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6 アイテム二十種類に到達

 

 今日初めて手に入れたアイテムは勿論ですが、すでに手に入れていたアイテムの詳細も、すべて確認することにします。

 アイテムの絵に色がついているものを数えてみると、二十種類になっていました!

 詳細は以下のようになります。


『アイテムNo.1 ゴミ・十二個 価格:2G

……魔物が出したゴミを消臭袋に詰めた物。ゴミを袋から出すと臭いので注意。消臭袋のサイズは背負い袋の約半分』


『アイテムNo.2 薬草・五十八個 価格:100G

……ダンジョンの中で育った薬草。苦みも無く意外と美味しい。体力を20回復』


 薬草は、カウント済みの物を持って行き、八個使用したので、現在の在庫は五十個です。


『アイテムNo.4 蜂蜜・三十九個 価格:400G

……ダンジョン産の、瓶に入った蜂蜜。スッキリした甘さでとても美味しい。魔力を10回復』


 蜂蜜は、一個試食したので、在庫は三十八個です。


『アイテムNo.5 リンゴ・三個 価格:150G

……ダンジョンで育てられた赤色の実。色が濃い物ほど美味しい。魔力を5回復』


 リンゴは、後で一つ試食するつもりなので、在庫は二個の予定です。


『アイテムNo.7 クッキー・三十九個 価格:200G

……ダンジョン産の、袋入り手作りクッキー。素朴な味でサクサクした食感。体力を10回復』


 クッキーは、一個試食したので、在庫は三十八個です。


『アイテムNo.8 クラッカー・五個 価格:200G

……ダンジョン産の、袋入り手作りクラッカー。そのまま食べても美味しいし、料理にも使える優れ物。体力を10回復』


 クラッカーは、後で一個試食するつもりなので、在庫は四個の予定です。


『アイテムNo.9 鉄のナイフ・六個 価格:1000G

……鉄で作られたナイフ。シンプルなデザインで、普段使いもできそう。物理攻撃に2プラス』


『アイテムNo.10 鉄の剣・二個 価格:2000G

……鉄で作られた剣。デザインが全て同じように見えるが、そうでもないようだ。物理攻撃に4プラス』


『アイテムNo.11 木の棒・五個 価格:500G

……その辺にある木で適当に作った棒。気をつけないと、すぐ折れる。魔法攻撃に1プラス』


『アイテムNo.12 木の杖・六個 価格:900G

……建築用の木材で作った杖。以外と丈夫で敵を殴ることもできる。魔法攻撃に3プラス』


 木の杖は、一個は自分用なので、在庫は五個です。


『アイテムNo.13 布の服・八個 価格:500G

……綿でできた服。あまり防御力はないが、肌に優しい。物理防御に1プラス』


 布の服は、一個は自分用なので、在庫は七個です。


『アイテムNo.14 皮の胸当て・七個 価格:2000G

……ある魔物の皮を使った胸当て。丁寧に鞣しているので着心地が良い。物理防御に3プラス』


 皮の胸当ては、一個は自分用なので、在庫は六個です。


『アイテムNo.15 皮のブーツ・二個 価格:1000G

……ある魔物の皮を使ったブーツ。丁寧に鞣しているので着心地が良い。物理防御に2プラス』


 皮のブーツは、一個は自分用にするので、在庫は一個です。


『アイテムNo.17 白いブレスレット:攻・二個 価格:1000G

……白い何かで作った玉が連なったブレスレット。物理攻撃アップの魔力が込められている。物理攻撃に1プラス』


 ブレスレットは、ちょっと悩みましたが、杖で殴るのに少しは効果があるかもしてませんので、一個は自分用にする予定です。なので、在庫は一個です。


『アイテムNo.22 スライムの核・十六個 価格:20G

……スライムの体内にある核。何か装備品が作れるかも』


『アイテムNo.23 魔物の肉・二十一個 価格:10G

……魔物の肉の一部分。とても臭くて食べられないが、きっと何かに使えるはず』


『アイテムNo.24 魔物の骨・二十個 価格:30G

……魔物の骨の一部分。何か装備品が作れるかも』


『アイテムNo.27 折れたナイフ・九個 価格:10G

……魔物を深く切りすぎて根元からポッキリ折れてしまったナイフ。鋳つぶして新たな商品にするしかない』


『アイテムNo.28 折れた剣・二個 価格:10G

……魔物を切りそこね、堅い床や壁にぶつけてポッキリ半分に折れてしまった剣。鋳つぶして新たな商品にするしかない』


『アイテムNo.29 折れた棒・九個 価格:10G

……魔物を殴りすぎて折れた棒。もう後は薪にでもするしかない』


 以上、アイテム総数は二百七十一個となりました。


 食物類は、やはりかなり期待できます。

 どうすればいいかよく分からないアイテムも、アドバイスらしき文章が書いてあります。

 そして、杖で魔物を殴りすぎると、折れてしまうということも分かりました。

 改めて見ると、とても参考になりました。

 これでどんなアイテムでも売れる! ……といいな。


 ここで休憩がてら、リンゴとクラッカーの試食です。


 まずはリンゴから。

 色がより濃い物は、明日の為に残しておきます。


 シャリシャリ、もぐもぐ……ごっくん。


 素晴らしいリンゴです。

 普通のリンゴに比べて甘みが強く、食感もいいです。

 価格が少し高いかと思いましたが、これなら納得の金額です。


 次はクラッカーです。袋に五枚程入っています。

 一枚はそのまま食べます。


 サクサク、もぐもぐ……ごっくん。


 そのままで十分美味しいです。いい塩加減です。

 残り四枚は、台所に残っていた食材の、ジャムやチーズなどと一緒に食べてみます。


 ぱくり、サク、もぐもぐ……ごっくん。

 ぱくり、サク、もぐもぐ……ごっくん。


 ジャムやチーズをのせて食べると、さらに美味しくなりました。

 食卓のおかずの一品として活躍しそうです。


 さて、美味しい物を食べて元気が出ましたので、明日の準備に取りかかることにします。


 まず、目玉商品の所には、ある程度数がそろっている、『薬草』と『蜂蜜』と『クッキー』を置くことにします。

 入って右側にある棚は、左側の棚より少し幅がせまいので、左側の棚に壊れていない装備品類を置きます。

 右側はというと……謎の物体達を置くことにします。

 あと、数が少ない『リンゴ』と『クラッカー』は、カウンターに見栄え良く置くことにします。


 それと、お店の前に置く立て看板を用意します。

 立て看板には、このお店の特長を書いておきます。


『エストロ町にある、三つのダンジョンの品のみを扱う専門店です。

 エストロ町のダンジョンで手に入ったアイテムなら、どんなアイテムでも売買します!

 ただし、アイテムを加工した物は、お取り扱いできません。

 詳しくは、店主へお尋ね下さい』


 とりあえず、こんなものでしょう。

 何とかお店の体裁が調いましたので、残りは明日の朝にすることにします。


 それと、今日のアイテム買取を、9000G渡しましたが、本に書いてある価格の半値で計算してみると、15727Gとなりました。

 明日、差額の6727Gを二人に渡すのを忘れないようにせねばなりません。


 さて、疲れたので、今日はもう寝るとします。




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