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第05話 いざ森脱出へ

土日になんとか1話分だけ書けたけど、時間を空けると設定を忘れてしまう事実に気づく。なんかおかしいところがあるかもしれません。とゆーか、おかしいねw 投稿した後、再度読み直して、ちょっと修正しました。

アニメでよく見ていたフェンリル。チート従魔にふさわしいことこの上ない。俺はそのフェンリルのステータスをみて驚愕していた。


「主のステータスも見たが我の事よりも主だ。主は弱すぎる。レベルが上がらないと大幅には強くなれんぞ?」


「そりゃそうなんだが、ヴァイスが周りの魔物倒してたんだろう? しょうがないじゃないか。それよりも、森から抜ける方法をしらないか?」


「ここから北にまっすぐ300km程行ったところに町ならあるぞ? ちなみにここは森の奥深くだから魔物は我より劣るが人間にとってはかなり強い魔物もいるぞ?」


「300km!!!! 奥深く!!!!」


驚愕! めっちゃ遠いですやん。大森林の奥から冒険スタートしちゃってたんかい。

そりゃー森しか視界に入らんわけだ。


「我の足なら1日もあれば抜けられる距離だぞ。なんなら我がのせていってやろうか?」


「速いな! かなり速いよ! それもいいが、町の場所がわかるならここから出るついでにゆっくりレベルを上げながら行きたいな。」


「ぷるぷるぷる♪」


ん? プリンを見ると、プリンはヴァイスの背中に乗って楽しそうにしていた。

ヴァイスの毛は……ちゃんとあるようだ。


「プリンよ。お主もレベルは上げよ!」


「ぷるぷるぷる?」


「そうだ! そうすれば守れるようになるだろう?」


「ぷるぷるぷる!」


「いい心がけだ!」


ヴァイスはプリンが何を言ってるのかわかるのかな? 魔物同士だから? わからんがまぁそこは突っ込んでやらないでおこう。と今後の予定を立てていると


ピコン! メールが届きました! と視界の左上にメールのアイコンが


「え? なにその機能は。誰からのメールだ? ってあの人しかいないか」


なんとなくそのメールのアイコンを手で叩く感じで触ると……


―――――――――――――――――――――――――――

ワープ先がまだ調子悪くて変なとこにワープしちゃってたみ

たいだけどとりあえず、大丈夫そうだね。

安心したよー☆ 元の世界に戻ってきたいときは右下の【帰

還】【転移】をタッチしたら行き来ができるよー☆

いちいち電話とかメールじゃ大変だからそうしといたよー☆

てことで、わからないことあったらメールしておいてね☆

じゃ、楽しい異世界ライフを~☆    案内人(神)より

―――――――――――――――――――――――――――


「文章長い! 読みづらい! でも、帰り方はわかった」


ヴァイスとプリンを見る。


「なんだ? 主?」


「ぷるぷるぷる?」


どうやらこのメールの文章は俺にしか見えてないようだ。


「いや、俺は違う世界の人間でな。元の世界にも戻れるみたいなんだよ。それでな、試しに戻ってみたいんだ。もちろんすぐに戻るつもりだから、ちょっとここで待っててくれないかな?」


「にわかに信じられんが……主がいきなり現れた理由はそういう事か。それならわかった。我がおればプリンは守ってやれるしよかろう!」


「ぷるぷるぷる♪」


どうやら大丈夫そうだ。


「よし。じゃあ試しに帰還してみるか。」


帰還をタッチ。


すると……


「おぉ! 主が消えてく! 戻ってくるのを待っておるぞ!」


「ぷるぷるぷる♪」


俺はそのまま消えた……と思ったら車の中にいた。

しかも紙を持ったままのあの時の状態のままで!


