー」
「佐倉は今日は休みなの! それに…私は悠斗に教えてもらいたいの…」
「…わかった。じゃあ行こうか」
「うん!」
僕はルイスと付き合い始めた。僕から改めて告白した時、ルイスは嬉しさのあまり泣いて、僕は抱きしめた。
ルイスと付き合っているのはクラスの全員が知っている。彩音や七海さんは「「諦めないから!」」とだけ言って怒っていたが、なんのことだかわからなかった。
「…悠斗」
「何?」
「キスして」
「ど、どうしたの突然!?」
「だってしてくれないんだもん。ずっと待ってるのに」
そういえばあの時、「待ってるから」って言ってたな。……ずいぶん待たせてしまったけど。
「…目、つぶって」
「ん」
僕はルイスにキスをする。もう、失うのが怖いからと気づかないふりをするのは止めた。僕はもう一人じゃないんだ。
今まで読んでくださった方々、本当にありがとうございました! 正直、文章めちゃくちゃで酷かったかもしれませんが、最後までお付き合いいただき、嬉しく思います!
また、別の作品を作るかもしれませんが、その時もお付き合いいただけたらな、と思います!
最後に、ありがとうございました!