「おぉ! 戻ってる!」


バックミラーで自分の顔を確認する。


「おじさん顔確認! 無精髭あり!」


確かに時間はこっちでは変わってない。いつもの白髪があるおじさん=俺だ。

車から降りて少し動いてみる。やっぱりあっちと違って動きが重い気がする。当然ちょっと変な動きしたところで、誰も居ない。転移する前に確認済みだからだ。


「帰還 転移 の文字もちゃんと見えてるな、よし」


車に戻り、紙に書いてあるあの電話にかける。


「はいはーい☆ どうだったー? あっちの世界はー?」


いつもの若い女性の声だ。


「あ、とても楽しそうでした。死ぬかと思った時もありましたが。」


「転移の調子が悪くてごめんねー☆ まさかあんなとこいくなんて思ってなかったからさー☆」


「大丈夫です。なんとかやっていけそうですし。」


「了解~☆ じゃあ何かあったら連絡するから異世界生活楽しんでねー☆」


電話を切った後、俺は転移をタッチした。そしてまた気絶して眼の前が真っ暗に……ならなかった。ぐにゃんと視界が渦巻くと目の前にヴァイスとプリンがいた。


「おぉ。戻ってきた」


俺は驚きつつもヴァイスをみながら呟いた。ヴァイスは何か震えながら


「消えたと思ったら主が数分で出てきた。これが転移というものか。初めてみる」


「ぷるぷるぷる♪」


プリンも震えてるのかな? わからんな。するとヴァイスが話の続きとばかりに


「ちなみに、我は人間との関わり合いは一度もしておらん。そこんとこも頭に入れておいてくれ」


「なるほど。わかった。とりあえず北へ一番近い町に向けて移動しよう」


それから俺達は俺の歩く速度が遅いのが嫌なのか、ヴァイスが


「遅い!乗れ!」


といってヴァイスの背にプリンと俺を乗せ移動をした。したのだが、


「ちょ!待て待て待て! 早すぎて落ちる~~~!」


「安心しろ主よ。我が風魔法で落ちないようにしておろう?」


「おぉおお! 言われてみれば風の抵抗がない!」


「ついでに、弱い魔物がいたらお主とプリンのレベルも上げていくぞ!」


「あぁ、やっぱりそうなりますよね? わかってました」


「ぷるぷるぷる!」


プリン、それは頑張る! って言ってるのかな? まぁいい。


と夕方になるまで魔物を倒しながら北へ疾走した。



**



そして休めそうな所に到着したのだが……


「疲れたー! なにあのゴブリン! めちゃくちゃ臭くて近寄るだけで気持ち悪くなるんですけど! 角うさぎは戦った事あるからなんとか行けたけど、オークとか、気持ち悪いー! あれはまだ無理だろーヴァイス!!!!」


「ぷるぷるぷる……」


プリンはすこし平べったい。それはしんどかったって事かな?


「何を言う。我が戦いやすいようにおさえておいてやっておいただろうに。あの程度の魔物倒せなくてどうする。しかもプリンは物理無効なんだぞ? 二人で戦えば傷一つおわないはずだ」


……ヴァイスさん? レベル2だったの忘れてませんか? そもそもおさえてくれないと攻撃が当たらないんですよ?


となんとか魔物を相当数倒して、アイテム袋へ入れたので、食料の貯蓄は余裕だった。

そんな俺達のステータスはこんな感じとなった。


名前:村木京介

職業:アニオタ

LV:5

HP:43 MP:16

ATK:14 DEF:11 MAG:7 SPD:12

スキル一覧

鑑定 アイテム袋(時間ストップ無限収納) 夜目 不眠不休 テイマー 種火(火魔法)


名前:プリン(スライム)

職業:京介の従魔

LV:5

HP:18 MP:6

ATK:8 DEF:9 MAG:5 SPD:21

スキル一覧

物理無効 触手 初級回復魔法 変形


目立った内容はそれほどないが、プリンが変形スキルを獲得していた。今日はここで休もうか。


「じゃあヴァイス! 道中きいたが、本当に見張りは任せていいんだな?」


「いいぞ主。もっとも我に近づく奴はおらんだろうがな」


これで毎日安心して寝られるようになった俺とプリンであった。あ、勿論食事は肉を大量に焼いたものと水分はボボンの実、後はいつものパンだな。順調に力が上がってるはず?


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